「基地の問題は人権の問題」であることを伝え続けたい 『太陽(ティダ)の運命』佐古忠彦監督インタビュー
「「ハルコㇿ」は大げさに言えば地球がぐっと凝縮されている」 『そして、アイヌ』大宮浩一監督インタビュー
冤罪の被害者とその姉ではなく、等身大のふたりの人生を知ってほしい 『拳と祈り —袴田巖の生涯—』笠井千晶監督インタビュー
「亡くなってから新しいことを知る時間があると思えば、少し救いになる」 母、東直子の小説を映画化した『とりつくしま』東かほり監督インタビュー
「人と人とのつながりや思いやりは、人種や国境を超え、全世界共通」 『パドレ・プロジェクト~父の影を追って~』武内剛監督インタビュー
「僕の映画というよりは、写真家としての石川真生の生き様、心に課したモットーの表現」 『オキナワより愛を込めて』砂入博史監督インタビュー
うんこの循環から旧石器時代へのタイムトリップまで、地球上の生き物の営みを探るアナザージャーニー 『うんこと死体の復権』関野吉晴監督インタビュー
「キャラクタライズされた毒婦というイメージではない姿を見てもらいたい」 和歌山毒物カレー事件の真相を検証した『マミー』二村真弘監督インタビュー
自分の中の「好きなこと」を考えてみたくなる『スミコ22』福岡佐和子監督、堀春菜さん(出演)、はまださつきさん(出演・助監督)インタビュー
「この作品をきっかけに、もっと自分のことを語ってほしい」実話を基にした命と向き合う群像劇『渇愛の果て、』で長編監督デビューの有田あんさんインタビュー
人生で悩んでいても「長生きしているといつか光が射し、希望が見える」 『94歳のゲイ』吉川元基監督インタビュー
ジャーナリスト、北角裕樹さんに聞くミャンマー情勢の変遷と、セルフドキュメンタリー『夜明けへの道』が示した映画監督の決意
「憧れている友達にふさわしい自分になりたい」小学6年生男子のプライドと成長を描く | 神戸っ子
『雑魚どもよ、大志を抱け!』映画監督 足立 紳さんいたずらをしては逃げ出し、大人たちに叱られても日々自転車で田舎道を駆け抜ける少年たち。他人の子どもでも、時には叱り飛ばし、時にはお節介を焼く大人たち。
kobecco.hpg.co.jp
「仲人が、婚活の選択肢の一つになれば」 | 神戸っ子
渡辺いっけい、昨年大ブレイクした松本若菜、そして宮崎美子と実力派俳優を迎え、古民家で結婚相談所を営む仲人の母娘や、昭和オヤジの新人仲人が、ご縁を繋ぐために大奮闘するハートフル・コメディ『マリッジカウンセラー』。
「稲垣さんは、僕の作品のトーンを最初からわかってくれていた」 | 神戸っ子
『窓辺にて』映画監督今泉 力哉さん昭和レトロな喫茶店で珈琲を飲む男がひとり。小説を片手に一人たたずむ姿の美しさに思わず息を飲んでしまう…。
「もっと自分のことを大切にしたい」と気づかせてくれた映画 | 神戸っ子
『まっぱだか』主演、津田晴香さん2021年8月に元町映画館で先行公開された、全編元町で撮影の映画『まっぱだか』。神戸出身の主演、津田晴香さんは、同作でおおさかシネマフェスティバル2022の新人女優賞に輝きました。
「思春期の娘が抱く、母の死への恐怖感をしっかり描きたかった」『アメリカから来た少女』ロアン・フォンイー監督インタビュー
台湾新世代と言えるロアン・フォンイー監督の長編デビュー作『アメリカから来た少女』が、2023年1月6日(金)よりアップリンク京都、1月7日(土)よりシネ・ヌーヴォ他全国順次公開される。 『百日告別』『夕霧花園』のトム・リンが制作総指揮を務めた本作は、ロアン・フォンイー監督の自伝的要素を盛り込み、中学生のファンイーが、母と妹の3人で暮らしていたアメリカから、母の乳
レポート
「相手の痛みや哀しみを、ちゃんと自分のことのように感じてほしい」 『ファミリア』成島出監督インタビュー
役所広司、吉沢亮が初共演を果たし、オーディションで選ばれた在日ブラジル人キャストと共に、さまざまな違いを超えて家族を作ろうとする人たちを壮大なスケールで描くヒューマンドラマ『ファミリア』が、2023年1月6日(金)~大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ、kino cinéma 神戸国際、MOVIX京都他全国ロードショーされる。 &nbs
「映画の中の音がどのように作られているのか描きたかった」『擬音 A FOLEY ARTIST』ワン・ワンロー監督インタビュー
台湾でフォーリーアーティストとして数多くの作品に携わった伝説の音響技師フー・ディンイーの取材を中心に、映画における音の仕事を探求したドキュメンタリー映画『擬音 A FOLEY ARTIST』が、12月10日(土)より第七藝術劇場、12月16日(金)より京都シネマ、今冬元町映画館にて公開される。 監督は、ドキュメンタリー映画『無岸之河』でデビューを果たし、本作で台湾
朝鮮戦争による戦争孤児と南北分断により生まれた現在の脱北孤児を重ねて描く『ポーランドへ行った子どもたち』チュ・サンミ監督インタビュー
1950年代、北朝鮮から秘密裏にポーランドへ送られた朝鮮戦争の戦災孤児たちに光を当てたドキュメンタリー映画『ポーランドへ行った子どもたち』が、9月22日(木)よりシネ・ヌーヴォ、9月23日(金・祝)より京都シネマ、11月5日(土)より元町映画館にて公開される。 監督は、『気まぐれな唇』『誰にでも秘密がある』など俳優として活躍し、結婚出産後の現在はDMZ国際ドキュメ
「いい意味で想像を裏切る映画です」『夜明けまでバス停で』高橋伴明監督インタビュー
コロナ禍で起きた殺人事件をモチーフに、自己責任論がはびこる現代社会へ一石を投じた高橋伴明監督(『痛くない死に方』)最新作『夜明けまでバス停で』が、10月21日(金)より京都シネマ、22日(土)よりなんばパークスシネマ、第七藝術劇場、MOVIX堺、kinocinema神戸国際ほか全国ロードショーされる。 主演は、高橋伴明監督作品への出演を自ら熱望したとい
「少し変わっている者同士だからうまくいく」『劇場版 ねこ物件』古川雄輝さん、長井短さんインタビュー
ある一軒家で、唯一の肉親だった祖父亡き後、クロ、チャーという2匹の猫と暮らす青年、二星優斗(古川雄輝)がシェアハウスを営み、同居人たちや不動産屋の広瀬有美(長井短)らと家族のような絆を築いていくヒューマンドラマ「ねこ物件」。その集大成となる『劇場版 ねこ物件』が、8月5日より全国公開中だ。 ドラマ版と同じく、監督・脚本を務めるのは『おいしい給食』の綾部真弥。今まで
「吹き替え版、オリジナル版ともう一度カメ止めブームを!」『キャメラを止めるな!』竹原芳子さんインタビュー
2018年に日本をはじめ、世界で大旋風を巻き起こした上田慎一郎監督の『カメラを止めるな!』が、フランスでリメイクされ、この夏あの笑いが戻ってくる! 『アーティスト』のミシェル・アザナヴィシウス監督が脚本も務め、ロマン・デュリス(『モリエール 恋こそ喜劇』『タイピスト!』)、ベレニス・ベジョ(『ある過去の行方』)、フィネガン・オールドフィールド(『
「この映画は
『君を想って海をゆく』の脚本で知られるエマニュエル・クールコル監督による、囚人たちと崖っぷち俳優が起こした奇跡の物語『アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台』が、7月29日(金)よりシネ・リーブル梅田、なんばパークスシネマ、MOVIX堺、アップリンク京都、8月12日(金)よりシネ・リーブル神戸にて公開される。 デンマークで80年代に実際に行われた囚人たちによ
「イデオロギーが違っても、人はこんなに優しくいたわり合って家族になれる」『スープとイデオロギー』ヤン ヨンヒ監督インタビュー
『ディア・ピョンヤン』『愛しきソナ』『かぞくのくに』のヤン ヨンヒ監督最新作『スープとイデオロギー』が、6月11日(土)よりシネマート心斎橋、第七藝術劇場、今夏元町映画館にて公開される。 初めて母(オモニ)にカメラを向けた本作は、韓国近代史最大のタブーと呼ばれ、多数の島民が犠牲者になった済州四・三事件の体験を初めて語り始めた姿や、新しい家族、カオルを迎え入れる姿
「伊藤健太郎と、コロナ鬱からの僕の復帰作。現在地がわからない人たちを包み込む映画に」『冬薔薇(ふゆそうび)』阪本順治監督インタビュー
『半世界』『一度も撃ってません』の阪本順治監督によるオリジナル脚本の最新作『冬薔薇(ふゆそうび)』が、6月3日(金)より大阪ステーションシティシネマほか全国ロードショーされる。 主演は、本作が2年ぶりの主演作となる伊藤健太郎。横須賀を舞台に、服飾系専門学校に在籍しながらも、学校にいかず不良グループと行動を共にしていた淳(伊藤)が、喧嘩で大怪我を負い、ガット船業を
「生者も死者も、過去も未来も、現実もフィクションも、全てが今、この一瞬に存在している」 『やがて海へと届く』中川龍太郎監督インタビュー
注目作家、彩瀬まるの原作を、主演に岸井ゆきの、共演に浜辺美波を迎えて映画化した中川龍太郎監督最新作『やがて海へと届く』が、4月1日(金)よりTOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、TOHOシネマズ二条、OSシネマズミント神戸他全国ロードショーされる。 東北へ一人旅に出た大学時代の親友、すみれ(浜辺美波)が消息を絶ってから5年。真奈(岸井ゆきの)はすみれの不在
「70年くらいの間で読んできた本を全部1つの部屋に集めるのが夢だった」京都文化博物館で「鈴木敏夫とジブリ展」が開幕!
