死体をめぐる一夜の大騒動を描く香港ブラックコメディ 『四十四にして死屍死す』、大阪アジアン映画祭スペシャルオープニング作品に決定!
大阪春の風物詩、第18回大阪アジアン映画祭が、3月10日(金)~19日(日)まで、ABCホール、シネ・リーブル梅田、大阪中之島美術館、梅田ブルク7、国立国際美術館にて開催される。今年は、新たな趣向として、メイン会場となるABCホールにて最初の上映前に、ゲストを迎えてのスペシャル・オープニング・セレモニーを開催。そして、そのスペシャル・オープニング作品に、長編初監督作となる前作『正義迴廊(原題)』が香港電影金像奨(4月16日最終結果発表予定)で作品賞、監督賞、新人監督賞など最多部門でノミネートされている期待の新鋭、ホー・チェクティン監督の最新作『四十四にして死屍死す』(シジュウシニシテシシシス)を世界初上映することが決定した。
高級マンションを舞台に、裸の男性の死体が突然現れたことから起きる、責任のなすりつけあいは、同じ階のご近所さんを巻き込みながら、大騒動になっていく。思いもかけないことがきっかけで、それぞれの家族模様が変化していく様をブラックコメディーの中にも丁寧に織り込んでいる。
個性豊かな登場人物に命を吹き込むのは、OAFF2023上映作品『香港ファミリー』 (過時·過節)やOAFF2022『ママの出来事』(阿媽有咗第二個)に出演のテレサ・モー(毛舜筠)、『全力スマッシュ』(全力扣殺/OAFF2015)、『エリサの日』(遺愛/OAFF2021)のロナルド・チェン(鄭中基)、『ミッドナイト・アフター』(那夜凌晨,我坐上了旺角開往大埔的紅VAN/2014)、『王家欣 ウォン・カーヤン』(王家欣/OAFF2016)のウォン・ヤウナム(黃又南)、『僻地へと向かう』(別題:縁路はるばる)(緣路山旮旯/OAFF2022)、『姉妹関係』(骨妹/OAFF2017)のジェニファー・ユー(余香凝)、人気グループMIRRORのメンバーで『香港ファミリー』にも出演のイーダン・ルイ(呂爵安)、同じくMORRORメンバーで『ママの出来事』に出演のジャー・ラウ(柳應廷)、『エリサの日』、『G殺』(OAFF2019)のハンナ・チャン(陳漢娜)、そして『正義迴廊』で金像奨主演男優賞にノミネートのヨン・ワイルン(楊偉倫)、などベテランから若手まで近年の香港映画界を彩る俳優陣が勢揃い。見事な群像コメディをぜひ堪能してほしい。
3/19(日) 18:30より、梅田ブルク7シアター7でも上映する。チケット情報はコチラ
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