ついに神戸上陸!特集上映「ケリー・ライカートの映画たち 漂流のアメリカ」元町映画館で11/27より開催!!


大阪シネ・ヌーヴォでは、10/29まで開催中!東京や大阪などで開催され、累計1 万人を超える来場者数を記録し、ミニシアター系作品としては異例の大ヒットとなっている特集上映「ケリー・ライカートの映画たち 漂流のアメリカ」が、11月、ついに元町映画館にも上陸する!!



11月27日(土)から2週間にわたって、『リバー・オブ・グラス』、『オールド・ジョイ』、『ウェンディ&ルーシー』、『ミークス・カットオフ』の4作品が上映される。



ケリー・ライカートは現代アメリカの最重要作家”とも称され、『ノマドランド』のクロエ・ジャオ監督の先駆者としても脚光を浴びている女性監督だ。来年にはA24 配給、ベルリン国際映画祭金熊賞にもノミネートされた『First Cow』が日本上陸予定であり、ミシェル・ウィリアムズと3度目のタッグを組んだ最新作『Showing Up』も製作中。



『リバー・オブ・グラス』(アメリカ/1994年/76分)は、30歳の主婦コージーによる新しい人生への逃避行を描いた一作。ロード・ムービーやラブ・ストーリー、犯罪映画が混在する珠玉のデビュー作。



『オールド・ジョイ』(アメリカ/2006年/73分)は、まもなく父となる男・マークと旧友カートの関係性を軸にしたロードムービー。温泉のある山へと向かう一行と豊かな自然の風景、思わぬ着地点に心が揺らめく一作。



『ウェンディ&ルーシー』(アメリカ/2008年/80分)は、のちの監督作で重要な存在となるミシェル・ウィリアムズが初主演を務めた一作。愛犬ルーシーとの旅の最中、不幸に見舞われる彼女の運命に注目だ。



『ミークス・カットオフ』(アメリカ/2010年/103分)は、異色の西部劇。1845年のオレゴンを舞台に、広大な砂漠から西部へ向かう白人の三家族と案内人のドラマを経て、浮かび上がる現代の寓話である。



今回の特集上映では、パンフレットとポスターのデザインを松本弦人が担当しており、各界の著名人計14 名(蓮實重彦、長島有里枝、古谷田奈月、冨塚亮平、王谷晶、柴田元幸、川本徹、樋口泰人など)が寄稿した64 ページ&総文字数 6 万 8 千字に及ぶ豪華パンフレットも販売予定。

また、特集上映の宣伝は、8月に旗揚げした京阪神のミニシアター映画宣伝チーム・ドンブラコが担当。地域性を活かし、新たな宣伝活動を模索していく、彼らの動向にもぜひ注目してほしい。

チケットは当日一般1,700円、シニア(60歳以上)1,200円、学生・障害者1,000円他