高畑勲監督、宮崎駿監督と共に数々の名作を世に送り出してきたスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー。その人生やキャリアを、影響を受けた本や映画を切り口に紐解きながら、スタジオジブリの作品作りの裏側に迫る「鈴木敏夫とジブリ展」京都展が、4月23日(土)に開幕した。(6月19日(日)まで。月曜休館※4月25日(月)、5月2日(月)は臨時開館) &nbs
「阿部サダヲの
『孤狼の血』シリーズの白石和彌監督最新作、『死刑にいたる病』が、5月6日(金)より梅田ブルク7、なんばパークスシネマ、MOVIX京都、kino cinema神戸国際他全国公開される。 原作は、「ホーンテッド・キャンパス」の櫛木理宇。24件の殺人容疑で逮捕され、そのうちの9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた榛村大和(阿部サダヲ)が、犯行当時営んでいたパン屋の客
「眼差しがとても大切だということは、ずっと頭の中にありました」『麻希のいる世界』塩田明彦監督インタビュー
『害虫』『抱きしめたい -真実の物語』の塩田明彦監督が、前作『さよならくちびる』に出演した元さくら学院のメンバー、新谷ゆづみと日髙麻鈴を主演に書き下ろした最新長編作『麻希のいる世界』が、3月18日(金)より出町座、京都シネマ、シネマート心斎橋、3月19日(土)より元町映画館で公開される。 重い持病を抱え、ただ「生きる」ことを求められてきた高校生
アニメーション発展の礎を築いた『「アニメージュとジブリ展」一冊の雑誌からジブリは始まった』12月9日より阪急うめだ本店で開催
アニメーションファンと作り手の架け橋となり、高畑勲、宮崎駿をはじめとするアニメーション作家たちの発掘、紹介を通して、アニメーションファンの裾野を広げ、スタジオジブリ設立にもつながった日本初の商業アニメ専門誌「アニメージュ」。鈴木敏夫プロデューサーが在籍していた同誌の12年間の歩みと、70年代後半から80年代にかけてのアニメブーム期の歴史や、スタジオジブリの原点を解き明か
今、観直して「前よりいい映画だ」と思えたことが上映活動の原動力に。「森田芳光 70祭」三沢和子プロデューサーインタビュー
自主製作『の・ようなもの』で 1981年に商業映画デビュー後、『家族ゲーム』をはじめ、ヒット作を連発する一方、オリジナル脚本作も発表してきた名匠、森田芳光監督。その生誕 70 周年(没後10年)を記念し、ほぼすべての作品を Blu-ray 化したBoxセット、書籍「森田芳光全映画」(B5判・568ページ)、そして関西ではシネ・リーブル梅田での特集上映や、来
「50年前の『肉弾』から、演技そのものは変わらない」 武田信玄の父、最晩年を描く『信虎』寺田農さん(主演)インタビュー
武田信玄生誕500年の記念イヤーとなる2021年に、信玄の父、武田信虎の最晩年を描く本格時代劇が誕生した。甲斐国を統一したものの、信玄に追放された信虎が80歳にして武田家存続のために知略を巡らせる姿を描いた本格時代劇『信虎』が、11月12日(金)よりTOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、TOHOシネマズ西宮OS、TOHOシネマズ二条にて公開他全国ロ
「佐々部清監督の思いや、監督への思いが込められた、
東日本大震災後、亡くなった人に宛てて書いた手紙を受け取る漂流ポスト3.11が陸前高田市に置かれ、今では被災者に宛てた手紙のみならず、全国から今はなき大事な人に宛てた手紙が届いているという。2020年3月31日に急逝した佐々部清監督の作品に携わってきた野村展代監督が、佐々部作品常連の俳優、升毅と漂流ポスト3.11や被災地の人々、また佐々部監督ゆかりの人をめぐり、亡き人へ
「やがてはなくなるかもしれない鯨漁を、世代を超えて残し、伝えたい」 『くじらびと』石川梵監督インタビュー
鯨が見えた途端、手作りの舟から大きな銛を持った男が飛び上がって鯨に一撃を食らわせる。鯨と命がけの戦いを繰り広げる男たち、そしてなんとかして逃げようと全力でもがく鯨の迫力ある対決に思わず目を奪われる。インドネシア、レンバタ島ラマレラ村で今でも行われている伝統的な鯨漁とそこからつながる命の循環を見事な映像美で描くドキュメンタリー映画『くじらびと』が、9月3日(金)よりなん
宣伝活動も学生たちの手で!現役京大院生が障害を持つ弟と自らにカメラを向けた 『僕とオトウト』髙木佑透監督インタビュー
京都大学大学院で共生人間学を学ぶ髙木佑透さんが、重度な知的障害をもつ弟、壮真君のことを「もっと知りたい!」と家族や自らにカメラを向け、コミュニケーションを重ねるうちに見えてきたものは? 時には自撮りを交え、兄弟が触れ合い、お互いをわかりあおうとする姿をまっすぐに捉えたドキュメンタリー『僕とオトウト』が10月22日(金)より京都みなみ会館、10月30日(土)より元町
「自分が映画でやってきたこととすごく響きあうと思った」 村上春樹短編集を映画化した『ドライブ・マイ・カー』濱口竜介監督インタビュー
2年ぶりに対面で開催された第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で見事脚本賞を含む4冠を受賞した濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』が、8月20日(金)から大阪ステーションシティシネマ、TOHOシネマズなんば、シネ・リーブル神戸、TOHOシネマズ二条ほか全国ロードショーされる。 村上春樹の短編小説集「女のいない男たち」所
「林くんと中川くんは、自分の飼い犬とバディであることをすごく忠実に演じてくれた」 『犬部!』篠原哲雄監督インタビュー
保護犬を助けるために奔走する“犬バカ”な若者たちを描く篠原哲雄監督(『影踏み』)の最新作『犬部!』が、7月22日(木・祝)よりTOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、OSシネマズミント神戸、MOVIX京都他全国ロードショーされる。 片野ゆかのノンフィクション小説「北里大学獣医学部 犬部!」(ポプラ
「世界で痛みを共有する今、傷ついたもの同士をつなぐ橋になる作品」 『アジアの天使』石井裕也監督インタビュー
「世界で痛みを共有する今、傷ついたもの同士をつなぐ橋になる作品」 『アジアの天使』石井裕也監督インタビュー 池松壮亮(『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』)、チェ・ヒソ(『金子文子と朴烈』)、オダギリジョー(『茜色に焼かれる』)の共演で描く石井裕也監督最新作『アジアの天使』が7月2日(金)からテアトル梅田、なんばパーク
「いとは瞬間、瞬間で姿が違うんです」 二人三脚で役作りに挑んだ『いとみち』主演、駒井蓮さん、横浜聡子監督インタビュー
「いとは瞬間、瞬間で姿が違うんです」 二人三脚で役作りに挑んだ『いとみち』主演、駒井蓮さん、横浜聡子監督インタビュー 『陽だまりの彼女』の著者としても知られる越谷オサムの原作を横浜聡子監督(『ウルトラミラクルラブストーリー』『俳優 亀岡拓次』)が映画化した『いとみち』が、6月25日(金)よりテアトル梅田、イオンシネマシアタス心斎橋、京都シネマ
「自然と一体化したブータンの伝統的な美しさを見せたい」 『ブータン 山の教室』パオ・チョニン・ドルジ監督インタビュー
「自然と一体化したブータンの伝統的な美しさを見せたい」 『ブータン 山の教室』パオ・チョニン・ドルジ監督インタビュー 幸せの国として知られるブータンを舞台に、僻地のルナナ村に教師として赴任することになった青年、ウゲンと、村人や子どもたちとの交流を通じて改めて幸せの意味を考えたくなるヒューマンドラマ『ブータン 山の教室』が、4月30日(金)より
「この作品の中に佐々部監督の魂がきっちり入り込んでいる」 『大綱引の恋』西田聖志郎さん(企画、プロデューサー、出演)インタビュー
「この作品の中に佐々部監督の魂がきっちり入り込んでいる」 『大綱引の恋』西田聖志郎さん(企画、プロデューサー、出演)インタビュー 心温まる家族ドラマを数多くてがけてきた名匠、佐々部清監督の最新作にして遺作となる鹿児島県薩摩川内市を舞台にした『大綱引の恋』が、5月7日の全国公開を前に第16回大阪アジアン
「理想の死に方を提案したい」『痛くない死に方』高橋伴明監督、長尾和宏さん(原作)インタビュー
「理想の死に方を提案したい」『痛くない死に方』高橋伴明監督、長尾和宏さん(原作)インタビュー 在宅医療による平穏死を提唱する尼崎の開業医、長尾和宏さんの著書「痛くない死に方」「痛い在宅医」を原作に、高橋伴明監督(『赤い玉、』)が終末期医療の現実と理想を描く『痛くない死に方』が3月5日(金)からテアトル梅田、なんばパークスシネマ、
女性恐怖症の男の脱皮を色鮮やかに描く異色のラブストーリー 『写真の女』串田壮史監督、永井秀樹さん(主演)インタビュー
CMディレクターとして活躍、短編『地球は青かった』(15)、『声』(18)が世界で高い評価を得ている串田壮史監督の初長編作、『写真の女』が、2月27日(土)から第七藝術劇場で公開される。 第15回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門で世界初上映後、世界の映画祭を席巻した本作。男手一つで育てられ、父の遺した写真屋を継ぐ一人暮らしの械を演じるのは平田オリザ主宰の
アニメならではの表現で魅了する新時代の
アニメならではの表現で魅了する新時代の“ジョゼ虎”に込めた希望とは? 『ジョゼと虎と魚たち』タムラコータロー監督インタビュー お聖はんの愛称で親しまれた田辺聖子が大阪を舞台に描いた青春恋愛小説の「ジョゼと虎と魚たち」。2003年に妻夫木聡、池脇千鶴で実写映画化もされた『ジョゼと虎と魚たち』が、初のアニメーション映画とし
坂本龍一や松任谷由実らが愛した世界的な名スタジオを通して、もの作りの醍醐味を映し出す。 『音響ハウス Melody-Go-Round』相原裕美監督インタビュー
坂本龍一や松任谷由実らが愛した世界的な名スタジオを通して、もの作りの醍醐味を映し出す。『音響ハウス Melody-Go-Round』相原裕美監督インタビュー 坂本龍一、松任谷由実、矢野顕子、佐野元春、葉加瀬太郎からヴァン・ヘイレンのボーカル、David Lee Rothまで、国内外問わずアーティ
あなたの常識と私の常識は違う。コミュニケーションの壁に向き合うため自身にキャメラを向けて。『友達やめた。』今村彩子監督インタビュー
あなたの常識と私の常識は違う。コミュニケーションの壁に向き合うため自身にキャメラを向けて。 『友達やめた。』今村彩子監督インタビュー コロナ禍でリアルに友達と会う機会も減り、改めて本当に会いたい友達って誰だろうと思い浮かべたり、どこか人恋しくなっている人も多いのではないだろうか。11月13日(金)から京都シネマ、11月14日(土)
人材育成と実験の新レーベルで「メジャー映画では許されないことをどこまで追求できるか」 『ビューティフルドリーマー』本広克行監督インタビュー
人材育成と実験の新レーベルで「メジャー映画では許されないことをどこまで追求できるか」 『ビューティフルドリーマー』本広克行監督インタビュー 日本映画界の鬼才監督による野心的な企画と若い才能がタッグを組み、低予算で制約のない自由な映画づくりを目指す現代版ATGとも言える新レーベル<<シネマラボ>>の第一弾作品『ビューティフルドリーマー』が11月
稲垣吾郎と二階堂ふみが魅せる、美しくエロティックな「大人の純愛映画」 『ばるぼら』手塚眞監督インタビュー
稲垣吾郎と二階堂ふみが魅せる、美しくエロティックな「大人の純愛映画」 『ばるぼら』手塚眞監督インタビュー 手塚治虫の作品の中でも禁断の愛とミステリー、芸術とエロス、スキャンダル、オカルティズムなど様々なタブーに挑戦し評価が高い一方、映像化は難しいと言われてきた「ばるぼら」を、長男の手塚眞監督が映画化。昨年の東京国際映画祭コンペティション部門で
「自分の作家性から思い切って離れ、一気に描ききれたのは原作があることの強さ」 『本気のしるし《劇場版》』深田晃司監督インタビュー
「自分の作家性から思い切って離れ、一気に描ききれたのは原作があることの強さ」 『本気のしるし《劇場版》』深田晃司監督インタビュー 仕事はできるが流されるままに社内で二股をかける会社員辻と、彼の前に突然現れた謎の女、浮世。星里もちるの人気漫画を映像化、共感度ゼロの登場人物たちが織りなす予測不可な破滅型ラブストーリー『本気のしるし』が10月16日
初の芸人マネージャー監督誕生!りんごと笑いの魅力が詰まった父子物語『実りゆく』八木順一朗監督、主演・竹内一希さんインタビュー
