シネ・ヌーヴォ(大阪)、6/1に営業再開!フレディ・M・ムーラー特集「マウンテン・トリロジー」他、特集上映が続々決定
新型コロナウィルス感染拡大防止のため4月9日より臨時休館していた、大阪・九条のシネ・ヌーヴォが、緊急事態宣言解除を受け、6月1日(月)「映画サービスデー」より営業を再開する(写真は休館期間中のシネ・ヌーヴォを見守り続けた若尾文子さんスタンディング像)。
営業を再開するにあたり、座席を1席ずつ空けた隔席とする他、座席指定制にし、3日前からインターネット・窓口での予約を受け付ける(5月31日より受付)。その他、劇場入り口でアルコール消毒液での手指消毒(チケット発券機利用の場合は、利用前にも)、手洗い、咳エチケット、場内での食事を控える、床に荷物を置くのを極力控える等を呼びかけている。マスク不着用や発熱、咳などの症状がある場合、検温(体調不良と思われる人)により37.5 度以上の場合は入場を断る。
また劇場スタッフも体調管理・衛生管理を強化すると共に、原則、マスク、手袋の着用(フェイスシールドを使用する場合もあり)を行う他、受付に飛沫防止シートを設置、各回入替時に席、共用部分のアルコール消毒を毎回実施、ロビーの椅子撤去、チケットの目視確認など、感染防止対策を徹底する。
6月1日(月)からの上映作品は、休館前に上映中だった、映画史に燦然と輝く“山”映画の最高峰、『山の焚火』をはじめとするスイスの巨匠フレディ・M・ムーラー特集「マウンテン・トリロジー」をはじめ、青山真治監督が鈴木京香、山崎努らの共演で描く2006年のミステリアスな作品『こおろぎ』、だまし絵で知られるオランダ人版画家・画家のマウリッツ・コルネリス・エッシャーに迫るドキュメンタリー映画『エッシャー視覚の魔術師』、そして、熱狂的ファン続出のアニメーション映画『音楽』がラインナップ。
6月6日(土)からは、「デニス・ホッパー大会」と題し、『イージー★ライダー』に続く第二作『ラストムービー』、同作を編集中のデニス・ホッパーに密着したドキュメンタリー『アメリカン・ドリーマー』、監督、俳優として映画史に名を刻んだデニス・ホッパーの半生を描くドキュメンタリー映画『デニス・ホッパー/狂気の旅路』の3本を一挙上映する。
そして、6月13日(土)からは、昭和の巨匠たちに愛され、今でも映画ファンを魅了しつづける若尾文子主演作を一挙上映する【若尾文子映画祭】を開催。また三回忌を迎える西城秀樹さんを偲び、西城秀樹、早乙女愛主演の大ヒット作『愛と誠』を追悼上映する。
他にも、6月20日(土)からは『馬三家からの手紙』、『虚空門GATE』、7月4日(土)から
『パラダイス・ロスト』と、続々と待機していた新作が公開予定だ。
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