2024.07.22 00:06「キャラクタライズされた毒婦というイメージではない姿を見てもらいたい」 和歌山毒物カレー事件の真相を検証した『マミー』二村真弘監督インタビュー 1998年7月に発生し、2009年5月、最高裁で林眞須美の死刑が確定した和歌山毒物カレー事件の真相を検証するドキュメンタリー映画『マミー』が、2024年8月3日(土)より第七藝術劇場、京都シネマ、元町映画館他、全国順次公開される。 一貫して毒物カレー事件の無実を訴え続ける林眞須美について、夫や長男、関係者へのインタビューを通して毒物カレー事件と保険金詐欺事...
2024.06.25 12:15『ふたごのユーとミー 忘れられない夏』特別な絆と呪縛のはざまで 双子といえば、大抵の人が思い浮かべるのは「うりふたつ」とか、「見分けがつかない」という、いわゆる一卵性双生児ではないだろうか。わたしも自分が双子を妊娠しているとわかったとき、親しか見分けがつかない瓜二つの双子のイメージしかなかった。実際はいまだに間違われたことがないぐらい、双子どころか兄弟というよりは他人ぐらいに似ていない男の双子だった。顔が違うと性格も真...
2024.06.22 13:08「この作品に関わっている時間全てがハイライト」『東京カウボーイ』の井浦新と藤谷文子が、元町映画館でアメリカ撮影の舞台裏や思いを語る 効率主義のサラリーマンが、出張先のアメリカ・モンタナ州の牧場でカウボーイ文化に触れ、人生を見つめ直すヒューマン『東京カウボーイ』が、6月22日(土)から元町映画館で2週間公開中だ。キャリア初期に山田洋次監督の弟子入りを志願し、山田組の海外現場を手伝った経歴の持ち主であるマーク・マリオット監督のもと、本作でアメリカ映画主演デビューを果たした井浦新と、共同脚本...
2024.07.22 00:06「キャラクタライズされた毒婦というイメージではない姿を見てもらいたい」 和歌山毒物カレー事件の真相を検証した『マミー』二村真弘監督インタビュー 1998年7月に発生し、2009年5月、最高裁で林眞須美の死刑が確定した和歌山毒物カレー事件の真相を検証するドキュメンタリー映画『マミー』が、2024年8月3日(土)より第七藝術劇場、京都シネマ、元町映画館他、全国順次公開される。 一貫して毒物カレー事件の無実を訴え続ける林眞須美について、夫や長男、関係者へのインタビューを通して毒物カレ...
2024.05.23 23:00自分の中の「好きなこと」を考えてみたくなる『スミコ22』福岡佐和子監督、堀春菜さん(出演)、はまださつきさん(出演・助監督)インタビュー 福岡佐和子とはまださつきによる映像制作ユニット「しどろもどリ」の最新作『スミコ22』が、6月29日(土)より新宿K's cinema他、全国順次公開される。堀春菜(『浜辺のゲーム』『大観覧車』)を主演に迎え、スミコの「自分の感覚がひどく曖昧なものになっていること」に気づいた22歳の日々を、日記調で綴っていく。ちょっとした日常...
2024.05.10 22:56「この作品をきっかけに、もっと自分のことを語ってほしい」実話を基にした命と向き合う群像劇『渇愛の果て、』で長編監督デビューの有田あんさんインタビュー 友人の出⽣前診断をきっかけに、妊娠・出産について取材をし、実話を基に制作した群像劇『渇愛の果て、』が、2024年5月18日(土)より新宿K's cinema、6月1日(土)よりシアターセブンほか全国順次公開される。 監督は「家族・人間愛」をテーマにし、あて書きベースの脚本で舞台の公演を行ってきた「野生児童」主宰の有田あん。演劇的要素も取...
2024.05.08 03:28人生で悩んでいても「長生きしているといつか光が射し、希望が見える」 『94歳のゲイ』吉川元基監督インタビュー 長年、孤独の中で生きてきた高齢の同性愛者、長谷忠さんを丹念に取材し、日本で同性愛が「治療可能な精神疾患」とされた歴史も紐解くドキュメンタリー映画『94歳のゲイ』が、2024年5月18日(土)より第七藝術劇場、シアターセブン、5月24日(金)よりアップリンク京都、6月8日(土)より元町映画館他、全国順次公開される。 監督は、MBS毎日放送...