初の芸人マネージャー監督誕生!りんごと笑いの魅力が詰まった父子物語『実りゆく』八木順一朗監督、主演・竹内一希さんインタビュー 長野県のりんご農家を舞台に20代の青年が芸人の夢を実らせようと奮闘する姿を父との絆を交えて描く『実りゆく』が、10月9日(金)よりTOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、TOHOシネマズ二条、TOHOシネマズ西宮OS
人情味たっぷりに描く、阪神・淡路大震災で一人娘を亡くした夫婦が過ごした23年間。 『れいこいるか』いまおかしんじ監督インタビュー
人情味たっぷりに描く、阪神・淡路大震災で一人娘を亡くした夫婦が過ごした23年間。 『れいこいるか』いまおかしんじ監督インタビュー 阪神・淡路大震災から25年を迎え、今や再開発された場所の方が多くなってしまったが、今でも震災前の風情や人付き合いが残る、観光地ではない等身大の神戸が映し出され、とても心地よさを覚える。阪神・
本州から来た少女の目線で、ウチナーンチュの心を映し出す 『ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記』平良いずみ監督インタビュー
本州から来た少女の目線で、ウチナーンチュの心を映し出す 『ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記』平良いずみ監督インタビュー 沖縄のフリースクール、珊瑚舎スコーレに通っていた石川県出身の坂本菜の花さん。学校に通いながら北陸中日新聞で「菜の花の沖縄日記」を連載していた菜の花さんの言葉の力、そして相手に対する思いやりと、自分が感じた驚きや疑問の奥にあるもの
どう生きたいかは「何を見たいか、そこから何を選ぶのか」 『Red』三島有紀子監督インタビュー
どう生きたいかは「何を見たいか、そこから何を選ぶのか」 『Red』三島有紀子監督インタビュー 直木賞作家・島本理生の人気長編小説を三島有紀子監督(『幼な子われらに生まれ』)が映画化した『Red』が、2月21日(金)より梅田ブルク7、なんばパークスシネマ、OSシネマズミント神戸、T・ジョイ京都他全国ロードショーされる。 何不自由ない結婚生
「古典的なコメディ映画の笑いと潤いを劇場に届けたい」 『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』成島出監督インタビュー
「古典的なコメディ映画の笑いと潤いを劇場に届けたい」 『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』成島出監督インタビュー 太宰治の未完の遺作「グッド・バイ」をケラリーノ・サンドロヴィッチが独自の視点で完成させ、大評判を呼んだ舞台「グッドバイ」が、成島出監督(『八日目の蟬』)により映画化された。『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』は、何人もの愛人に別れを告げようと
「一歩踏み出したから成長できる、それが人生」 『37セカンズ』HIKARI監督、佳山明、大東駿介インタビュー
「一歩踏み出したから成長できる、それが人生」 『37セカンズ』HIKARI監督、佳山明、大東駿介インタビュー 脳性麻痺で体が不自由な女性、ユマが、母の束縛や親友に依存される環境から抜け出し、新しい可能性に向かって歩み出す姿を描き、第69回ベルリン国際映画祭パノラマ部門にて日本人初の観客賞と国際アートシネマ連盟賞パノラマ部門をW受賞した感動のヒ
日本初、刑務所で行われている新しい更生プログラムとその受講生に密着した『プリズン・サークル』坂上香監督インタビュー
日本初、刑務所で行われている新しい更生プログラムとその受講生に密着した『プリズン・サークル』坂上香監督インタビュー 『ライファーズ 終身刑を超えて』(04)、『トークバック 沈黙を破る女たち』(13)とアメリカの刑務所内部や、受刑者、元受刑者を取材したドキュメンタリー作品を発表し続けている坂上香監督。その最新作『プリズン・サークル』は、初めて日本の刑務所にカメラを
被災した街にある時間の層は、「写真には映らないけれど、映画にはなる」と思った。 『風の電話』諏訪敦彦監督インタビュー
被災した街にある時間の層は、「写真には映らないけれど、映画にはなる」と思った。 『風の電話』諏訪敦彦監督インタビュー 東日本大震災後、岩手県大槌町在住のガーデンデザイナー・佐々木格さんが設置した「風の電話」。大事な人を亡くした人たちが、もう一度語りかけたい言葉を伝える場として、3万人を超える人がこの場所を訪れているという。この「風の電話」をモチーフ
「組織の論理と個の論理のせめぎ合いが、メディアにとって大切」 東京新聞望月衣塑子記者に密着した『i 新聞記者ドキュメント』森達也監督インタビュー
「組織の論理と個の論理のせめぎ合いが、メディアにとって大切」 東京新聞望月衣塑子記者に密着した『i 新聞記者ドキュメント』森達也監督インタビュー 6月に劇場公開された映画『新聞記者』(藤井道人監督)の原作者であり、官邸記者会見では菅官房長官へ鋭い質問を投げ続けている東京新聞社会部記者の望月衣塑子さんに、森達也監督(『A』『A2完全版』『FAKE』)が密着。安倍
原住民、アミ族の祖母への思いを映画に込めて。 台湾アニメーション『幸福路のチー』ソン・シンイン監督インタビュー
原住民、アミ族の祖母への思いを映画に込めて。 台湾アニメーション『幸福路のチー』ソン・シンイン監督インタビュー 東京アニメアワードフェスティバルでグランプリを受賞、他にも世界の映画祭で受賞を果たし、台湾アニメーション映画初の快挙を続ける台北郊外の幸福路(こうふくろ)を舞台にした『幸福路のチー』が、11月29日(金)より京都シネマ、今冬よりテア
「魅力的な人間は、より演技者として力を発揮できる」 山崎まさよし主演作『影踏み』篠原哲雄監督インタビュー
「魅力的な人間は、より演技者として力を発揮できる」 山崎まさよし主演作『影踏み』篠原哲雄監督インタビュー 『月とキャベツ』(96)の篠原哲雄監督と、同作主演で俳優デビューを果たしたミュージシャンの山崎まさよしが再タッグを組み、横山秀夫(『64-ロクヨン-』シリーズ)原作を映画化した『影踏み』が、11月15日(金)よりテアトル梅田、なんばパーク
血縁関係の家族、疑似家族が入り混じる世界で、ぶつかり、歩み寄ることの大切さを描く。 『ひとよ』白石和彌監督インタビュー
血縁関係の家族、疑似家族が入り混じる世界で、ぶつかり、歩み寄ることの大切さを描く。 『ひとよ』白石和彌監督インタビュー 劇団KAKUTAを主宰する劇作家・桑原裕子の代表作を実写化した白石和彌監督(『孤狼の血』『凪待ち』)の最新作『ひとよ』が、11月8日(金)よりTOHOシネマズ 梅田他全国ロードショーされる。 家庭内暴力から子ども達を守
「喪失感を抱えた人たちが、最後はそこから立ち直る物語にしたかった」 『楽園』瀬々敬久監督インタビュー
「悪人」「怒り」などの原作者・吉田修一の短編集「犯罪小説集」より、「青田 Y 字路」「万屋善次郎」を映画化した瀬々敬久監督(『64-ロクヨン-』シリーズ、『友罪』)最新作『楽園』が、10月18日(金)よりTOHOシネマズ梅田他全国ロードショーされる。 歪んだ人間関係やデマの拡散によって、罪なき人が追い詰められ、思わぬ事件を引き起こす現代社
「自分の思いを言葉で伝える勇気が出る映画になれば」 『WALKING MAN』ANARCHY監督インタビュー
「自分の思いを言葉で伝える勇気が出る映画になれば」 『WALKING MAN』ANARCHY監督インタビュー 関西出身の人気ラッパーANARCHYが、自身の体験を盛り込みながら、吃音症でうまく話せない青年の成長を描いた初監督作『WALKING MAN』。ラップバトルを交えながら、少しずつ、でも確実に、声をあげたくてもそれができなかった主人公アトムが変わっていく
沖縄のために身を捧げた
沖縄のために身を捧げた“不屈の男”の原点は、戦争への憎しみと怒り。 『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯』佐古忠彦監督インタビュー 戦後アメリカ占領下の沖縄で米軍に挑戦を挑んだ男、瀬長亀次郎の人生を通じて沖縄の戦後史を描いた前作『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー』から早2年。瀬長亀次郎の素顔や、彼の
「現代の神話的なものを作りたかった」 『タロウのバカ』大森立嗣監督インタビュー
「現代の神話的なものを作りたかった」 『タロウのバカ』大森立嗣監督インタビュー 名前も戸籍もないタロウ、高校生のエージ、スギオの3人が、河原で、隠れ家で戯れ、街中を疾走する。「愛ってなに?」「好きってなに?」「死ぬってなに?」何も知らないタロウが、エージとスギオに交わることで起きる化学反応は、衝動的かつ刹那的で、青春にしかない一瞬のきらめきに目を奪われる。生き
誰もがグレーゾーンの中で生きている。 『よこがお』深田晃司監督インタビュー
誰もがグレーゾーンの中で生きている。 『よこがお』深田晃司監督インタビュー 前作の『海を駆ける』では全編インドネシアロケを敢行し、ディーン・フジオカや仲野太賀の新たな一面を引き出した深田晃司監督。『淵に立つ』で凄まじい演技をみせ、高い評価を得た筒井真理子を主演に迎え、ある事件をきっかけに加害者扱いをされ、全てを失う女の絶望とささやかな復讐、そ
見る人が自由に解釈し、「自分の映画だ」と思ってもらえる映画づくりを目指したい。 『僕はイエス様が嫌い』奥山大史監督インタビュー
見る人が自由に解釈し、「自分の映画だ」と思ってもらえる映画づくりを目指したい。 『僕はイエス様が嫌い』奥山大史監督インタビュー 第66回サンセバスチャン国際映画祭で最優秀新人監督賞を受賞した他、海外の映画祭で高い評価を得ている奥山大史監督の初長編作『僕はイエス様が嫌い』が、7月5日(金)~大阪ステーションシティシネマ、7月12日(金)〜シネ・リーブル神戸、8月
言葉の意味自体を考えなくなってしまった世の中に、議論を取り戻したい 『マイ・レボリューション』ジュディス・デイビス監督インタビュー
言葉の意味自体を考えなくなってしまった世の中に、議論を取り戻したい 『マイ・レボリューション』ジュディス・デイビス監督インタビュー 『ウィークエンドはパリで』(13)、『ローマに消えた男』(13)などの出演や、自身が立ち上げた劇団で活動しているジュディス・デイビスの初監督&主演作『マイ・レボリューション』が、6月23日、イオン
映画祭
女性限定のホームレス用シェルターを舞台にした社会派コメディー 『社会の片隅で』ルイ=ジュリアン・プティ監督インタビュー
『社会の片隅で』ルイ=ジュリアン・プティ監督インタビュー 女性限定のホームレス用シェルターを舞台に、そこに通う居場所も仕事もないホームレスの女性たちと、彼女たちの生活基盤を作るために奔走する職員たちの奮闘ぶりを描いたルイ=ジュリアン・プティ監督の社会派コメディ『社会の片隅で』が、6月22日、イオンシネマみなとみらいで開催中のフランス映画祭2019 横浜で日本初上映さ
タリバン勢力下の男女の愛を描く社会派アニメーション『カブールのツバメ』ザブー・ブライトマン監督、エレア・ゴべ・メヴェレック監督インタビュー
『カブールのツバメ』ザブー・ブライトマン監督、エレア・ゴべ・メヴェレック監督インタビュー 1998年、タリバン勢力下にあるアフガニスタンのカブールを舞台に、女性の人権が徹底的に奪われた環境に抗い、国外脱出を夢見るカップル、ズナイラ、モーゼンと、女性死刑囚の看守アディク、病床の妻ムラサトの運命が絡み合う社会派アニメーション『カブールのツバメ』が、6月21日、イオンシ
「嵐電は、車両の中でも窓ガラスの向こう側でも、映画のような瞬間がたくさんある」 『嵐電』鈴木卓爾監督、井浦新、大西礼芳、金井浩人インタビュー
京都人の足として長年愛されている通称「嵐電」(京福電気鉄道嵐山本線)は、古くから映画撮影所が多く集まる地区を走り、溝口健二をはじめとする多くの映画人が愛用していたことでも知られる路面電車だ。その嵐電をモチーフに、京都に住む人、外から来た人の視点を織り交ぜながら、3つのラブストーリーを描いた映画『嵐電』が、5月24日(金)からテアトル新宿、京都シネマ、6月7日(金)からテアトル梅田他で全国
子ども達の命を守る疎開保育園の保母たちに光を当てた感動作 『あの日のオルガン』平松恵美子監督インタビュー
子ども達の命を守る疎開保育園の保母たちに光を当てた感動作 『あの日のオルガン』平松恵美子監督インタビュー 太平洋戦争末期、学童の集団疎開は知っていても、小さい子ども達がどうしていたのかに思いを巡らせる人は少ないのではないだろうか。戦火を逃れ、毎日食うにも困る生活の中、後手に回る国の政策に先んじて保育所の疎開を提案し、豊かな感性を文化的に育む努力を続けた保母達がい
「イランと日本、国は離れているけれど、家族関係はとても似ている」 『二階堂家物語』アイダ・パナハンテ監督、加藤雅也さん、石橋静河さんインタビュー
