2024.04.26 08:55ジャーナリスト、北角裕樹さんに聞くミャンマー情勢の変遷と、セルフドキュメンタリー『夜明けへの道』が示した映画監督の決意 2021年2月1日、ミャンマーの軍事クーデターにより突如日常や自由を奪われ、指名手配となった映画監督による、自身の逃亡生活と決意を記録したセルフドキュメンタリー『夜明けへの道』が5月4日(土)より第七藝術劇場、5月17日(金)より京都シネマ、以降元町映画館他全国順次公開される。 エンターテインメント作品を多く手がけるヒットメーカーのコ・パウ監督の日常が激変...
2024.04.16 11:31「生活保護の恩恵を受けたからこそ大きな衝撃を受けた事件を手掛かりに」 『スノードロップ』吉田浩太監督、出演の西原亜希さん、イトウハルヒさん、小野塚老さん、みやなおこさん、芦原健介さんインタビュー 3月に開催された第19回大阪アジアン映画祭で、コンペティション部門の吉田浩太監督作『スノードロップ』が世界初上映された。監督は『Sexual Drive』(21)、『愛の病』(18)の吉田浩太。自身の受給経験を鑑み、矛盾した生活保護の在り方に一石を投じる重厚なヒューマンドラマの本作で、新境地をみせている。認知症の母の介護をひとりで担ってきた直子役には西原亜...
2024.04.08 01:05「かづゑさんの話は、生き抜くための大変普遍的なもの」ハンセン病回復者の宮崎かづゑさん夫妻を8年間見つめた『かづゑ的』熊谷博子監督インタビュー『三池 終わらない炭鉱(やま)の物語』『作兵衛さんと日本を掘る』の熊谷博子監督によるドキュメンタリー映画『かづゑ的』が、4月12日(金)より京都シネマ、4月13日(金)より第七藝術劇場、元町映画館にて公開される。 瀬戸内海にある国立ハンセン病療養所、長島愛生園に10歳で入所して以来、80年以上ずっとこの島で生きてきたハンセン病回復者の宮崎かづゑさん。84歳で...
2024.04.26 08:55ジャーナリスト、北角裕樹さんに聞くミャンマー情勢の変遷と、セルフドキュメンタリー『夜明けへの道』が示した映画監督の決意 2021年2月1日、ミャンマーの軍事クーデターにより突如日常や自由を奪われ、指名手配となった映画監督による、自身の逃亡生活と決意を記録したセルフドキュメンタリー『夜明けへの道』が5月4日(土)より第七藝術劇場、5月17日(金)より京都シネマ、以降元町映画館他全国順次公開される。 エンターテインメント作品を多く手がけるヒットメーカーのコ・...
2024.04.16 11:31「生活保護の恩恵を受けたからこそ大きな衝撃を受けた事件を手掛かりに」 『スノードロップ』吉田浩太監督、出演の西原亜希さん、イトウハルヒさん、小野塚老さん、みやなおこさん、芦原健介さんインタビュー 3月に開催された第19回大阪アジアン映画祭で、コンペティション部門の吉田浩太監督作『スノードロップ』が世界初上映された。監督は『Sexual Drive』(21)、『愛の病』(18)の吉田浩太。自身の受給経験を鑑み、矛盾した生活保護の在り方に一石を投じる重厚なヒューマンドラマの本作で、新境地をみせている。認知症の母の介護をひとりで担って...
2024.04.08 01:05「かづゑさんの話は、生き抜くための大変普遍的なもの」ハンセン病回復者の宮崎かづゑさん夫妻を8年間見つめた『かづゑ的』熊谷博子監督インタビュー『三池 終わらない炭鉱(やま)の物語』『作兵衛さんと日本を掘る』の熊谷博子監督によるドキュメンタリー映画『かづゑ的』が、4月12日(金)より京都シネマ、4月13日(金)より第七藝術劇場、元町映画館にて公開される。 瀬戸内海にある国立ハンセン病療養所、長島愛生園に10歳で入所して以来、80年以上ずっとこの島で生きてきたハンセン病回復者の宮崎...
