朝野ペコさん参加のグループ展「怒り」@谷町六丁目POL、8/3まで

 今年4月に堀江のギャラリー「Pulp」、北浜の本屋「FOLK old book store」、音楽イベント企画の「HOPKEN」による共同運営ギャラリー、イベントスペース、ショップとしてオープンしたPOLで、8月3日(月)まで企画展「怒り」が開催中だ。


 まさにコロナ禍で厳しい状況に置かれているアーティストたちが、現在無尽蔵に放たれている世の中の「怒り」を表現。この時代の閉塞感、無力感、コロナだけではなく今世界で起きていることを組み込んだような表現もあり、非常に貴重な機会となっている。

 

 本サイトのTOP画を担当していただいた朝野ペコさんの作品は、髪や肌の色も性別も様々なマスク姿の人々の中に、唯一声をあげている人が見える。アメリカで黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警官の拘束により死亡した事件を機に世界的な動きとなった「Black Lives Matter」など、コロナ禍でも声をあげる人もいる。そんな文脈も感じられるような、現在をポップな中にも骨太に切り取った一作。


 エマーソン北村のよる「怒り」はレコード盤から聴く音と、言葉を体感できる作品。この展示のためにプレスしたというレコードをその場で聴かせてもらえるのも、貴重な体験だ。現代の「怒り」をイメージした音はどのようなものなのか。言葉と共に味わってほしい。


 築100年ほどという古民家をリノベーションした、天井の高い2階部分にあるPOLは、物販コーナーの本やCD、レコードも充実している。残り2日だけ、お時間のある人はぜひ足を運んでほしい。


POL presents group exhibition

「怒り」

2020年7月25日(土)〜8月3日(月) ※水、木定休

平日 15:00-21:00

土日祝 12:00-19:00