奈良県天理市を舞台に、今年デビュー30周年の加藤雅也を主演に迎え、三世代家族の愛と葛藤を描いた人間ドラマ、『二階堂家物語』が2019年1月25日(金)より全国ロードショーされる。本作はなら国際映画祭プロデュース映画製作プロジェクト作品で、監督は同映画祭で2016年にゴールデンSHIKA賞を受賞したイランのアイダ・パナハンデ。受賞後、ロケハンで天理市を訪れ、そこでの体験も
「理想だけではなく、残酷なもの、複雑なものをそのまま表現したかった」 『夜明け』広瀬奈々子監督インタビュー
「理想だけではなく、残酷なもの、複雑なものをそのまま表現したかった」 『夜明け』広瀬奈々子監督インタビュー 是枝裕和監督と西川美和監督が立ち上げた制作者集団「分福」で監督助手を務めてきた広瀬奈々子監督の長編デビュー作、『夜明け』が2019年1月18日(金)より全国ロードショーされる。 川辺に倒れていた身元不詳の若い男と、彼を助け、自宅に招き
津軽三味線奏者、高橋竹山を通して見える日本の地方と音楽の在りよう 『津軽のカマリ』大西功一監督インタビュー
津軽三味線奏者、高橋竹山を通して見える日本の地方と音楽の在りよう 『津軽のカマリ』大西功一監督インタビュー 明治末期に生まれ、幼少期に視力を失い、三味線を弾き門付けをしながら生きてきた初代 高橋竹山。後に津軽三味線の名人と呼ばれ、数多くの津軽民謡を編曲し、独奏者としてその名を残した竹山の人生とその演奏が蘇るドキュメンタリー映画『津軽のカマリ』が、2019年1月1
新人のような初々しさを保ち続けている池松さんに杢之進を演じて欲しかった。 『斬、』塚本晋也監督インタビュー
250年間平和な世が続いた後、開国を前に揺れる幕末期を舞台に、池松壮亮、蒼井優を迎えて描く塚本晋也監督初のオリジナル時代劇『斬、』が、11月24日(土)よりユーロスペース、12月1日(土)よりシネ・リーブル梅田、シネ・リーブル神戸、京都シネマほか全国順次公開される。 農家の手伝いをしながら、日々剣の稽古を怠らない実直な浪人、杢之進(池松壮亮)が、通
大杉漣さんは、脚本からキャスティング、本番の撮り方までこだわり、作品の緊張感を作り上げた。 『教誨師』佐向大監督インタビュー
今年の2月に急逝した名バイプレイヤー、大杉漣が初めてエグゼクティブプロデューサーを務め、最後の主演作となったヒューマンドラマ『教誨師』が、10月6日(土)~テアトル梅田、シネマート心斎橋、イオンシネマ京都桂川、10月20日(土)~元町映画館、今冬 シネピピア他全国順次公開される。 教誨師(きょうかいし)とは、受刑者の道徳心の育成や心の救済を行う民間
「齋藤飛鳥は、そこにいるだけで物語を全て背負える女優」 『あの頃、君を追いかけた』長谷川康夫監督インタビュー
高校時代の出会いから10年に渡る同級生との恋とその決別を男子目線で描き、台湾で大ヒットを記録、日本でもスマッシュヒットした台湾映画『あの頃、君を追いかけた』。 男子高校生のたわいのない日常と、みんなが憧れるマドンナ的存在のクラスメイトと一緒に頑張ったテスト勉強。心の距離は近づいているのに、肝心なことを最後まで伝えられなかった後悔の念。全てが愛おしく思える青春の日々を
取り返しのつかない「幸せな時間」を焼き付ける青春映画に。 『きみの鳥はうたえる』三宅唱監督インタビュー
取り返しのつかない「幸せな時間」を焼き付ける青春映画に。 『きみの鳥はうたえる』三宅唱監督インタビュー 柄本佑、石橋静河、染谷将太と、今一番スクリーンで輝く3人を主人公に、北海道・函館で2度とはこない特別な夏を過ごした大人の青春映画『きみの鳥はうたえる』が、9月22日(土)よりテアトル梅田、シネマート心斎橋、京都シネマ、イオンシネマ京都桂川、元町映画館、10月2
とても美しい兄妹関係や、ブータンの縮図のような一家を映し出す『ゲンボとタシの夢見るブータン』 アルム・バッタライ監督、ドロッチャ・ズルボー監督インタビュー
風に乗って、風鈴のように軽やかな音が流れる中、仲の良い兄弟がたわいないおしゃべりをしている。「初めてブータン映画を見る」という私の気負いはいつの間にか消え失せ、自然とこの兄弟、ゲンボとタシの物語に心を奪われた。ブータン映画で初めて海外配給されるドキュメンタリー映画『ゲンボとタシの夢見るブータン』が、8月18日(土)よりポレポレ東中野、8月25日(土)より第七藝術劇場、9
少女が獲得した一人の時間や空間は、全ての人間に必要なもの 『大人のためのグリム童話 手をなくした少女』セバスチャン・ローデンバック監督インタビュー
水墨画のようなタッチの線が、ある時は水に、ある時は少女となって、スクリーンの中を疾走する。シンプルなのに力強く、余白が多いからこそ豊かな想像を膨らませることができる。アヌシー国際アニメーション映画祭審査員賞、最優秀フランス作品賞のダブル受賞を果たした、セバスチャン・ローデンバック監督の初長編アニメーション映画『大人のためのグリム童話 手をなくした少女』が8月18日よりユ
大好きな故郷・渋川市は「帰る」場所 『榎田貿易堂』主演、渋川清彦さんインタビュー
大好きな故郷・渋川市は「帰る」場所 『榎田貿易堂』主演、渋川清彦さんインタビュー 『菊とギロチン』『ルームロンダリング』をはじめ、今年だけでも出演作多数で圧倒的な存在感をみせる俳優、渋川清彦と、『荒川アンダーザブリッジ』シリーズをはじめ、最新作『虹色デイズ』が7月公開となる飯塚健監督。群馬県渋川市出身の同郷コンビによるコミカルな大人の群像劇『榎田貿易堂』が、6月
フランス・セザール賞3冠達成の注目作『ブラッディ・ミルク』主演スワン・アルローさん、ユべール・シャルエル監督インタビュー
フランス・セザール賞3冠達成の注目作『ブラッディ・ミルク』主演スワン・アルローさん、ユベール・シャルエル監督インタビュー 今年のセザール賞で主演男優賞、助演女優賞、新人監督賞の3冠を達成した話題作、『ブラッディ・ミルク』がフランス映画祭2018(横浜/京都)で日本初上映される。 フランスの田舎で昔ながらの手作業による酪農を営むピエールに降りかか
「教育」があれば社会環境、生まれ育った環境に関わらず希望が持てる。 『マルヴィン、あるいは素晴らしい教育』アンヌ・フォンテーヌ監督インタビュー
「教育」があれば社会環境、生まれ育った環境に関わらず希望が持てる。 『マルヴィン、あるいは素晴らしい教育』アンヌ・フォンテーヌ監督インタビュー 昨年のフランス映画祭観客賞受賞作『夜明けの祈り』のアンヌ・フォンティーヌ監督最新作、『マルヴィン、あるいは素晴らしい教育』が、6月23日、イオンシネマみなとみらいで開催中のフランス映画祭2018で日本初上映される。
津波が繋いだ縁。全編インドネシアロケの合作映画で描きたかったことは? 『海を駆ける』深田晃司監督インタビュー
津波が繋いだ縁。全編インドネシアロケの合作映画で描きたかったことは? 『海を駆ける』深田晃司監督インタビュー インドネシア、スマトラ島北端のバンダ・アチェを舞台に、日本・インドネシアのキャストが集結した深田晃司監督最新作『海を駆ける』が、5月26日(土)からテアトル梅田、なんばパークスシネマ、シネ・リーブル神戸、MOVIX京都他で全国ロードショーされる。 海
「友達」という言葉が背負わされている純粋性、優しさを大切にできる映画にしたかった。 『友罪』瀬々敬久監督インタビュー
「友達」という言葉が背負わされている純粋性、優しさを大切にできる映画にしたかった。 『友罪』瀬々敬久監督インタビュー 17年前に許されない罪を犯した鈴木(瑛太)と、癒えることのない傷を抱えた元ジャーナリストの男益田(生田斗真)。二人の男の出会いから、止まっていた時計が動き出す…。瀬々敬久監督(『64−ロクヨン−』、『ヘヴンズ
父と息子の間にある
父と息子の間にある“距離”を日常生活の中から描く 『泳ぎすぎた夜』五十嵐耕平監督、ダミアン・マニヴェル監督インタビュー 『息を殺して』の五十嵐耕平監督と『若き詩人』のダミアン・マニヴェル監督が、共同監督作品として企画し、青森に住む6歳の子どもを主演に据えた小さな冒険の物語『泳ぎすぎた魚』。雪深い冬の青森・弘前を舞台に、仕事に出かけた父を探
『血観音』ヤン・ヤーチェ監督インタビュー|OAFF2018
母が娘を束縛する姿に、政府が国民をコントロールする姿を重ねて。|『血観音』ヤン・ヤーチェ監督インタビュー
第13回大阪アジアン映画祭 公式サイト
『ニワトリ★スター』井浦新、成田凌、紗羅マリーインタビュー
「草太役は、監督から『あとはおまえに任せたぞ』とバトンを渡されたようなもの」(井浦) 「全てをさらけ出す楽人は、この仕事をしていれば絶対やりたい役」(成田) 「この映画で私の人生は大きく変わった」(紗羅) 都会の吹き溜まりで出会った大麻の売人と全身タトゥ―の赤髪モヒカン。バイオレンスもエロもロマンチックなラブもある。井浦新、成田凌、紗羅マリー出演で話題の、か
兄弟だから許せない!?性格や容姿が真逆の兄弟姉妹のガチンコバトルをパワフルに描く『犬猿』
『麦子さんと』『ヒメアノ~ル』の吉田恵輔監督による究極の兄弟姉妹映画『犬猿』が、2月10日(土)からテアトル新宿、テアトル梅田、なんばパークスシネマ、シネ・リーブル神戸、京都シネマ他で全国ロードショーされる。 性格や容姿が真逆の兄弟姉妹のガチンコバトルをパワフルに描く本作。刑務所から出所したばかりの凶暴な兄(新井浩文)と親の借金を返しながら地道に働く真面目な弟(窪田
ジャン=ピエール・レオと「生きていることは素晴らしいという映画にしよう」 『ライオンは今夜死ぬ』諏訪敦彦監督インタビュー
ジャン=ピエール・レオと「生きていることは素晴らしいという映画にしよう」 『ライオンは今夜死ぬ』諏訪敦彦監督インタビュー ヌーヴェルヴァーグの申し子、ジャン=ピエール・レオを主演に迎えた諏訪敦彦監督の最新作、『ライオンは今夜死ぬ』が20日(土)からYEBISU GARDEN CINEMA、1月27日(土)からシネ・リーブル梅田、2月3日(土)からシネ・リーブル神
「舞台が日本、演じるのは日本人、脚本に韓国映画の要素と混ざることで、日韓合作の良さが出ている」『風の色』主演古川雄輝さんインタビュー
「舞台が日本、演じるのは日本人、脚本に韓国映画の要素と混ざることで、日韓合作の良さが出ている」『風の色』主演古川雄輝さんインタビュー 『猟奇的な彼女』、『僕の彼女を紹介します』で知られるラブストーリーの名匠クァク・ジェヨン監督。主演に古川雄輝(ドラマ『イタズラなKiss〜Love in TOKYO』、『ライチ☆光クラブ』、『太陽』)を迎えた日韓合作の最新作『風の色』が1月26日(金
若い人たちに挑戦状を叩きつけるような、エネルギッシュでキラキラした映画を作りたかった。『星くず兄弟の新たな伝説』手塚眞監督インタビュー
若い人たちに挑戦状を叩きつけるような、エネルギッシュでキラキラした映画を作りたかった。 『星くず兄弟の新たな伝説』手塚眞監督インタビュー 1985年にロックンローラー・近田春夫が発表した架空の“ロックミュージカルのサントラ盤アルバム”を手塚眞監督が映画化、伝説の映画として若者に熱狂的な支持を得た『星くず兄弟の伝説』が30年の時を経て甦る。
地方でお金に翻弄される家族を描いた『ひかりのたび』澤田サンダー監督インタビュー
地方でお金に翻弄される家族を描いた『ひかりのたび』澤田サンダー監督インタビュー 爽やかな女子高生が物言いたげにこちらを見つめるポスターに、少し胸騒ぎを覚える映画『ひかりのたび』が、11月25日(土)より第七藝術劇場で公開中だ。 「不謹慎なものを皆が観ることができる、説得力のある構成にすることが得意」という澤田サンダー監督。商業映画デビュー作で描
「自分の好きな自分は、人によって違う」 トランスジェンダーたちの恋、生き方を鮮やかに描く『恋とボルバキア』小野さやか監督インタビュー
「自分の好きな自分は、人によって違う」 トランスジェンダーたちの恋、生き方を鮮やかに描く『恋とボルバキア』小野さやか監督インタビュー セルフドキュメンタリー『アヒルの子』で鮮烈なデビューを果たした小野さやか監督の7年ぶりとなるドキュメンタリー映画『恋とボルバキア』が、1月13日(土)より第七藝術劇場で公開される。 女装男子
三浦誠己、渋川清彦、山本浩司が語る「40代の今、俳優として思うこと」 『AMY SAID エイミー・セッド』舞台挨拶&インタビュー
三浦誠己、渋川清彦、山本浩司が語る「40代の今、俳優として思うこと」 『AMY SAID エイミー・セッド』舞台挨拶&インタビュー(17.11.11 元町映画館) 登壇者:三浦誠己、渋川清彦、山本浩司 村上淳、三浦誠己、渋川清彦、山本浩司、大西信満、渡辺真起子ら、映画界で独自の個性を放ち続ける名優たちが所属する俳優のマネージメント集団ディケイド。
『デンジャラス・ドックスvol.2/渦』ガスパール・クエンツ監督、辻本好二プロデューサーインタビュー : Happy Together