2024.04.01 06:50島での撮影は「みんなにとってスペシャルな時間」『ALL THE SONGS WE NEVER SANG』クリス・ルッツ監督、永瀬未留さん、家納ジュンコさん、サンディー海さんインタビュー 3月10日に閉幕した第19回大阪アジアン映画祭で、インディ・フォーラム部門の『ALL THE SONGS WE NEVER SANG』がアジア初上映された。 監督は、東京を拠点に活動するポーランド出身のクリス・ルッツ。母と双子で絶縁状態の叔母レイコを訪ねて島にやってきた17歳のナツミが過ごすひと夏の交流と心の解放を、80年代風シティポッ...
2024.03.27 08:45亡き父のにおいを探してミニシアターを巡る『においが眠るまで』東かほり監督、永妻優一さん(脚本)、蒼井旬さん(出演)インタビュー 第19回大阪アジアン映画祭(OAFF2024)のコンペティション部門に入選し、世界初上映された東かほり監督最新作『においが眠るまで』が、4月6日(土)より御成座(秋田)、シネコヤ(神奈川)にて公開される。 OAFF2022焦点監督として『ほとぼりメルトサウンズ』と短編『暮らしの残像』が上映された東監督。今作はチケット収入すべてを上映する...
2024.03.23 01:40「現代の平塚らいてうや青鞜社のような団体を描きたかった」同じ痛みを持った者たちの共鳴・反射・連帯を描く『ブルーイマジン』松林麗監督インタビュー 映画界のセクシャルハラスメントに立ち向かう長編オムニバス映画『蒲田前奏曲』をプロデュース・出演した松林麗による長編デビュー作『ブルーイマジン』が、第19回大阪アジアン映画祭でJAPAN CUTS Awardスペシャル・メンションに輝いた。 東京・巣鴨を舞台に、女性たちの信念と連帯と葛藤のドラマを描いたオリジナル脚本の青春群像劇は、日本版...
2022.06.22 14:02『彼女たちの革命前夜』70年代イギリスのフェミニズム運動家が切り込んだ「ミス・ワールド」 アメリカのフェミニズム運動のパイオニア、グロリア・スタイネムの人生を描く『グロリアス 世界を動かした女たち』、世界初の女性映画監督でありながら、長年消された存在と言われてきたアリス・ギイの人生とその足跡をたどる『映画はアリスから始まった』と、今年、フェミニズム映画が続々公開されている。まさに今の道を切り開いた先人の女性たちの志や闘いに今...
2022.01.26 08:03『名付けようのない踊り』田中泯がみせる魂の表現 ダンサーとしての田中泯の活動になかなか触れる機会のないまま、俳優としての田中泯の底知れぬ存在感にいつも圧倒されてきた。わたしが俳優、田中泯を知るきっかけだったのは『メゾン・ド・ヒミコ』だが、その犬童一心監督が、以降交流を重ね、今回2017年8月から2019年11月までの世界各地を巡る田中を撮影。アニメーション作家、山村浩二によるアニメー...
2022.01.13 13:06『あした、授業参観いくから。』忘れがたい日が焼き付ける親子の情景 『あした、授業参観いくから。』というタイトルと、片岡礼子扮する英語教師のトップ画像を見て、本作の安田真奈監督の着眼点にさすが!と思った。短編を撮り続けてきた会社員時代を経て、劇場デビュー作となる『幸福(しあわせ)のスイッチ』(06)で電器屋父娘の物語を人情味豊かに描いた安田監督。子育て期に脚本を担当したNHKドラマ「やさしい花」は、児童...
2024.04.07 06:04「お客さまに希望や救いを持って映画館を出てもらいたい」『ブルーイマジン』松林麗監督と脚本の後藤美波、元町映画館で作品に込めた想いを語る 性暴力やさまざまなハラスメント被害者の救済や共助を掲げるシェアハウスを舞台に、心に深い傷を負った女性たちの信念と連帯と葛藤を描いた青春群像劇『ブルーイマジン』が、4月6日(土)から元町映画館で2週間公開される。公開初日の上映後、本作のプロデューサーでもある松林麗監督と、急遽登壇が決定した脚本、プロデューサーの後藤美波さんが登壇し、舞台挨...