2024.04.26 08:55ジャーナリスト、北角裕樹さんに聞くミャンマー情勢の変遷と、セルフドキュメンタリー『夜明けへの道』が示した映画監督の決意 2021年2月1日、ミャンマーの軍事クーデターにより突如日常や自由を奪われ、指名手配となった映画監督による、自身の逃亡生活と決意を記録したセルフドキュメンタリー『夜明けへの道』が5月4日(土)より第七藝術劇場、5月17日(金)より京都シネマ、以降元町映画館他全国順次公開される。 エンターテインメント作品を多く手がけるヒットメーカーのコ・...
2024.04.16 11:31「生活保護の恩恵を受けたからこそ大きな衝撃を受けた事件を手掛かりに」 『スノードロップ』吉田浩太監督、出演の西原亜希さん、イトウハルヒさん、小野塚老さん、みやなおこさん、芦原健介さんインタビュー 3月に開催された第19回大阪アジアン映画祭で、コンペティション部門の吉田浩太監督作『スノードロップ』が世界初上映された。監督は『Sexual Drive』(21)、『愛の病』(18)の吉田浩太。自身の受給経験を鑑み、矛盾した生活保護の在り方に一石を投じる重厚なヒューマンドラマの本作で、新境地をみせている。認知症の母の介護をひとりで担って...
2024.06.25 12:15『ふたごのユーとミー 忘れられない夏』特別な絆と呪縛のはざまで 双子といえば、大抵の人が思い浮かべるのは「うりふたつ」とか、「見分けがつかない」という、いわゆる一卵性双生児ではないだろうか。わたしも自分が双子を妊娠しているとわかったとき、親しか見分けがつかない瓜二つの双子のイメージしかなかった。実際はいまだに間違われたことがないぐらい、双子どころか兄弟というよりは他人ぐらいに似ていない男の双子だった...
2024.05.31 04:54『ちゃわんやのはなし -四百年の旅人-』朝鮮から薩摩へ。継承の歴史と伝統を守る覚悟 日本の陶磁器は日本の文化の中で、各地方の土の質に合わせて生まれ、それぞれの地域で誕生から現在に至るまで継承されていると漠然と思っていたが、本作はそんなわたしたちを、朝鮮陶工たちが日本で根付かせた薩摩焼の歴史と、その伝統と向き合い続けてきた各世代の沈壽官たちの物語に誘う。日本と朝鮮の歴史の交差点からはじまり、19世紀半ばのパリ万博、ウィー...
2022.06.22 14:02『彼女たちの革命前夜』70年代イギリスのフェミニズム運動家が切り込んだ「ミス・ワールド」 アメリカのフェミニズム運動のパイオニア、グロリア・スタイネムの人生を描く『グロリアス 世界を動かした女たち』、世界初の女性映画監督でありながら、長年消された存在と言われてきたアリス・ギイの人生とその足跡をたどる『映画はアリスから始まった』と、今年、フェミニズム映画が続々公開されている。まさに今の道を切り開いた先人の女性たちの志や闘いに今...
2024.06.22 13:08「この作品に関わっている時間全てがハイライト」『東京カウボーイ』の井浦新と藤谷文子が、元町映画館でアメリカ撮影の舞台裏や思いを語る 効率主義のサラリーマンが、出張先のアメリカ・モンタナ州の牧場でカウボーイ文化に触れ、人生を見つめ直すヒューマン『東京カウボーイ』が、6月22日(土)から元町映画館で2週間公開中だ。キャリア初期に山田洋次監督の弟子入りを志願し、山田組の海外現場を手伝った経歴の持ち主であるマーク・マリオット監督のもと、本作でアメリカ映画主演デビューを果たし...