2016年に世界各地の映画祭で話題となった短編ドキュメンタリーの中から“デンジャラス”のキーワードで厳選した3作品を一つのプログラムにまとめた意欲的なオムニバス企画、『デンジャラス・ドックス』。レバノンの難民キャンプに戻ってきた男のリアルな人間ドラマ『男が
Happy Together
デビュー作はオリジナル脚本で普遍的なものと決めていた。『おじいちゃん、死んじゃったって。』森ガキ侑大監督インタビュー
デビュー作はオリジナル脚本で普遍的なものと決めていた。 『おじいちゃん、死んじゃったって。』森ガキ侑大監督インタビュー お葬式を題材にした映画は数あれど、セックスシーンから始まる物語はなかなかないだろう。自宅で彼氏といそしんでいる時に飛び込んできた訃報。ベランダから、庭にいる父に向かってヒロイン、吉子が発する言葉、「おじいちゃん、死んじゃったって。」がそのままタ
田中幸夫監督最新作、性別適合手術を決意した大学生のLGBTs青春ドキュメンタリー『女になる』出演者未悠さん、みむさんインタビュー : Happy Together
セクシャルマイノリティを描いたヒット作『凍蝶圖鑑』の田中幸夫監督は、主人公となる未悠さん自らが監督に「自分を取って欲しい」と直談判した女子力満開のドキュメンタリーだ。トランスジェンダーの未悠さんは、大学3回生の時、性別適合手術を受けることを決意する。手
子どもたちとの作業が本当に楽しい。『わたしたち』ユン・ガウン監督インタビュー
『わたしたち』ユン・ガウン監督インタビュー ~親友が一番大事だった小学生時代のほろ苦い記憶~ 小柄でおかっぱ頭の女子、ソンは、ドッジボールが始まるやいなや、ボールを当てられ、コート外に出る羽目となる。一度出たら、半永久的にコートの中には戻れない。だって、ボールは運動神経のいい子たちの間を行き来し、ソンには回ってこないのだから…。
太地町という小宇宙から世界で起きている対立を映し出す。『おクジラさま ふたつの正義の物語』佐々木芽生監督インタビュー
太地町という小宇宙から世界で起きている対立を映し出す。 『おクジラさま ふたつの正義の物語』佐々木芽生監督インタビュー 第82回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞作『ザ・コーヴ』で取り上げられ、一気に非難の的となった和歌山県太地町の捕鯨問題。前々作『ハーブ&ドロシー アートの世界の小さな巨人』(2010)の公開前から太地町で撮影を始めた佐々木芽生監督が、東日
「どの登場人物も肩書で生きてはいない。 一人一人の生き様が見えます」(大東) 『望郷』菊地健雄監督&大東駿介インタビュー - インタビュー&レポート | ぴあ関西版WEB
「どの登場人物も肩書で生きてはいない。 一人一人の生き様が見えます」(大東)『望郷』菊地健雄監督&大東駿介インタビュー
kansai.pia.co.jp
故郷と向き合うのは、髄の部分で自分に向き合うこと 『望郷』主演大東駿介さんインタビュー
故郷と向き合うのは、髄の部分で自分に向き合うこと 『望郷』主演大東駿介さんインタビュー 湊かなえが故郷の因島を舞台に描いた連作短篇集『望郷』より「夢の国」「光の航路」を、デビュー作『ディア―ディア―』、今年公開の『ハローグッバイ』共に国際映画祭で高い評価を受けている菊地健雄監督が映画化。9月16日(土)より新宿武蔵野館、9月30日(土)よりテアトル梅田、京都シネ
『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー』佐古忠彦監督インタビュー
~占領軍に立ち向かった瀬長亀次郎を通して沖縄戦後史に目を向ける~ 戦後アメリカ占領下の沖縄で米軍に挑んだ男、瀬長亀次郎の人生を通じて沖縄の戦後史を描いたドキュメンタリー映画『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー』が、9月16日(土)より第七藝術劇場、元町映画館、9月23日(土)よりシネマート心斎橋、京都みなみ会館他にて全国順次公開さ
子どもたちの無垢な心、子どもの視点でみた世界を伝える『草原に黄色い花を見つける』ヴィクター・ヴー監督インタビュー
『草原に黄色い花を見つける』ヴィクター・ヴー監督インタビュー ~80年代後半ベトナム、瑞々しい映像で紡ぐ子ども時代と初恋の苦い思い出~ 緑溢れる大地と穏やかな川に囲まれた、牧歌的なベトナムの村が冒頭からスクリーンに広がり、一気に作品の世界に誘われる。1980年代後半のベトナムの村を舞台に、貧しくも家族が揃って暮らすティエウとその弟、そして父親と
『セザンヌと過ごした時間』ダニエル・トンプソン監督インタビュー
『セザンヌと過ごした時間』ダニエル・トンプソン監督インタビュー ~セザンヌとゾラ。神格化されたイメージを覆し、知られざる二人の友情を描く~ 近代絵画の父と呼ばれる画家セザンヌと、不朽の名作『居酒屋』で知られる小説家ゾラの40年に渡る友情を描いた『セザンヌと過ごした時間』が、9月2日(土)からBunkamuraル・シネマ他で全国順次公開される。
簡単ではなかったからこそ、思い入れのある作品になった。『ろくでなし』主演大西信満さんインタビュー
簡単ではなかったからこそ、思い入れのある作品になった。 『ろくでなし』主演大西信満さんインタビュー 『東京プレイボーイクラブ』『クズとブスとゲス』の奥田庸介監督が、大西信満、渋川清彦を迎え、渋谷の街に流れ着いた訳あり男たちの生き様を描く最新作『ろくでなし』。流れ着いた渋谷の街で、クラブで働く優子(遠藤祐美)に一目惚れし、クラブの用心棒になる一真(大西信満)、優子の
フランス映画祭観客賞受賞作『夜明けの祈り』主演ルー・ドゥ・ラージュさんインタビュー
~第二次世界大戦後のポーランド、悲劇を乗り越え、新しい命のため一つになる女性たちの絆~ 『ココ・ヴァン・シャネル』『ボヴァリー夫人とパン屋』のアンヌ・フォンテーヌ監督が、第二次世界大戦後のポーランドで起こった修道院での悲劇と、修道女たちの窮地を救ったフランス人女医の実話を映画化した。若手女優ルー・ドゥ・ラージュを主演に迎えた『夜明けの祈り』は、ソ連
『残されし大地』ジル・ローラン監督夫人、鵜戸玲子さんインタビュー : Happy Together
~ベルギー人監督が見据えた福島には、故郷を離れないと誓った人がいた。~ベルギー人のジル・ローランさんが、福島・富岡町で残された動物たちと住み続け、情報発信をしている松村直登さんとの出会いをきっかけに自らが映画を撮ることを決意し、撮り上げた初監督作『残
『世界でいちばん美しい村』石川梵監督インタビュー(前編)~大自然と共に生きるネパール・ラプラック村の被災者の絆、祈り、そして希望~ : Happy Together
2015年に起きたネパール大地震の震源地近くにあるラプラック村と、そこに生きる人たちの絆、祈りを見事な映像美で描くドキュメンタリー『世界でいちばん美しい村』が、6月17日(土)より第七藝術劇場他全国順次公開される。監督は、写真集「海人」「The Days After 東
『世界でいちばん美しい村』石川梵監督インタビュー(後編)~ウッドストックのような現地上映会と、日本での公開、そしてこれから~ : Happy Together
石川梵監督インタビュー前編に引き続き、後編では撮影や、現地、日本での上映の様子、そして今後の展望について伺ったお話をご紹介したい。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー―――実際の撮影期間は?1年強の間に7回
『心に吹く風』ユン・ソクホ監督、主演真田麻垂美さんインタビュー
「冬ソナみたい」と言われるより、「日本の映画みたい」と言われる方がうれしい。 『心に吹く風』ユン・ソクホ監督、主演真田麻垂美さんインタビュー 北海道・富良野、美瑛を舞台に初恋を忘れられない男女の再会と奇跡の2日間を描いた純愛ラブストーリー『心に吹く風』が、6月17日(土)から新宿武蔵野館、7月8日(土)からテアトル梅田他全国順次公開される。
現代によみがえらせた『雪女』で描きたかったことは?『雪女』監督・主演、杉野希妃さんインタビュー
現代によみがえらせた『雪女』で描きたかったことは? 『雪女』監督・主演、杉野希妃さんインタビュー 長編デビュー作『マンガ肉と僕』、全編インドネシアロケの長編2作目『欲動』と、主演や出演、プロデューサー業をこなしながら話題作を世に送り出していた杉野希妃監督。3作目の題材に選んだのは、小泉八雲の「怪談」より、日本人になじみ深い短編「雪女」だ。独自の解釈を加えながらも
熟高年の「究極の恋愛映画」を作りたかった。『八重子のハミング』佐々部清監督インタビュー
熟高年の“究極の恋愛映画”を作りたかった。 『八重子のハミング』佐々部清監督インタビュー 若年性アルツハイマーを発症した妻八重子と、亡くなるまでずっと寄り添い介護を続けた夫誠吾の12年間に渡る愛の物語。自らの介護体験を短歌とエッセイで綴った陽信孝(みなみ・のぶたか)さんの原作を映画化したヒューマンドラマ『八重子のハミング』が、5月13日(
窮地で逆ギレ!不機嫌ヒロインから目が離せない進化系王道コメディー『東京ウィンドオーケストラ』坂下雄一郎監督、主演中西美帆さんインタビュー
自然豊かな屋久島を舞台に、東京から有名吹奏楽団を招いたはずが、実はアマチュア楽団だったことから巻き起こる騒動と担当者の成長を描くコメディー『東京ウィンドオーケストラ』が、2月18日(土)から京都シネマ、元町映画館、25日(土)からテアトル梅田にて公開される。 『滝を見に行く』(沖田修一監督)、『恋人たち』(橋口亮輔監督)に続く松竹ブロードキャスティ
『天使のいる図書館』ウエダアツシ監督インタビュー
~小芝風花(『魔女の宅急便』)×香川京子の新旧ヒロインが贈る、ズレズレ女子の成長物語~ 史跡や自然の豊かな奈良県葛城地域を舞台に、周りとズレているために仕事やコミュニケーションがうまくいかない新米司書の成長を描くヒューマンストーリー『天使のいる図書館』が、2月11日(土)からTOHOシネマズ橿原、イオンシネマ西大和、18日(土)から大阪
『島々清しゃ<しまじまかいしゃ>』新藤風監督インタビュー
『島々清しゃ<しまじまかいしゃ>』新藤風監督インタビュー ~沖縄・慶良間諸島、日々たくましく生きる人々と音楽を奏でる豊かな時間を感じて~ 沖縄の慶良間諸島を舞台に、音楽が人と人とをつないでいくヒューマンドラマ『島々清しゃ<しまじまかいしゃ>』がテアトル新宿、テアトル梅田他全国順次公開中だ。監督は、本作が『転がれ!たま子』
監督も太鼓判の笑顔で、中島裕翔と等身大の
監督も太鼓判の笑顔で、中島裕翔と等身大の“うるキュン愛”を熱演。 『僕らのごはんは明日で待ってる』新木優子さん、市井昌秀監督インタビュー あるきっかけから恋人同士となった性格が正反対の男女の7年に渡る愛を描いた、瀬尾まいこ原作の『僕らのごはんは明日で待ってる』。前作の『箱入り息子の恋』でも内気男子の恋愛模様を描き反響を呼んだ市井昌秀監督が
ボスニア・ヘルツェゴビナの炭坑を撮影した体感型ドキュメンタリー 『鉱 ARAGANE』小田香監督インタビュー : Happy Together
2年前、『坑道の記憶 ~炭坑絵師・山本作兵衛~』というドキュメンタリー映画に出会ってから、かつて日本の産業を底支えし、地域コミュニティーを形成しながらも、今は消えていった炭坑への興味の芽が生まれた。今年はモンゴルの炭坑を撮った写真展にも偶然出くわし、炭だ
一年待ってでも遠藤憲一主演と決めていた。『うさぎ追いし −山極勝三郎物語−』近藤明男監督インタビュー
一年待ってでも遠藤憲一主演と決めていた。 『うさぎ追いし −山極勝三郎物語−』近藤明男監督インタビュー 「癌が作れれば、癌は治せる」という信念のもと、100年前に世界で初めて発癌実験を成功させた上田出身の病理学者、山極勝三郎。明治、大正、昭和と激動の時代、何度も日本人初のノーベル賞候補に上った偉人の人生を映画化した『うさぎ追いし &min
「心の故郷は台湾」歴史に翻弄された湾生たちに密着したドキュメンタリー 『湾生回家』ホァン・ミンチェン監督インタビュー
「心の故郷は台湾」歴史に翻弄された湾生たちに密着したドキュメンタリー 『湾生回家』ホァン・ミンチェン監督インタビュー 1895年から50年に渡って続いた日本統治時代には、日本から渡った官僚や企業の駐在員、移民として渡った土地を開拓した農業従業者など、多くの日本人が住んでいた。「湾生」とは、戦前の台湾で生まれ育った約20万人の日本人を称する言葉。11月26日からシ
喪失は失った後が長く、一生付き合っていくもの。『永い言い訳』西川美和監督インタビュー
喪失は失った後が長く、一生付き合っていくもの。 『永い言い訳』西川美和監督インタビュー 『蛇イチゴ』(03)、『ゆれる』(06)、『ディア・ドクター』(09)、『夢売るふたり』(12)と、コンスタントに優れたオリジナル脚本による作品を作り続けている西川美和監督。4年ぶりの最新作『永い言い訳』は、『おくりびと』(08)以来7年ぶりの主演となる本木雅弘と初めてタッグ