2024.03.23 12:57緊急登壇の主演アデラ・ソーに誉められすぎて、リム・カーワイ監督恐縮しきり『すべて、至るところにある』元町映画館舞台挨拶 シネマドリフター(旅する映画監督)、リム・カーワイ監督の『どこでもない、ここしかない』(18)、『いつか、どこかで』(19)に続くバルカン半島3部作の完結編、『すべて、至るところにある』が、3月23日(土)に神戸での初日を迎え、リム監督と、尚玄とW主演のアデラ・ソーさんが舞台挨拶で登壇した。 偶然知り合いと関西に遊びに来ていたところ、リ...
2024.03.09 05:57原題「渡」に次世代へ繋ぎ、救うという意味を込めて 『未来の魂』ジョウ・ジョウ監督、薬師真珠賞受賞のチー・ユンが描いた命の尊厳@第19回大阪アジアン映画祭 第19回大阪アジアン映画祭コンペティション部門作品として、3月7日ABCホール(大阪市北区)にてオーストラリア・中国合作の『未来の魂』が世界初上映され、ジョウ・ジョウ監督、共同脚本、主演のチー・ユンが舞台あいさつで登壇した。介護施設にいる脳性麻痺の叔父の見舞いに通う妊娠中期のシェン・チン(チー・ユン)が、胎児に先天性疾患のある可能性が見...
2023.12.14 13:17パレスチナ問題の原点を描く劇場未公開の傑作『ファルハ』も緊急上映!『イスラーム映画祭9』2024年春に東京・名古屋・神戸で開催決定! 2015年12月にスタートし、2017年から神戸・元町映画館でも開催され、中東や北アフリカに広がる「イスラーム文化圏」の映画を紹介するだけでなく、映画のテーマに合わせた専門家のトークゲストによるセッションも人気を呼んでいる「イスラーム映画祭」。昨今の円安により開催が危ぶまれたものの、継続を望む多くの声に応え、「イスラーム映画祭9」を20...
2023.10.31 13:16中国の鬼才、ビー・ガン ショートストーリーが、11月3日よりワンコインで1週間限定公開! ビー・ガン監督の名を世に知らしめた『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』から5年。カンヌ国際映画祭で突如発表した15分のショートフィルムが、11月3日よりシネ・リーブル梅田、アップリンク京都、シネ・リーブル神戸 、なんばパークスシネマにて世界初となる単独劇場公開される(1週間限定)。
2023.09.28 10:18映画「ぼくらのレシピ図鑑シリーズ」 初の特集上映が 10/7より大阪、10/21より名古屋、11/17・18に神戸で開催!安田真奈監督のメッセージも到着! 2018年にスタートした映画「ぼくらのレシピ図鑑シリーズ」で製作された3本の映画『36.8℃サンジュウロクドハチブ』(2018)、『夏、至るころ』(2020)、『メンドウな人々』(2023)の初となる特集上映が、10月7日より大阪・シアターセブンにて1週間、10月21日より名古屋・シアターカフェにて5日間、11月17、18日に神戸三宮シ...
2024.03.27 13:19瞑想し、日替わり店主の風に吹かれて 展覧会「旅する木 髙濱浩子 めぶきのまつり」、ギャラリー島田で開催中 神戸のハンター坂沿いにあるギャラリー島田にて、4月9日(火)まで展覧会「旅する木 髙濱浩子 めぶきのまつり」が開催中だ。 髙濱浩子さんプロフィール画家・アーティスト。1969年神戸生まれ。美術学校で日本画を学んだ後、平面に限らず作品を発表。1995年 阪神淡路大震災での体験をきっかけに人間とアートについて探求し始める。2008年 詩人ラ...
2022.10.07 11:46一度観たら忘れられない!世界中で愛される南米の巨匠自ら監修の「ボテロ展 ふくよかな魔法」、京都市京セラ美術館で10/8より開催今年で90歳を迎え、今も創作活動に励んでいる南米コロンビア出身の芸術家、フェルナンド・ボテロ。今年公開されたドキュメンタリー映画『フェルナンド・ボテロ 豊満な人生』で波乱と苦悩に満ちながらも、アートの力を信じて創作活動を続けたボテロとの出会いを果たした人も多いのではないか。人物も静物もすべてふくよかな独自のフォルムと色遣いで、一度観たら忘...
