「世界を変えたレコード展」 レコードがある時代にいて良かった

7月23日までグランフロント大阪ナレッジキャピタルイベントラボで開催中の「世界を変えたレコード展」。レコードコレクションからポピュラーミュージックの歴史を辿るという試みで、多数のレコードジャケットが展示されると知り、遅まきながら駆けつけてきた。


入口では、吸い込まれるぐらい大きいLP盤が迎えてくれる。この時点でもうワクワク。

様々なアーティストによる、自らが敬愛するアーティストへのメッセージが映し出されるプロローグ空間を抜けると、ジャズレコードを中心にしたブースへ。エラ・フィッツジェラルド、ナット・キング・コールをはじめ、大御所たちの若き日のジャケットに出会える。



ジャズの関連本も充実。


ジョニー・デップつながりで、パイレーツシリーズにも登場したキース・リチャーズ。ジョニーがジャック・スパロウを作り上げるときにイメージしたというキースの指にはドクロの指輪が。若かりし日もワイルド!


プロテストソングというブースには、ノーベル賞を受賞したボブ・ディランのメッセージが。


そして、もちろんこの人、ジョン・レノンも。音楽の力を信じるアーティストの気概を感じずにはいられない。


レコード盤は、こんなに鮮やかだった。シンディー・ローパーや俊ちゃんも久しぶりでぐっとくる。

こちらは、ユニークなジャケットが大集合。細野さんのや、缶入りのものまで。レコードジャケットにも遊び心がたっぷり。



超力作の年表。映画誕生の頃から現在まで、洋邦の音楽、映画にまつわる出来事が記載されている。時代のうねりが特に大きいところを切り取ってみると、70年、80年前後、そして80年代半ばあたり。70年の頃はまだ生まれたばかりだったので、先輩方から話を聞いて「そうだったのか」と追体験しているが、80年、80年代半ばはリアルに青春時代。懐かしさと同時に、いい時代を生きてこられたんだなと実感する。

80年代ゾーン。ワムにマイケル、MTV、洋楽がぐっと身近になった世代ではないかしら。懐かしい。


懐かしいついでに、大活躍したダブルラジカセとシングルラジカセ。アイワのダブルラジカセでアンテナ伸ばして必死でFM聞いていたっけ。よくダビングもしたな。

レコードジャケットゾーンにて。邦楽のジャケットは少ないのだけど、初めて買ったユーミンのLP

「昨晩お会いしましょう」を発見!(右上) 当時は朱色の縦帯にアルバム名が書いてあって、時制がミックスした浮遊感のあるタイトルと砂漠にポンと降り立ったような大人の女の後ろ姿がカッコいいと感動したものだった。

写真を使ってデザインしているものも多いけれど、ハンドライティングもあったり、この大きさだから存在感があって、アートとして楽しめる。やはりCDでは小さい。ジャケ買いという言葉は、LPにこそ相応しいのだ。

金沢工業大学PMC(ポピュラーミュージックコレクション)より、一般の方から寄贈されたものも展示されている。大好きなエルトン・ジョンも若い!寄贈者の方からのお手紙も一緒に展示されており、コレクションに対する思いも伝わってくる。音楽ファンの聖地となっているというPMCの存在を知れたのも、今回の収穫だった。ああ、またレコード聞きたいな。

Cinemagical シネマジカル

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