岡山の桃農家役にチャレンジ。「人のつながり、温かさを感じたままに表現した」『種まく旅人 夢のつぎ木』主演、高梨臨さんインタビュー
岡山の桃農家役にチャレンジ。「人のつながり、温かさを感じたままに表現した」 『種まく旅人 夢のつぎ木』主演、高梨臨さんインタビュー 第一次産業を応援する『種まく旅人』シリーズの第三弾、『種まく旅人 夢のつぎ木』が、10月22日(土)から岡山県先行ロードショー、11月5日(土)から大阪ステーションシティシネマ、T・ジョイ京都、11月12日(土)から109シネマズH
様々な過去を背負った大人たちが、無邪気な笑顔を見せるまで。 『オーバー・フェンス』山下敦弘監督インタビュー
様々な過去を背負った大人たちが、無邪気な笑顔を見せるまで。 『オーバー・フェンス』山下敦弘監督インタビュー 『海炭市叙景』(熊切和嘉監督)、『そこのみにて光輝く』(呉美保監督)に続く佐藤泰志原作函館三部作の最終章『オーバー・フェンス』が、9月17日(土)よりテアトル新宿、テアトル梅田、シネ・リーブル神戸、京都シネマ他全国ロードショーされる。
観客にとって共感できる映画より「共感できない他者」でありたい。 『淵に立つ』深田晃司監督インタビュー
観客にとって共感できる映画より「共感できない他者」でありたい。 『淵に立つ』深田晃司監督インタビュー 『歓待』(10)、『ほとりの朔子』(13)、『さようなら』(15)と、オリジナル脚本で家族や青春、さらには生と死を見つめる秀作を生み出し続けている深田晃司監督。第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞した最新作『淵に立つ』が、10月8日(土)よりシネ・リ
映画界の人間だけで、お笑いの映画を作ってみたかった。『エミアビのはじまりとはじまり』渡辺謙作監督インタビュー
映画界の人間だけで、お笑いの映画を作ってみたかった 『エミアビのはじまりとはじまり』渡辺謙作監督インタビュー ~M-1初戦突破で映画とリアルがシンクロする!?笑いを追求した男たちの愛と喪失の物語~ 松本人志監督や、内村光良監督など、お笑い界のベテランが笑いのツボを心得た作品を映画界に送り出している中で、漫才師を主人公にした笑いと涙と感動の物語を紡いだ渡辺謙作
珈琲を飲む時間のように「明日も頑張ろう」と思える映画を 『函館珈琲』西尾孔志監督インタビュー
珈琲を飲む時間のように「明日も頑張ろう」と思える映画を 『函館珈琲』西尾孔志監督インタビュー “映画を創る映画祭”として函館でスタートした「函館港イルミナシオン映画祭」から、シナリオ大賞映画化プロジェクト第一弾として誕生した映画、『函館珈琲』が10月29日(土)からシネ・リーブル梅田を皮切りに、関西ではイオンシネマ
家族の歴史を、カンボジア悲劇の40年の歴史と重ねて 『シアター・プノンペン』ソト・クォーリーカー監督インタビュー
家族の歴史を、カンボジア悲劇の40年の歴史と重ねて『シアター・プノンペン』ソト・クォーリーカー監督インタビュー ~映画館に残されたフィルムが語る、封印された母の過去と、美しきカンボジア~ 第27回東京国際映画祭で国際交流基金アジアセンター特別賞を受賞したカンボジア映画、『シアター・プノンペン』(映画祭上映タイトル『遺されたフィルム』)が、7月2日(土)より岩波ホ
『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』マリー=カスティーユ・マンシオン=シャール監督インタビュー
『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』 マリー=カスティーユ・マンシオン=シャール監督インタビュー ~ベテラン歴史教師の情熱、歴史を“体感”することが、生徒たちを変えていく~ 近年、移民を含む多人種の子どもたちが在籍する学校現場を題材にした力強い作品がヨーロッパから誕生している。実話を基にしたマリー=カスティーユ・マンシオン=シャール監督の
ムンバイ同時多発テロ、被害者少女の目線でその恐怖と孤独を映し出す 『パレス・ダウン』ニコラ・サーダ監督インタビュー
ムンバイ同時多発テロ、被害者少女の目線でその恐怖と孤独を映し出す 『パレス・ダウン』ニコラ・サーダ監督インタビュー 今年のフランス映画祭2016で、社会派作品として大きな注目を集めたのが、2008年11月インドのムンバイで勃発した同時多発テロ事件による惨劇の実話を映画化したニコラ・サーダ監督の『パレス・ダウン』だ。 テロの一部始終を語ることに
『ミモザの島に消えた母』フランソワ・ファヴラ監督、主演ローラン・ラフィット氏インタビュー
『ミモザの島に消えた母』フランソワ・ファヴラ監督、主演ローラン・ラフィット氏インタビュー ~ヒッチコック的要素を織り交ぜ描く、
『FAKE』森達也監督インタビュー : Happy Together
『A』『A2』以来、単独監督作は15年ぶりという森達也監督の最新作『FAKE』。今までの作品とは違い、取材対象者である佐村河内さんの自宅内がほとんど。しかも、ゴーストライター騒動の影響で、外出も極力控え、カーテンも閉めていることが多いので、暗い絵が多い。今も
『さとにきたらええやん』重江良樹監督インタビュー : Happy Together
大阪のディープスポットと呼ばれる釜ヶ崎。実は大阪の名所である通天閣や、新名所の阿倍野ハルカスからほど近い場所にあることを、恥ずかしながらこの映画で私も知った。日雇い労働者や、ホームレスのおっちゃんも多いこの街に、長きにわたって続いている子どもや親のた
インタビュー|『そんな風に私を見ないで』|OAFF2016
故郷とは、特定の土地や場所に縛られるものではない。『そんな風に私を見ないで』ウィゼマ・ボルヒュさん(監督、脚本、主演)、スヴェン・ツェルナーさん(撮影)インタビュー
第11回大阪アジアン映画祭 公式サイト
企画が始まったときから、キム・コッピさんしかいないと決めていた 『つむぐもの』犬童一利監督、主演キム・コッピさんインタビュー
企画が始まったときから、キム・コッピさんしかいないと決めていた 『つむぐもの』犬童一利監督、主演キム・コッピさんインタビュー ~昔堅気の職人が死の間際につむいだのは、人を信じる心~ 名脇役として日本映画界で独特の個性を放ち続ける石倉三郎が、初主演映画『つむぐもの』(5月21日(土)より第七藝術劇場で公開)で福井県越前の昔気
第12回CO2助成作品監督に聞く、CO2での映画制作と撮影秘話~『私は兵器』『見栄を張る』『食べられる男』
第12回CO2助成作品監督に聞く、CO2での映画制作と撮影秘話 ~『私は兵器』三間旭浩監督、『見栄を張る』藤村明世監督、『食べられる男』近藤啓介監督 3月4日(金)~3月13日(日)まで梅田ブルク7、ABCホール、シネ・リーブル梅田、第七藝術劇場をはじめとした会場で開催される第11回大阪アジアン映画祭。その中でも今年大幅にパワーアップしたインデ
『牡蠣工場』想田和弘監督、柏木規与子プロデューサーインタビュー
~岡山・牛窓の牡蠣工場から、 日本の構造的な問題が見えてくる~ 事前リサーチなし、台本なし、ナレーションなしの観察映画を自ら実践し、作品を撮り続けているニューヨーク在住の映像作家、想田和弘監督の最新作『牡蠣工場』。実生活のパートナーであり、プロデューサーの柏木規与子氏の故郷、岡山・牛窓の
家族がいるから足腰が強くなり、突き抜けられる『十字架』五十嵐匠監督インタビュー
家族がいるから足腰が強くなり、突き抜けられる『十字架』五十嵐匠監督インタビュー ~十字架を背負ったまま、それでも前を向いて生きる家族、そしてあなたの物語~ 自ら死を選んだ少年フジシュンの家族と、遺書に親友と書かれた同級生ユウとサユ。彼らがフジシュンの想いを背負いながら生きてきた20年の心の軌跡を綴った重松清の感動作『十字架』を、『地雷を踏
家族を好きになる映画になれば。『はなちゃんのみそ汁』阿久根知昭監督インタビュー
家族を好きになる映画になれば。『はなちゃんのみそ汁』阿久根知昭監督インタビュー ~千恵さんはそこにいる。広末涼子が「代表作にしたい」と取り組んだ、今も続く家族の物語~ ガンで、33歳の若さでこの世を去った安武千恵さんが生前書き続けていたブログをもとに、その闘病や娘はなちゃんとの日々を、夫の安武信吾さんが綴った人気エッセイ『はなちゃんのみそ
『新しき民』山崎樹一郎監督インタビュー
『新しき民』山崎樹一郎監督インタビュー ~280年前、実際にあった一揆の最中に逃げることを選んだ男がいた~ 現在、岡山で農業を営みながら岡山を舞台にした映画制作を続け、岡山での巡回上映を行っている「地産地消映画」の作り手、山崎樹一郎監督。若き酪農家の新しい出発と家族の絆を描いた前作『ひかりのおと』に続く長編劇映画は、280年前津山藩で実際に起こった山中一揆を題材にした『新し
誰かに関心を向けることは、とても大きな力。『ハッピーアワー』濱口竜介監督インタビュー
誰かに関心を向けることは、とても大きな力。『ハッピーアワー』濱口竜介監督インタビュー ~30代後半女子4人の結婚生活、仕事、家族との葛藤と決断がリアルに浮かびあがる5時間17分という体験~ 三ノ宮、神戸の海、摩耶山、有馬、芦屋川・・・これほどまでに私たちが生活圏としている神戸が映し出される作品はまずないだろう。まるで私たちの生
『ヴィオレット―ある作家の肖像―』主演エマニュエル・ドゥボスインタビュー
『ヴィオレット―ある作家の肖像―』主演エマニュエル・ドゥボスインタビュー ~女性で初めて“性”を赤裸々に語ったフランス作家ヴィオレット、その孤独と葛藤に満ちた半生とは?~ フランスを代表する女性作家でありフェミニズム運動家のシモーヌ・ド・ボーヴォワールが、その才能に惚れ込み、世間に認められるまでバックアップを惜しまなかっ
『人の望みの喜びよ』杉田真一監督インタビュー
『人の望みの喜びよ』杉田真一監督インタビュー ~震災で両親を失った姉と弟の心情を、子どもの目線ですくい取る~ 震災により目の前で両親が亡くなったことを弟に告げられず、一人苦しみを抱え込む姉と、大人たちの中で無邪気な笑顔を見せながら、姉のことが気になる弟。思いがけない出来事のその後を、幼い二人に寄り添うようにじっくりと描いた杉田真一監督初の長編作
ロカルノ映画祭特別大賞受賞作『若き詩人』ダミアン・マニヴェル監督インタビュー : Happy Together
フランス映画祭での監督取材初体験した今年に、フランス映画の、しかもインディペンデント映画の監督取材ができるとは、本当にうれしい限り。ロカルノ映画祭で特別大賞を受賞し、フランス、ブラジルに続いて日本での配給が決定したダミアン・マニヴェル監督の『若き詩人』
個人の些細な苦しみの話から今の日本を感じてもらいたい 『恋人たち』橋口亮輔監督インタビュー
個人の些細な苦しみの話から今の日本を感じてもらいたい 『恋人たち』橋口亮輔監督インタビュー ~新人俳優3人と名優たちが体現する愛、絶望、そしてかすかな光~ 困難を乗り越え生きていく夫婦の10年を描いた名作『ぐるりのこと』から7年。橋口亮輔監督の7年ぶりとなる完全オリジナル最新作『恋人たち』は、誰もが心の中で秘めている哀しみや孤独、そし
『螺旋銀河』草野なつか監督インタビュー : Happy Together
大阪・中崎町のコインランドリーがこんなに異空間で魅力的に見える映画はない!一瞬、『恋する惑星』のワンシーン(確かぬいぐるみをもって歩く後半パートヒロインのフェイ・ウォンが、前半パートのヒロインを演じるブリジット・リンとすれ違う)が思い浮かんでゾクっとき
『チャップリンからの贈りもの』グザヴィエ・ボーヴォワ監督インタビュー&トークショー@フランス映画祭2015
『チャップリンからの贈りもの』グザヴィエ・ボーヴォワ監督インタビュー&トークショー@フランス映画祭2015 ~「神を信じていないけれど、チャップリンは信じています。」 グザヴィエ・ボーヴォワ監督×ミシェル・ルグランが綴る チャップリン遺体誘拐の顛末とほろりとする結末~ 伝説の喜劇王、チャーリー・チャップリ
『ボヴァリー夫人とパン屋』アンヌ・フォンティーヌ監督インタビュー
『ボヴァリー夫人とパン屋』アンヌ・フォンティーヌ監督インタビュー ~小説『ボヴァリー夫人』に美しき隣人を重ねて・・・文学好きパン屋の危険な妄想~ フランスを代表する小説家ギュスターヴ・フローベールの傑作『ボヴァリー夫人』をモチーフに、小説好きの主人公が、美しく奔放な人妻に『ボヴァリー夫人』の悲劇のヒロイン、エマを重ねることで起こる物語を描いた『
90年代、パリの音楽シーンを駆け抜けたDJの栄光と挫折~『EDEN/エデン』共同脚本スヴェン・ハンセン=ラヴ氏インタビュー
90年代、パリの音楽シーンを駆け抜けたDJの栄光と挫折~『EDEN/エデン』共同脚本スヴェン・ハンセン=ラヴ氏インタビュー 「最初の10年は実り豊か、その後の10年は時が止まってしまったようだった」 90年代パリ。親友とDJデュオを結成し、瞬く間にクラブシーンで有名になっていったポールを主人公に、彼が辿った栄光と挫折の道のりを、時代を彩るガラー