2022.07.17 12:59おとなりの人を想う心が繋がって「国境なきマトリョーシカ展」、8/4より神戸・花森書林で開催 ロシア、ウクライナの民芸品として人気のあるマトリョーシカ。入れ子状になっている3体や5体をずらりと並べると、その愛らしさに心を掴まれる。コロナ前までは土産物としても人気の高かったこのマトリョーシカには、「子孫繁栄」という人類共通の願いが込められているという。 マトリョーシカに様々な思いを込め、プロ、アマ問わず総勢17組が絵付けしたマトリ...
2024.04.26 08:55ジャーナリスト、北角裕樹さんに聞くミャンマー情勢の変遷と、セルフドキュメンタリー『夜明けへの道』が示した映画監督の決意 2021年2月1日、ミャンマーの軍事クーデターにより突如日常や自由を奪われ、指名手配となった映画監督による、自身の逃亡生活と決意を記録したセルフドキュメンタリー『夜明けへの道』が5月4日(土)より第七藝術劇場、5月17日(金)より京都シネマ、以降元町映画館他全国順次公開される。 エンターテインメント作品を多く手がけるヒットメーカーのコ・...
2024.04.16 11:31「生活保護の恩恵を受けたからこそ大きな衝撃を受けた事件を手掛かりに」 『スノードロップ』吉田浩太監督、出演の西原亜希さん、イトウハルヒさん、小野塚老さん、みやなおこさん、芦原健介さんインタビュー 3月に開催された第19回大阪アジアン映画祭で、コンペティション部門の吉田浩太監督作『スノードロップ』が世界初上映された。監督は『Sexual Drive』(21)、『愛の病』(18)の吉田浩太。自身の受給経験を鑑み、矛盾した生活保護の在り方に一石を投じる重厚なヒューマンドラマの本作で、新境地をみせている。認知症の母の介護をひとりで担って...
2024.04.08 01:05「かづゑさんの話は、生き抜くための大変普遍的なもの」ハンセン病回復者の宮崎かづゑさん夫妻を8年間見つめた『かづゑ的』熊谷博子監督インタビュー『三池 終わらない炭鉱(やま)の物語』『作兵衛さんと日本を掘る』の熊谷博子監督によるドキュメンタリー映画『かづゑ的』が、4月12日(金)より京都シネマ、4月13日(金)より第七藝術劇場、元町映画館にて公開される。 瀬戸内海にある国立ハンセン病療養所、長島愛生園に10歳で入所して以来、80年以上ずっとこの島で生きてきたハンセン病回復者の宮崎...
2024.04.07 06:04「お客さまに希望や救いを持って映画館を出てもらいたい」『ブルーイマジン』松林麗監督と脚本の後藤美波、元町映画館で作品に込めた想いを語る 性暴力やさまざまなハラスメント被害者の救済や共助を掲げるシェアハウスを舞台に、心に深い傷を負った女性たちの信念と連帯と葛藤を描いた青春群像劇『ブルーイマジン』が、4月6日(土)から元町映画館で2週間公開される。公開初日の上映後、本作のプロデューサーでもある松林麗監督と、急遽登壇が決定した脚本、プロデューサーの後藤美波さんが登壇し、舞台挨...
2024.04.01 06:50島での撮影は「みんなにとってスペシャルな時間」『ALL THE SONGS WE NEVER SANG』クリス・ルッツ監督、永瀬未留さん、家納ジュンコさん、サンディー海さんインタビュー 3月10日に閉幕した第19回大阪アジアン映画祭で、インディ・フォーラム部門の『ALL THE SONGS WE NEVER SANG』がアジア初上映された。 監督は、東京を拠点に活動するポーランド出身のクリス・ルッツ。母と双子で絶縁状態の叔母レイコを訪ねて島にやってきた17歳のナツミが過ごすひと夏の交流と心の解放を、80年代風シティポッ...
2024.03.27 13:19瞑想し、日替わり店主の風に吹かれて 展覧会「旅する木 髙濱浩子 めぶきのまつり」、ギャラリー島田で開催中 神戸のハンター坂沿いにあるギャラリー島田にて、4月9日(火)まで展覧会「旅する木 髙濱浩子 めぶきのまつり」が開催中だ。 髙濱浩子さんプロフィール画家・アーティスト。1969年神戸生まれ。美術学校で日本画を学んだ後、平面に限らず作品を発表。1995年 阪神淡路大震災での体験をきっかけに人間とアートについて探求し始める。2008年 詩人ラ...
