ブルース・リーの『ドラゴンへの道』も登場!「伝説をいただきます」〜元映流・アジア映画傑作選 、8/18より開催

8月21日に8周年を迎える元町映画館。毎年、記念日に合わせて、元町映画館ならではの周年企画を実施してきたが、今年は生誕150年の元町・南京町とのコラボ企画が実現する。

今回の周年企画のテーマはズバリ「伝説をいただきます」。香港、台湾の伝説的エンターテインメント作品をピックアップしている。昨年来、映画とのコラボメニューをご提供いただいてる南京町の各店舗の皆さんと一緒に盛り上げていくこの企画では、上映作品にも南京町の皆さんの熱烈なオファーを受けて、通常ミニシアターでの上映は条件面で難しいとされてきたブルース・リーの『ドラゴンへの道』(インターナショナル版、広東語)の上映が実現。また、1987年TBS「月曜ロードショー」でテレビ放映後日本中にキョンシーブームを巻き起こした、大ヒット映画『幽幻道士(キョンシーズ) 』(日本語吹き替え版)も久々の神戸上映が実現。親子で楽しめるこれらの作品に加え、第67回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた台湾の巨匠アン・リー監督による父親三部作の3作品目『恋人たちの食卓』もラインナップ。3作品とも実は食に関わるシーンが印象的という共通点があるのだ。

上映期間中、南京町のタイアップ店舗では、タイアップメニューの提供を始め、ポストカードの配布やデザート一品プレゼントなど、様々なタイアップ特典を楽しめる。8月18日(土)~8月24日(金)の上映期間中販売されるオリジナルメニューをご紹介しよう。


老舗広東料理の「民生」によるオリジナルメニューは、『ドラゴンへの道』より「ヒンチョイと鱧のスープ」。

そして中華料理の「劉家荘」によるオリジナルメニューは、『幽幻道士(キョンシーズ) 』より「広東風ちまき」。

夏真っ盛りの8月は元町映画館で暑さを吹っ飛ばすアジア映画を、そして南京町で観光と特別メニューをぜひ、楽しんでほしい。


<作品紹介>

・『ドラゴンへの道』

(監督:ブルース・リー/1972年/香港/99分/The Way of The Dragon)

役名/出演者

トン・ロン:ブルース・リー

チャン:ノラ・ミャオ

ジミー:ユニコーン・チャン

ゴードン:チャック・ノリス

解説・あらすじ

スーパースター“ブルース・リー”主演作。

必殺のダブル・ヌンチャクにコロシアムでの死闘

“ジークンドー”の基本的精神を映像化した会心の傑作!

イタリア・ローマの国際空港に降り立った香港人青年トン・ロン。彼はマフィアに立ち退きを迫られている中華料理店の娘、チャンの助っ人にやってきたのだ。物静かなトン・ロンは、はじめこそチャンや店の若者たちにバカにされるが、脅迫にきたゴロツキを手練のカンフーで撃退したことで、評価が一変。トン・ロンと若者たちは団結してマフィアたちに立ち向かうことに。だが、マフィア側はアメリカ人武道家、コルトを送り込んできて…。


・『幽幻道士(キョンシーズ) 』※日本語吹き替え版

(監督:チャオ・ツォンシン/1985年/台湾/94分/殭屍小子)

役名/出演者

テンテン:シャドウ・リュウ(劉致妤/リュウ・ツーイー)

スイカ頭:劉至翰(リュウ・ツーハン) 

チビクロ:陳子強(チェン・ツーチャン)

チビトラ:張台生(チャン・タイスン) 

デッパ:黄國書(ホァン・グオシュー) 

ベビーキョンシー:洪竟原(ホン・イーユェン) 

金おじいさん:金塗(キントー)

解説・あらすじ

大道芸人として放浪を続ける親方は4人の男の子の孤児を連れていた。ある晩、彼らが野宿をしていると近づいているキョンシー隊とその道士。その時に影を踏まれてからというもの親方には不運ばかりが続き、挙句の果てに児童虐待の罪で監獄に入れられてしまう。寄る術を無くした孤児たちの前に現れたのは美少女道士のテンテン。孤児たちは親方の恨みを晴らすため再び現れたキョンシーたちにいたずらを決行する。しかし、それにより、封印を解かれたキョンシーたちは襲いかかり、その戦いの中で親方は命を落としてしまう。親方の死を悲しむ孤児たちを慰めるためにテンテンはこの世とあの世をつなぐ禁術を試みるが、キョンシーが彼らの前に立ち塞がり…。


・『恋人たちの食卓』

(監督:アン・リー/1994年/台湾/124分/飲食男女)

役名/出演者

チュ氏:ラン・シャン

チアジュン:ヤン・クイメイ

チアチエン:ウーチェンリン

チアニン:ワン・ユーウェン

チンロン:シルヴィア・チャン

解説・あらすじ

台北の一流ホテルの名シェフ、チェ氏は男手一つで3人の娘を育ててきた。3人の娘は長女から高校教師、航空会社のキャリアウーマン、大学生と三者三様。そんな彼らが集まるのは毎週日曜日に豪華な食事を囲んでの晩餐会。いつものように食事を囲んでいると大学生の三女が「彼と暮らす、子どもができた」と言い、家を出て行きます。長女、次女も悩める恋に四苦八苦中。三女のできごとをきっかけにそれぞれの恋は大きく動き出します。そして父チェ氏もある秘密を抱えており…


「伝説をいただきます」〜元映流・アジア映画傑作選

日時:2018年8月18日(土)~8月24日(金)

会場:元町映画館(兵庫県神戸市中央区元町通4丁目1-12)

休館日:なし

入場料金:

・『ドラゴンへの道』

1500円均一(サービスデーやシニア料金など通常のサービス料金適応なし。招待券やスタンプ5つたまったものもご使用不可)

・『幽幻道士(キョンシーズ) デジタルリマスター版』、『恋人たちの食卓』

一般1500円

学生(学生全般) 1000円 高校生以上の方は学生証をご提示ください。

シニア(60歳以上) 1000円 年齢が証明できるものをご提示ください。

神戸映画サークル会員 1300円 会員証をご提示ください。

レディースデイ 1100円 毎週火曜日(女性のお客様のみ)

メンズデイ 1100円 毎週水曜日(男性のお客様のみ)

夫婦50割引 ご夫婦で2200円 (ご夫婦どちらかが50歳以上)

主催:元町映画館

共催:(有)民生、(株)劉家荘

後援:南京町生誕150年記念事業実行委員会、神戸市観光局