茅ヶ崎を舞台に、女たちのリアルなセリフがこだまする青春群像劇~『3泊4日、5時の鐘』三澤拓哉監督インタビュー
~茅ヶ崎の日常と非日常が交差する、ひと夏の物語~ 日本を代表する名匠小津安二郎監督が『晩春』、『東京物語』などの脚本を執筆した定宿・茅ヶ崎館をスクリーンで観ることができるとはうれしいサプライズだ。しかも、その古風な佇まいの茅ヶ崎館を中心として描かれる男女の物語は、驚くほどリアルで、ニヤリとさせられる。日本映画大学理論コースに在学中の三澤拓哉監督が、生まれ育った茅ヶ崎を舞台に撮りあ
『フリーダ・カーロの遺品-石内都、織るように』小谷忠典監督インタビュー : Happy Together
メメキシコを代表する女性画家、フリーダ・カーロ。独特の色遣いとシュールレアリズムを体現するだけでなく、不自由な身体で最後まで画家として、また愛を求めて力強く生き抜いた女性として、死後50年経った今でもメキシコだけでなく、世界のファンを魅了している。私のよう
自然や動物と共に時間が流れる真木共働学舎の暮らしを一年追いかけて~ドキュメンタリー映画『アラヤシキの住人たち』本橋成一監督に聞く。 : Happy Together
北アルプスの山裾にある長野県小谷村、山道を歩いて1時間半のところに40年間自給自足の生活が営まれている真木共働学舎、通称アラヤシキがある。そこでは、障がいを持った人や、世の中から少しはみ出した人、そして自給自足の生活に惹かれた人など動機も年齢も様々の老若
「オーサカ Asia スター★アワード」第1回受賞者チャン・シャオチュアン(張孝全)さんインタビュー
『GF*BF』(OAFF2013、14に劇場公開)、『失魂』(OAFF2014)、『真夜中の五分前』(14)と作品ごとに新たな表情をみせ、圧倒的な存在感で作品に深みをもたらしている若き名優、チャン・シャオチュアン(張孝全)。今年の大阪アジアン映画祭(以下OAFF)のコンペティション部門に出品されているイー・ツーイェン監督の『コードネームは孫中山』では特別出演ながら、まさ
『コードネームは孫中山』イー・ツーイェン監督、主演ジャン・ファイユンさん、ウェイ・ハンディンさんインタビュー@第10回大阪アジアン映画祭
~グランプリ、観客賞の2冠達成!未来のスターが続々登場する『藍色夏恋』イー・ツーイェン監督最新作。 軽快タッチの男子高校生コメディーが映し出す現代台湾~ 第10回大阪アジアン映画祭コンペティション部門出品作として日本初上映された台湾映画『コードネームは孫中山』。『藍色夏恋』(02)から12年ぶりに、新人を発掘して作り上げたイー・ツーイェン監督待
『マリキナ』(フィリピン)ミロ・スグエコ監督インタビュー@第10回大阪アジアン映画祭
『マリキナ』(フィリピン)ミロ・スグエコ監督インタビュー@第10回大阪アジアン映画祭 ~父親の真実を探すヒロインに、アイデンティティーを探し続けるフィリピン人の姿を重ねて~ 昨年に続き、今年もフィリピン映画の勢いが止まらない。第10回大阪アジアン映画祭コンペティション部門出品作として日本初上映された『マリキナ』も、クオリティーの高いフィリピン映画から選りすぐられ
『全力スマッシュ』デレク・クォク監督、ヘンリー・ウォン監督インタビュー@第10回大阪アジアン映画祭
『全力スマッシュ』デレク・クォク監督、ヘンリー・ウォン監督インタビュー@第10回大阪アジアン映画祭 ~見た目はショウ・ブラザーズ風香港映画、精神は日本のアニメ!最高にオモろいバドミントン映画誕生!!~ 第10回大阪アジアン映画祭コンペティション部門出品作として世界初上映された、『燃えよ!じじぃドラゴン 龍虎激闘』(10)のデレク・クォク監督最新
「塚本監督は目が凄かった」本格デビューの森優作、『野火』出演を語る@第10回大阪アジアン映画祭
~戦後70年の今、戦場にいるかのような衝撃を体感する塚本晋也監督入魂作~ 第二次世界大戦末期、フィリピンのレイテ島での日本軍の惨劇を描いた大岡昇平の傑作戦争小説『野火』。59年に市川崑監督により映画化された『野火』が、戦後70年を迎えた今、塚本晋也監督により新たな体感型戦争映画としてよみがえる。 長年同作の映画化構想を練っていた塚本
『千年の一滴 だし しょうゆ』柴田昌平監督インタビュー
~日本に生まれて良かったと思える、「食」とその奥の「命」を感じるドキュメンタリー~ 2013年12月、無形世界文化遺産に登録された和食。その中でもだし、しょうゆは和食の核となる存在だ。そのだしとしょうゆを、ネイチャードキュメンタリーのように美しい映像で、その素材や思想まで掘り下げ、和食を守る人たちの仕事ぶりにも目を向けたドキュメンタリー、『千年の一滴 だし しょうゆ
「再婚もしないで、あなた一筋」に込められた深い愛~『ふたつの祖国、ひとつの愛 ~イ・ジュンソプの妻~』酒井充子監督インタビュー
『台湾人生』『台湾アイデンティティー』と台湾の日本統治下に生きてきた日本語世代に取材を重ねてきた酒井充子監督。最新作『ふたつの祖国、ひとつの愛 イ・ジュンソプの妻』は、韓国では知らない者はいないという名画家ジュンソプとその妻、方子(まさこ)との愛を丹念に映し出したドキュメンタリーだ。 第二次世界大戦のさなか、日本の美術学校でジュンソプと財閥令嬢の山本方子は出会
『滝を見にいく』沖田修一監督インタビュー
~7人のおばちゃんが主人公、あるあるオンパレードのリアルさに共感!~ 本当に勇気のある作品だ。出演者は映画初出演もしくは演技初経験のおばちゃんたちばかり。一方ロケ地は深い山の中。わざわざおばちゃんを集めて映画を撮るなんて、日本中どこを探してもこの監督しかいないのではと思わせるのが、『南国料理人』『横道世之介』の沖田修一監督。「40歳以上の女性、演技
『わたしたちに許された特別な時間の終わり』太田信吾監督インタビュー : Happy Together
高校在学時代にバンドコンテストで優勝、CDデビューを果たし、プロミュージシャンを目指して上京した増田壮太。その後体調を崩して実家に戻り、増田とバンドを組んでいた冨永蔵人と、彼らを撮影していた太田信吾監督の3人で、ドキュメンタリー映画を作る方向に動き始める
『わたしの、終わらない旅』坂田雅子監督インタビュー
『わたしの、終わらない旅』坂田雅子監督インタビュー ~「聞いて下さい」母の訴えが背中を押した、核を選んだ人類の今を辿る旅~ 『花はどこへいった』『沈黙の春を生きて』で米軍がベトナム戦争で使用した枯葉剤の被害を追った坂田雅子監督。その最新作は、坂田監督の母、静子さんが77年から続けていたミニコミ紙、『聞いて下さい』で問い続けてきた原発の被害
東出君は野心家、自分を狂わせたがっていた~『GONIN サーガ』石井隆監督、東出昌大さん(主演)、インタビュー
東出君は野心家、自分を狂わせたがっていた~『GONIN サーガ』石井隆監督、東出昌大さん(主演)、インタビュー ~「激流」「濁流」のような撮影を経て、19年ぶりに甦る『GONIN サーガ』と、バイオレンスアクションの魅力とは?~ 『GONIN』(95)で、佐藤浩市、根津甚八をはじめ、本木雅弘、竹中直人、椎名桔平、ビートたけしら豪華キャストによる
生身の人間同士が触れ合う感覚を大事にしたい~『最後の命』柳楽優弥インタビュー
生身の人間同士が触れ合う感覚を大事にしたい~『最後の命』柳楽優弥インタビュー 『最後の命』(2014年 日本 1時間50分) 監督:松本准平 原作:中村文則『最後の命』講談社文庫刊 出演:柳楽優弥、矢野聖人、比留川游、内田慈、池端レイナ、土師野隆之介、板垣李光人、りりィ、滝藤賢一他 11月8日(土)~新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ渋谷、
『石川文洋を旅する』大宮浩一監督インタビュー : Happy Together
前作『長嶺ヤス子 裸足のフラメンコ』で、日本のフラメンコダンサーの先駆者、長嶺ヤス子の今の日常からその人間性や人生哲学、踊りへの熱い想いを撮りあげた大宮浩一監督。最新作では、ベトナム戦争の従軍カメラマンとして戦争の最前線で写真を撮り続け、日本を代表する
フクシマで生きる子どもたち、その母親が伝えたいことは・・・ 『A2-B-C』イアン・トーマス・アッシュ監督インタビュー - インタビュー&レポート | ぴあ関西版WEB
フクシマで生きる子どもたち、その母親が伝えたいことは・・・『A2-B-C』イアン・トーマス・アッシュ監督インタビュー
『ほとりの朔子』の深田晃司監督最新作 ~深田監督が挑む地域発信映画。 その想いと地域映画の可能性は?~ 『いなべ』(同時上映『ざくろ屋敷』)が公開に - NEWS | ぴあ関西版WEB
『ほとりの朔子』の深田晃司監督最新作~深田監督が挑む地域発信映画。その想いと地域映画の可能性は?~『いなべ』(同時上映『ざくろ屋敷』)が公開に
『KANO〜1931 海の向こうの甲子園〜』ウェイ・ダーションプロデューサー、マー・ジーシアン監督、永瀬正敏、坂井真紀インタビュー
『KANO〜1931 海の向こうの甲子園〜』ウェイ・ダーションプロデューサー、マー・ジーシアン監督、永瀬正敏、坂井真紀インタビュー 『KANO〜1931 海の向こうの甲子園〜』 “KANO” (2014年 台湾 3時間5分) 監督:マー・ジーシアン 製作総指揮:ウェイ・ダーション 出演:永瀬正敏、坂井真紀、大沢たかお、ツァオ・ヨウニン、チャン・ホンイー、
『インスタント・マミー』レオ・アバヤ監督、主演ユージン・ドミンゴさんインタビュー@OAFF2014
『インスタント・マミー』レオ・アバヤ監督、主演ユージン・ドミンゴさんインタビュー 『インスタント・マミー』“Instant Mommy” 2013年/フィリピン/102分 監督:レオ・アバヤ 出演:ユージン・ドミンゴ、松崎悠希、シャメイン・ブエンカミノ 特別招待作品部門『インスタント・マミー』作品紹介はコチラ 昨年の『アイ・ドゥ・ビドゥビドゥ』(OAFF
『シフト』(劇場公開用タイトル『SHIFT~恋よりも強いミカタ』)シージ・レデスマ監督インタビュー@OAFF2014
『シフト』(劇場公開用タイトル『SHIFT~恋よりも強いミカタ』)シージ・レデスマ監督インタビュー 『シフト』(劇場公開用タイトル『SHIFT~恋よりも強いミカタ』)“Shift“ 2013年/フィリピン/80分 監督:シージ・レデスマ 出演:イェング・カーンスタンティーノー、フェーリックス・ローコー コンペティション部門『シフト』作品紹介はコチラ 第
『長嶺ヤス子 裸足のフラメンコ』大宮浩一監督インタビュー : Happy Together
日本のフラメンコダンサーの先駆者、長嶺ヤス子さんを2011年4月から約1年をかけて撮影した、『長嶺ヤス子 裸足のフラメンコ』。その大宮浩一監督に単独インタビューをさせていただいた。
『Playback』三宅唱監督インタビュー : Happy Together
Happy TogetherInterview 『Playback』三宅唱監督インタビュー コメント
『GF*BF』ヤン・ヤーチェ監督インタビュー
『GF*BF』ヤン・ヤーチェ監督インタビュー 『GF*BF』 “GF*BF “ (2012年 台湾 1時間45分) 監督:ヤン・ヤーチェ 出演:グイ・ルンメイ、ジョセフ・チャン、リディアン・ヴォーン、チャン・シューハオ、レナ・ファン、ティン・ニン c2012 ATOM CINEMA CO., LTD. OCEAN DEEP FILMS
『アイ・ドゥ・ビドゥビドゥ』監督、主演女優単独インタビュー
『アイ・ドゥ・ビドゥビドゥ』クリス・マルティネス監督、ユージン・ドミンゴさんインタビュー 『アイ・ドゥ・ビドゥビドゥ』 “I Do Bidoo Bidoo“ (2012年 フィリピン 2時間1分) 監督:クリス・マルティネス 出演:サム・コンセプション、ユージン・ドミンゴ、ゲイリー・バレンシアノ (c)Unitel Productions and Stu
『低俗喜劇』主演女優ダダ・チャンさんインタビュー
『低俗喜劇』主演女優ダダ・チャンさんインタビュー 『低俗喜劇』“Vulgaria” (2012年 香港 1時間32 分) 監督:パン・ホーチョン 出演:チャップマン・トー、ロナルド・チェン、ダダ・チャン、フィオナ・シット、サイモン・ロイ (c)2012 Sun Entertainment Culture Ltd. All Rights Reserved
『恋の紫煙2』脚本ジョディ・ロッ・イーサムさんインタビュー
OAFF2013観客賞受賞作『恋の紫煙2』脚本ジョディ・ロッ・イーサムさんインタビュー 『恋の紫煙2』“Love in the Buff” (2012年 香港・中国 1時間51 分) 監督:パン・ホーチョン 出演:ミリアム・ヨン、ショーン・ユー、シュウ・チェン、ヤン・ミー、ヴィンセント・コク (c) 2012 Media Asia Films (BVI) L
緊急来日、ジョニー・トー監督最新作『毒戦』&OAFFを語る!
