満席続出の第九市民合唱団ドキュメンタリー『ルートヴィヒに恋して』、5/17姫路、6/8大阪で公開決定!

ベートーベンが平和への祈りを込め、晩年に生み出した最高傑作の「第九」を、なぜ日本ではこんなに熱心に年末歌われているのだろうか。しかもプロではなく市民が!?そんな疑問から、第九市民合唱団に密着した神戸在住のキム・ソヨン監督の最新ドキュメンタリー『ルートヴィヒに恋して』。2月に元町映画館で行われた1週間先行上映の際には、連日満席、立ち見の大人気を博した本作が、1月に世界初上映をした姫路にあるアースシネマズ姫路(JR姫路駅前)で5月17日(金)より公開される。

※キム・ソヨン監督舞台挨拶情報 

 5/18(土) 18:00~の上映回(本編上映後に舞台挨拶) 

 5/19(日) 13:45~の上映回(本編上映後に舞台挨拶)


映画では姫路第九合唱団の団員のみなさんも多数登場。日頃の練習風景だけでなく、なぜ第九に取り組もうとしたか、団員の第九にかける思いにも迫る他、観光地ではない姫路の様々な四季の情景も映し出している。姫路を舞台にした音楽ドキュメンタリーの聖地上映を記念して、ベートーベンの頭の上に姫路城をあしらい、「そんなしょうもない やかましい歌なんか 歌わんでもええがな・・・」という播州弁バリバリのコピーを効かせた姫路特別仕様のフライヤーも登場!さらに新予告編も公開された。




1月に姫路第九合唱団(姫路労音)のメンバーも招いて行われた姫路完成披露試写会でキム・ソヨン監督は、

「2014年の企画から撮影、クラウドファンディング、試写会まで姫路労音(姫路第九合唱団)のご協力がなければ、この日はなかった。神戸フロイデ合唱団の方もたくさん登場していただき、美しいハーモニーを響かせてくださった。『一人は全体のために!全体は一人のために!』というような気持ちで合唱団を長年、支えていらっしゃる姫路労音の皆様の熱情に本当に感動しました!撮影への細かいご協力とあたたかい思いやり、長い時間がかかりましたフラッシュ・モブの練習まで、本当に感謝の気持ちで一杯です。労音の皆様の支えのおかげで、この映画は完成ができ、この世の中に生まれたと思います。皆様、本当にありがとうございました!」

と挨拶し、通常の撮影だけでなく、姫路駅前でのフラッシュ・モブ撮影の協力にも感謝を述べていた。市民が奏でる音楽の豊かさ、平和を願って第九を歌い続ける団員の気持ちが伝わってくる笑いあり、涙ありの感動ドキュメンタリー。5月の姫路公開の後は、6月8日(土)より大阪・九条のシネ・ヌーヴォでの公開も決定しているので、大阪方面の方はそちらも楽しみにしてほしい。