性犯罪に晒される女性たちの連帯と解放を描く短編映画『Bird Woman』、劇場公開に向けクラウドファンディングを開始!


 コロナ渦で女性の置かれた状況はより厳しいものとなる一方、セクハラやパワハラが黙認されていた悪しき業界の慣習を変えるため、被害を受けた女性たちが声を上げはじめ、その動きは監督有志をはじめ、原作者や、映画会社らが性加害、ハラスメントを撲滅すべくステイトメントを発表しつつある。

 女性の性被害の最たるものである痴漢を題材に、女性たちの連帯と解放を描く大原とき緒監督の最新短編映画『Bird Woman』がこのほど完成し、国内上映と海外映画祭に届けるためのクラウドファンディングを開始した。


 大原監督自身が主演を務める本作は、通勤電車という日常の中で、ひとりの女性が「鳥のマスク」をつけることによって痴漢を撃退し、その映像がSNSを通じて、東京から世界中に広がっていくファンタジー作品だ。それだけでなく、コロナ禍で深刻化した「行き過ぎた正義」についても触れ、過剰に他人を攻撃する現在の風潮にも疑問を投げかけている。

  

 オランダ人のアーティスト、ヘルチャン・ツィホッフ のオリジナルストーリーは、国際映画祭関係者からも「痛快で面白く観た人を元気にする力にあふれている」とコメントを寄せられている。独創性のある鳥マスクをつけた女性が巻き起こす、国を超えたムーヴメントに、ぜひ期待してほしい。

大原とき緒監督からのメッセージ

完成した映画を観て、 私達はこの映画をパンデミックや戦争で閉塞感や絶望感の漂う今だからこそ、多くの人に届けたいと改めて考えました。私達はこの映画をより多くの人に届ける為、配給宣伝費等を皆さんにご支援していただきたく、プロジェクトを立ち上げました。皆さんと一緒にこのユニークな映画を広げ、羽ばたかせていただきたく、ご支援をよろしくお願いいたします。


クラウドファンディング「女性たちが連帯し痴漢を撃退する短編映画『Bird Woman』公開を応援ください」はコチラ