2024.06.03 02:33出産後悩む女性に「命を生み出したのだから悩んで当然、大丈夫やで」と伝えたい〜『渇愛の果て、』有田あん監督とモデルになった女性が語り合う 劇団「野生児童」主宰の有田あんが、友人の出⽣前診断をきっかけに、妊娠・出産について取材をし、実話を基に制作した群像劇『渇愛の果て、』が、6月1日にシアターセブンにて公開初日を迎えた。 上映後登壇した有田監督は、制作の経緯について「ハルさんとは昔から近しい関係で、2019年ごろから妊娠中や出産後の悩みを電話で聞いていました。体...
2024.04.07 06:04「お客さまに希望や救いを持って映画館を出てもらいたい」『ブルーイマジン』松林麗監督と脚本の後藤美波、元町映画館で作品に込めた想いを語る 性暴力やさまざまなハラスメント被害者の救済や共助を掲げるシェアハウスを舞台に、心に深い傷を負った女性たちの信念と連帯と葛藤を描いた青春群像劇『ブルーイマジン』が、4月6日(土)から元町映画館で2週間公開される。公開初日の上映後、本作のプロデューサーでもある松林麗監督と、急遽登壇が決定した脚本、プロデューサーの後藤美波さんが登壇し、舞台挨...
2023.12.14 13:17パレスチナ問題の原点を描く劇場未公開の傑作『ファルハ』も緊急上映!『イスラーム映画祭9』2024年春に東京・名古屋・神戸で開催決定! 2015年12月にスタートし、2017年から神戸・元町映画館でも開催され、中東や北アフリカに広がる「イスラーム文化圏」の映画を紹介するだけでなく、映画のテーマに合わせた専門家のトークゲストによるセッションも人気を呼んでいる「イスラーム映画祭」。昨今の円安により開催が危ぶまれたものの、継続を望む多くの声に応え、「イスラーム映画祭9」を20...
2023.10.31 13:16中国の鬼才、ビー・ガン ショートストーリーが、11月3日よりワンコインで1週間限定公開! ビー・ガン監督の名を世に知らしめた『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』から5年。カンヌ国際映画祭で突如発表した15分のショートフィルムが、11月3日よりシネ・リーブル梅田、アップリンク京都、シネ・リーブル神戸 、なんばパークスシネマにて世界初となる単独劇場公開される(1週間限定)。
2023.09.28 10:18映画「ぼくらのレシピ図鑑シリーズ」 初の特集上映が 10/7より大阪、10/21より名古屋、11/17・18に神戸で開催!安田真奈監督のメッセージも到着! 2018年にスタートした映画「ぼくらのレシピ図鑑シリーズ」で製作された3本の映画『36.8℃サンジュウロクドハチブ』(2018)、『夏、至るころ』(2020)、『メンドウな人々』(2023)の初となる特集上映が、10月7日より大阪・シアターセブンにて1週間、10月21日より名古屋・シアターカフェにて5日間、11月17、18日に神戸三宮シ...
2024.03.27 13:19瞑想し、日替わり店主の風に吹かれて 展覧会「旅する木 髙濱浩子 めぶきのまつり」、ギャラリー島田で開催中 神戸のハンター坂沿いにあるギャラリー島田にて、4月9日(火)まで展覧会「旅する木 髙濱浩子 めぶきのまつり」が開催中だ。 髙濱浩子さんプロフィール画家・アーティスト。1969年神戸生まれ。美術学校で日本画を学んだ後、平面に限らず作品を発表。1995年 阪神淡路大震災での体験をきっかけに人間とアートについて探求し始める。2008年 詩人ラ...
2022.10.07 11:46一度観たら忘れられない!世界中で愛される南米の巨匠自ら監修の「ボテロ展 ふくよかな魔法」、京都市京セラ美術館で10/8より開催今年で90歳を迎え、今も創作活動に励んでいる南米コロンビア出身の芸術家、フェルナンド・ボテロ。今年公開されたドキュメンタリー映画『フェルナンド・ボテロ 豊満な人生』で波乱と苦悩に満ちながらも、アートの力を信じて創作活動を続けたボテロとの出会いを果たした人も多いのではないか。人物も静物もすべてふくよかな独自のフォルムと色遣いで、一度観たら忘...