『毒戦』ジョニー・トー監督インタビュー 『毒戦』“Drug War” (2012年 香港・中国 1時間58分) 監督:ジョニー・トー 出演:ルイス・クー、スン・ホンレイ、ホァン・イー、ミシェル・イェ、ラム・シュー (c) 2012 Beijing Hairun Pictures Co., Ltd. All Rights Reserved. He&#
『壊された5つのカメラ パレスチナ・ビリンの叫び』イマード・プルナート監督、ガイ・ダビディ監督インタビュー : Happy Together
左:ガイ・ダビディ監督(イスラエル)、右:イマード・プルナート監督(パレスチナ)
『ミロクローゼ』石橋義正監督インタビュー : Happy Together
映像、音楽、どれをとってもとにかくカッコイイ『ミロクローゼ』。一番の見どころであるタモンの立ち回りシーンにかぶさる音楽がメチャクチャカッコよくて、ジンジンしていたのですが、それがmama!milkが手掛けた音楽と知り、さらに興奮(笑)インタビューで絶対聞きた
『ずっと二人で』ゾフィー・ヘルドマン監督インタビュー@第19回大阪ヨーロッパ映画祭 : Happy Together
今回の大阪ヨーロッパ映画祭2組目の来日ゲストは、ブルーノ・ガンツ主演『ずっと二人で』のゾフィー・ヘルドマン監督。まだ若いヘルドマン監督世代の結婚観は、ようやくイクメンが定着しつつある日本の何歩も前を行っていて、自らが描いたこの作品はそういった点でもか
『イエロー』脚本兼主演ヘザー・ウォールクィストさん単独インタビュー
第25回東京国際映画祭 コンペティション部門『イエロー』脚本兼主演ヘザー・ウォールクィストさん単独インタビュー ~観終わって“Happy”と感じるなら、作品を理解しているわ~ 年々応募数が増加し、今年は1500本あまりもの作品から選ばれた第25回東京国際映画祭コンペティション部門の15作品。アメリカ、ヨーロッパをはじめ、アジアから南アフ
『ファイナル・カット』ジョルジ・パールフィ監督、ジョーフィア・ルットカイさん(脚本)インタビュー@第19回大阪ヨーロッパ映画祭 : Happy Together
今年の大阪ヨーロッパ映画祭来日ゲストの一組目は、シネフィルならずとも感嘆の声を上げたくなる古今東西の450本のフィルムを使って男女の物語を紡いだ『ファイナル・カット』のジョルジ・パールフィ監督、ジョーフィア・ルットカイさん(脚本)。10年前からずっとご
『目隠し』ガリン・ヌグロフ監督、ヤヤン・C・ヌールさん(女優)単独インタビュー
第25回東京国際映画祭 アジアの風 インドネシア・エクスプレス『目隠し』ガリン・ヌグロフ監督、ヤヤン・C・ヌールさん(女優)単独インタビュー ~「宗教の名を語った暴力」ラディカリズムに陥らない教育を~ 今年の第25回東京国際映画祭アジアの風部門では、新作のパノラマ上映に加え『インドネシア・エクスプレス~3人のシネアスト』と題して現在のインドネシア映画界を牽引する3人の監督の特
『RIVER』廣木隆一監督単独インタビュー
(2011年 日本 1時間29分) 監督・脚本:廣木隆一 出演:蓮佛美沙子,根岸季衣,田口トモロヲ,中村麻美, 尾高杏奈, 柄本時生,葉葉葉,小林ユウキチ 2012年3月10日よりユーロスペース、6月16日~第七藝術劇場、4月7日~MOVIE ONやまがた にて公開 公式サイト⇒ http://river-movie.com/ 作品紹介はコチラ (C) 2011 ギャ
『季節、めぐりそれぞれの居場所』大宮浩一監督インタビュー
(2012年 日本 1時間22分) 監督:大宮浩一 2012年6月9日~第七藝術劇場、他全国順次公開 公式サイト⇒http://www.kisetsumeguri.com/ 2011年3月11日に起こった東日本大震災のドキュメンタリーとして、世界最速で公開された『無常素描』、若き介護スタッフたちの取り組みや介護福祉の現状を描いた『ただいま、それぞれの居場所』の大宮浩一監
『グレートラビット』 和田淳監督インタビュー : Happy Together
最新作『グレートラビット』がベルリン国際映画祭短編部門銀熊賞を受賞したことを記念し、和田淳全14作品一挙上映が10月13日(土)より第七藝術劇場、神戸アートビレッジセンターで開催される。短篇アニメーションを観るのはひめじ国際短編映画祭以来。あのときも、短
『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』齊藤潤一監督インタビュー : Happy Together
Happy TogetherInterview 『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』齊藤潤一監督インタビュー コメントトラックバック
『生き抜く 南三陸町 人々の一年』井本里士プロデューサー、森岡紀人監督インタビュー : Happy Together
関西の毎日放送(MBS)から生まれた初めての劇場用ドキュメンタリー『生き抜く 南三陸町 人々の一年』。なぜテレビ局が映画という表現手段を試みるのか、阪神大震災を取材し続けてきた関西のメディアだからこそできる震災報道の在り方など、日頃は毎日放送社員として勤
『毎日がアルツハイマー』関口祐加監督インタビュー : Happy Together
『毎日がアルツハイマー』関口祐加監督にインタビューさせていただくのを楽しみにしていました。実は、私の祖母もアルツハイマーを患っていて、その介護が母を追い詰めたこともあったし、私自身も介護する側だけでなく、いつかは自分がなるのではないかと一番恐れて
『先生を流産させる会』内藤瑛亮監督インタビュー : Happy Together
教育現場と生徒、親との力関係をさらけ出しながら、生徒である少女のギョッとするような残虐さを62分という短い時間でストレートに描写した潔さや、映画的表現力のセンスの良さに驚かされた『先生を流産させる会』。内藤瑛亮監督へのインタビューでは、「自主映画の世界
『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳』長谷川三郎監督単独インタビュー後編 : Happy Together
『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳』長谷川三郎監督単独インタビュー後編では、ドキュメンタリーの作り手である監督が福島さんから身を持って教わったこと、福島さんの目から見た原発事故後のフクシマ、そして本作の撮影を担当した山崎裕さんが福島さんや福島
『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳』長谷川三郎監督単独インタビュー前編 : Happy Together
『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳』長谷川三郎監督単独インタビュー、シネルフレ掲載分で書ききれなかった完全版をご紹介します。福島さんと出会うきっかけや、映画化した動機、最初撮影を申し出たときの菊次郎さんとのエピソードなど、長谷川監督の”福島菊
『相馬看花-第一部 奪われた土地の記憶-』松林要樹監督インタビュー : Happy Together
東日本大震災によって津波による原爆事故のため住む場所を追われた福島第一原子力発電所から20キロ圏内の南相馬市原町区下江井地区とその地区の住民のそのとき、それからを切り取るドキュメンタリー『相馬看花-第一部 奪われた土地の記憶-』。大飯原発再稼働直前の6月末
『遭遇』、『大阪のうさぎたち』主演ミン・ジュンホさんインタビュー : Happy Together
昨年の大阪アジアン映画祭コンペティション部門でジャパンプレミア上映された『遭遇』が、7月7日から一週間限定でシネ・ヌーヴォXにて公開される。同時公開されている『大阪のうさぎたち』と二作品で主役を務めたミン・ジュンホさんが、舞台挨拶のため来阪。両作品の
『大阪のうさぎたち』杉野希妃さん、イム・テヒョン監督インタビュー : Happy Together
『KOTOKO』塚本晋也監督インタビュー : Happy Together
Cocco×塚本晋也監督が作り出した魂の映画『KOTOKO』について、お話を伺いました。
『神さまがくれた娘』A.L.ヴィジャイ監督、ヴィクラム氏質疑応答&インタビュー : Happy Together
『二番目の女』キャロル・ライ監督インタビュー : Happy Together
『へんげ』大畑創監督インタビュー : Happy Together
ホラーからはじまり、夫婦愛、そしてとんでもないラストに飛躍していく超娯楽作『へんげ』。関東につづき、関西でもシネドライブ2012で一足早く上映されたばかりです。関西の公開に先駆け、シネドライブイベントで来阪した大畑監督を独占インタビューしてきました。監督
『焦げ女、嗤う』瀬川浩志監督インタビュー : Happy Together
3月23日(金)まで十三のシアターセブンで1週間限定レイトショー公開中の『焦げ女、嗤う』瀬川浩志監督に、独占インタビュー !
『311』森達也監督インタビュー : Happy Together
Happy TogetherInterview 『311』森達也監督インタビュー コメントトラックバック
『恋人のディスクール』デレク・ツァン監督&ジミー・ワン監督インタビュー : Happy Together
昨年の大阪アジアン映画祭でコンペティション部門グランプリを受賞した『恋人のディスクール』グランプリ受賞を記念して、今年の大阪アジアン映画祭内で開催される香港映画祭に上映される本作のデレク・ツァン監督&ジミー・ワン監督に昨年来阪時インタビューさせて
『無言歌』ワン・ビン監督インタビュー : Happy Together
昨年初めて『無言歌』が日本での劇場公開作品となったワン・ビン監督、作品同様心に響くインタビューとなりました、。
『ポエトリー アグネスの詩』イ・チャンドン監督インタビュー : Happy Together
『ポエトリー アグネスの詩』が現在劇場公開中の名匠イ・チャンドン監督に昨年インタビューさせていただいた内容をご紹介します。
『サウダーヂ』富田克也監督、野口雄介さん(天野幸彦役)インタビュー : Happy Together
いよいよ関西では2月11日から公開となる『サウダーヂ』。関東から緊急来阪の富田克也監督と、主人公天野の弟、天野幸彦役の野口雄介さんに単独インタビューさせていただきました。
『アマドールからの贈りもの』フェルナンド・レオン・デ・アラノア監督ディスカッション&インタビュー : Happy Together
第18回大阪ヨーロッパ映画祭ヨーロッパ最新映画初上映で唯一の監督ゲストとなった『アマドールからの贈りもの(原題:Amador)』のフェルナンド・レオン・デ・アラノア監督。第10回大阪ヨーロッパ映画祭で第三作目となる『月曜日にひなたぼっこ(原題:Los lunes al so
『カリーナの林檎~チェルノブイリの森~』今関あきよし監督インタビュー&もう一つの予告編 : Happy Together
『カリーナの林檎~チェルノブイリの森~』今関あきよし監督にインタビューをさせていただいたとき、撮影で持参しているガイガーカウンターを見せてもらった。生々しくブルブルブルと音を立てて動く針を監督は何度見たのだろうか。チェルノブイリを忘れないという思いで
映画 『幸せの太鼓を響かせて~INCLUSION~』~シネルフレ(CINE REFLET)取材記事~
役立つ映画情報満載!感動できる映画サイトです!『シネルフレ』メンバーによる独自の映画紹介です!
cineref.com
『歓待』深田晃司監督、杉野希妃さんインタビュー : Happy Together
今日から東京で公開がはじまる深田晃司監督の『歓待』。第6回大阪アジアン映画祭特集企画「Directors in Focus:深田晃司という才能」で上映されて以降も、海外の数々の映画祭で大反響を呼んでいる話題作だ。特集企画上映が行われたシネ・ヌーヴォで来場された深田晃
『大韓民国1%』主演イ・アイさん記者会見 : Happy Together
『大韓民国1%』主演のイ・ユミ役、イ・アイさんの記者会見が大阪で行われました。映画では泥まみれの男まさりな雰囲気でしたが、とてもフォトジェニックな女優さんで、見事なポージング!流暢な日本語でインタビューを盛り上げて下さいました。
『ソウル・キッチン』ファティ・アキン監督インタビュー : Happy Together
第17回大阪ヨーロッパ映画祭に来場したファティ・アキン監督。広報スタッフとして、そしてプレスとして今回はファティ・アキン監督インタビューに参加することができました。夢のよう・・・と今から思えば感動じわり。でもあの時は本当に必死だったんです(笑)
『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』佐々木芽生監督インタビュー : Happy Together
日本人女性の監督さんが海外でドキュメンタリーを撮るというだけでも、かなりタフな仕事。そんな偉業をやってのけた佐々木監督の素顔はとてもナチュラルで、そして映画にこだわるというよりは、撮りたいものの表現方法が映画だったというアプローチ。ハーブ&ドロシー
『ヘヴンズ・ストーリー』瀬々敬久監督インタビュー : Happy Together
先週から大阪でも上映が始まっている『ヘヴンズ・ストーリー』。この超大作を作った監督にインタビューする機会をいただいたことは、本当にうれしく緊張する出来事の一つでした。
『ビルマVJ 消された革命』原案/脚本/助監督ヤン・クログスガード氏インタビュー : Happy Together
『ビルマVJ 消された革命』原案者のヤン・クログスガード氏は、15年間アジアに滞在し、ベトナムやビルマなど戦争の傷跡が残る場所で現地の人々にインタビューを重ねてきたそうです。ビルマの情報統制のひどさや、軍事政権の実態など、我々が知ることのなかった非常に貴
桃まつり~うそ~ 『カノジョは大丈夫』安川有果監督インタビュー : Happy Together
現在大阪で開催中の桃まつり~うそ~。関西出身監督として、連日会場でお客様を迎えている宣伝隊長なのが『カノジョは大丈夫』の安川有果監督。20代前半というとても若い監督さんですが、自分のビジョンをしっかり持っていて何度もお会いしているうちにすっかりファン
桃まつり~うそ~ 『FALLING』女優 西山真来さんインタビュー : Happy Together
あ~明日で終わりになってしまった桃まつり。木村文洋監督の『へばの』主演女優であり、今回は女3人のバンパイアムービー『FALLING』に主演した女優 西山真来さんインタビュー記事です。ナチュラルで感性的な言葉の中に、西山さんの魅力が垣間見えます。舞台か
衝撃のフィリピン映画『見捨てられた青春』独占インタビュー@大阪アジアン映画祭2010(3日目) : Happy Together
今回の大阪アジアン映画祭で個人的に一番楽しみにしていた作品がフィリピン映画の『見捨てられた青春』。キャッチフレーズのイケメン4人も、斬新な映像とキャッチーなメロディーもまさにその通り。そしてそれ以上に凄かったのが登場人物たちがたどる運命。相当タフな生
『トルソ』山崎裕監督に聞く@大阪アジアン映画祭2010(2日目) : Happy Together
映画祭二日目は平日のゆったりとした幕開け。ゲストの質疑応答も始まりました。この日は最終回に上映の『トルソ』山崎裕監督が来場、本当は上映中の取材予定でしたが、監督が上映を見たいとのことで急きょ前倒しの取材となり、70歳目前の新人監督(撮影監督では超ベテラ