2024.03.27 08:45亡き父のにおいを探してミニシアターを巡る『においが眠るまで』東かほり監督、永妻優一さん(脚本)、蒼井旬さん(出演)インタビュー 第19回大阪アジアン映画祭(OAFF2024)のコンペティション部門に入選し、世界初上映された東かほり監督最新作『においが眠るまで』が、4月6日(土)より御成座(秋田)、シネコヤ(神奈川)にて公開される。 OAFF2022焦点監督として『ほとぼりメルトサウンズ』と短編『暮らしの残像』が上映された東監督。今作はチケット収入すべてを上映する...
2024.03.23 12:57緊急登壇の主演アデラ・ソーに誉められすぎて、リム・カーワイ監督恐縮しきり『すべて、至るところにある』元町映画館舞台挨拶 シネマドリフター(旅する映画監督)、リム・カーワイ監督の『どこでもない、ここしかない』(18)、『いつか、どこかで』(19)に続くバルカン半島3部作の完結編、『すべて、至るところにある』が、3月23日(土)に神戸での初日を迎え、リム監督と、尚玄とW主演のアデラ・ソーさんが舞台挨拶で登壇した。 偶然知り合いと関西に遊びに来ていたところ、リ...
2024.03.23 01:40「現代の平塚らいてうや青鞜社のような団体を描きたかった」同じ痛みを持った者たちの共鳴・反射・連帯を描く『ブルーイマジン』松林麗監督インタビュー 映画界のセクシャルハラスメントに立ち向かう長編オムニバス映画『蒲田前奏曲』をプロデュース・出演した松林麗による長編デビュー作『ブルーイマジン』が、第19回大阪アジアン映画祭でJAPAN CUTS Awardスペシャル・メンションに輝いた。 東京・巣鴨を舞台に、女性たちの信念と連帯と葛藤のドラマを描いたオリジナル脚本の青春群像劇は、日本版...
2024.03.21 05:55山本奈衣瑠主演、切実さとユーモアがせめぎあう映画愛が詰まったロードムービー『走れない人の走り方』で長編デビューの蘇鈺淳監督インタビュー 『豚とふたりのコインランドリー』(PFFアワード2021審査員特別賞)で知られる蘇鈺淳監督の初長編映画『走れない人の走り方』が第19回大阪アジアン映画祭(以下OAFF)インディ・フォーラム部門作品として上映され、4月26日よりテアトル新宿、5月18日より横浜シネマリン、5月24日よりシネマート心斎橋他全国順次公開される。 ロードムービー...
2024.03.11 04:08「俳優陣の才能のせめぎ合いを感じました」渋川清彦、松浦りょう、山本奈衣瑠出演作で芳泉短編賞スペシャル・メンション受賞の『オン・ア・ボート』ヘソ監督インタビュー 3月10日に閉幕した第19回大阪アジアン映画祭で、短編プログラムBとして世界初上映されたヘソ監督の初短編映画『オン・ア・ボート』(インディ・フォーラム部門)が見事、芳泉短編賞スペシャル・メンションを受賞した。 出演は渋川清彦、松浦りょう、山本奈衣瑠、中尾有伽、和田紗也加、杏奈メロディー。新婚カップルの新居というワンシチュエーションで、結...
2024.03.09 05:57原題「渡」に次世代へ繋ぎ、救うという意味を込めて 『未来の魂』ジョウ・ジョウ監督、薬師真珠賞受賞のチー・ユンが描いた命の尊厳@第19回大阪アジアン映画祭 第19回大阪アジアン映画祭コンペティション部門作品として、3月7日ABCホール(大阪市北区)にてオーストラリア・中国合作の『未来の魂』が世界初上映され、ジョウ・ジョウ監督、共同脚本、主演のチー・ユンが舞台あいさつで登壇した。介護施設にいる脳性麻痺の叔父の見舞いに通う妊娠中期のシェン・チン(チー・ユン)が、胎児に先天性疾患のある可能性が見...