2022.07.17 12:59おとなりの人を想う心が繋がって「国境なきマトリョーシカ展」、8/4より神戸・花森書林で開催 ロシア、ウクライナの民芸品として人気のあるマトリョーシカ。入れ子状になっている3体や5体をずらりと並べると、その愛らしさに心を掴まれる。コロナ前までは土産物としても人気の高かったこのマトリョーシカには、「子孫繁栄」という人類共通の願いが込められているという。 マトリョーシカに様々な思いを込め、プロ、アマ問わず総勢17組が絵付けしたマトリ...
2024.07.22 00:06「キャラクタライズされた毒婦というイメージではない姿を見てもらいたい」 和歌山毒物カレー事件の真相を検証した『マミー』二村真弘監督インタビュー 1998年7月に発生し、2009年5月、最高裁で林眞須美の死刑が確定した和歌山毒物カレー事件の真相を検証するドキュメンタリー映画『マミー』が、2024年8月3日(土)より第七藝術劇場、京都シネマ、元町映画館他、全国順次公開される。 一貫して毒物カレー事件の無実を訴え続ける林眞須美について、夫や長男、関係者へのインタビューを通して毒物カレ...
2024.06.25 12:15『ふたごのユーとミー 忘れられない夏』特別な絆と呪縛のはざまで 双子といえば、大抵の人が思い浮かべるのは「うりふたつ」とか、「見分けがつかない」という、いわゆる一卵性双生児ではないだろうか。わたしも自分が双子を妊娠しているとわかったとき、親しか見分けがつかない瓜二つの双子のイメージしかなかった。実際はいまだに間違われたことがないぐらい、双子どころか兄弟というよりは他人ぐらいに似ていない男の双子だった...
2024.06.22 13:08「この作品に関わっている時間全てがハイライト」『東京カウボーイ』の井浦新と藤谷文子が、元町映画館でアメリカ撮影の舞台裏や思いを語る 効率主義のサラリーマンが、出張先のアメリカ・モンタナ州の牧場でカウボーイ文化に触れ、人生を見つめ直すヒューマン『東京カウボーイ』が、6月22日(土)から元町映画館で2週間公開中だ。キャリア初期に山田洋次監督の弟子入りを志願し、山田組の海外現場を手伝った経歴の持ち主であるマーク・マリオット監督のもと、本作でアメリカ映画主演デビューを果たし...
2024.06.03 02:33出産後悩む女性に「命を生み出したのだから悩んで当然、大丈夫やで」と伝えたい〜『渇愛の果て、』有田あん監督とモデルになった女性が語り合う 劇団「野生児童」主宰の有田あんが、友人の出⽣前診断をきっかけに、妊娠・出産について取材をし、実話を基に制作した群像劇『渇愛の果て、』が、6月1日にシアターセブンにて公開初日を迎えた。 上映後登壇した有田監督は、制作の経緯について「ハルさんとは昔から近しい関係で、2019年ごろから妊娠中や出産後の悩みを電話で聞いていました。体...
2024.05.31 04:54『ちゃわんやのはなし -四百年の旅人-』朝鮮から薩摩へ。継承の歴史と伝統を守る覚悟 日本の陶磁器は日本の文化の中で、各地方の土の質に合わせて生まれ、それぞれの地域で誕生から現在に至るまで継承されていると漠然と思っていたが、本作はそんなわたしたちを、朝鮮陶工たちが日本で根付かせた薩摩焼の歴史と、その伝統と向き合い続けてきた各世代の沈壽官たちの物語に誘う。日本と朝鮮の歴史の交差点からはじまり、19世紀半ばのパリ万博、ウィー...
2024.05.23 23:00自分の中の「好きなこと」を考えてみたくなる『スミコ22』福岡佐和子監督、堀春菜さん(出演)、はまださつきさん(出演・助監督)インタビュー 福岡佐和子とはまださつきによる映像制作ユニット「しどろもどリ」の最新作『スミコ22』が、6月29日(土)より新宿K's cinema他、全国順次公開される。堀春菜(『浜辺のゲーム』『大観覧車』)を主演に迎え、スミコの「自分の感覚がひどく曖昧なものになっていること」に気づいた22歳の日々を、日記調で綴っていく。ちょっとした日常...
2024.05.10 22:56「この作品をきっかけに、もっと自分のことを語ってほしい」実話を基にした命と向き合う群像劇『渇愛の果て、』で長編監督デビューの有田あんさんインタビュー 友人の出⽣前診断をきっかけに、妊娠・出産について取材をし、実話を基に制作した群像劇『渇愛の果て、』が、2024年5月18日(土)より新宿K's cinema、6月1日(土)よりシアターセブンほか全国順次公開される。 監督は「家族・人間愛」をテーマにし、あて書きベースの脚本で舞台の公演を行ってきた「野生児童」主宰の有田あん。演劇的要素も取...
2024.05.08 03:28人生で悩んでいても「長生きしているといつか光が射し、希望が見える」 『94歳のゲイ』吉川元基監督インタビュー 長年、孤独の中で生きてきた高齢の同性愛者、長谷忠さんを丹念に取材し、日本で同性愛が「治療可能な精神疾患」とされた歴史も紐解くドキュメンタリー映画『94歳のゲイ』が、2024年5月18日(土)より第七藝術劇場、シアターセブン、5月24日(金)よりアップリンク京都、6月8日(土)より元町映画館他、全国順次公開される。 監督は、MBS毎日放送...
2024.04.26 08:55ジャーナリスト、北角裕樹さんに聞くミャンマー情勢の変遷と、セルフドキュメンタリー『夜明けへの道』が示した映画監督の決意 2021年2月1日、ミャンマーの軍事クーデターにより突如日常や自由を奪われ、指名手配となった映画監督による、自身の逃亡生活と決意を記録したセルフドキュメンタリー『夜明けへの道』が5月4日(土)より第七藝術劇場、5月17日(金)より京都シネマ、以降元町映画館他全国順次公開される。 エンターテインメント作品を多く手がけるヒットメーカーのコ・...
2024.04.16 11:31「生活保護の恩恵を受けたからこそ大きな衝撃を受けた事件を手掛かりに」 『スノードロップ』吉田浩太監督、出演の西原亜希さん、イトウハルヒさん、小野塚老さん、みやなおこさん、芦原健介さんインタビュー 3月に開催された第19回大阪アジアン映画祭で、コンペティション部門の吉田浩太監督作『スノードロップ』が世界初上映された。監督は『Sexual Drive』(21)、『愛の病』(18)の吉田浩太。自身の受給経験を鑑み、矛盾した生活保護の在り方に一石を投じる重厚なヒューマンドラマの本作で、新境地をみせている。認知症の母の介護をひとりで担って...
2024.04.08 01:05「かづゑさんの話は、生き抜くための大変普遍的なもの」ハンセン病回復者の宮崎かづゑさん夫妻を8年間見つめた『かづゑ的』熊谷博子監督インタビュー『三池 終わらない炭鉱(やま)の物語』『作兵衛さんと日本を掘る』の熊谷博子監督によるドキュメンタリー映画『かづゑ的』が、4月12日(金)より京都シネマ、4月13日(金)より第七藝術劇場、元町映画館にて公開される。 瀬戸内海にある国立ハンセン病療養所、長島愛生園に10歳で入所して以来、80年以上ずっとこの島で生きてきたハンセン病回復者の宮崎...
2024.04.07 06:04「お客さまに希望や救いを持って映画館を出てもらいたい」『ブルーイマジン』松林麗監督と脚本の後藤美波、元町映画館で作品に込めた想いを語る 性暴力やさまざまなハラスメント被害者の救済や共助を掲げるシェアハウスを舞台に、心に深い傷を負った女性たちの信念と連帯と葛藤を描いた青春群像劇『ブルーイマジン』が、4月6日(土)から元町映画館で2週間公開される。公開初日の上映後、本作のプロデューサーでもある松林麗監督と、急遽登壇が決定した脚本、プロデューサーの後藤美波さんが登壇し、舞台挨...