ウー・カンレン(吳慷仁)主演、台湾の社会問題を鋭くえぐるミステリー『High Flash 引火点』予告編到着!


 2018年に台湾で公開されスマッシュヒットを放った、台湾のトップ俳優ウー・カンレン(吳慷仁)主演作『引爆點』が、『High Flash 引火点』の邦題で、4月26日より新宿K'scinema「台湾巨匠傑作選2021」にて公開される。


 環境汚染と腐敗政治に翻弄される庶民と、その闇に果敢に挑む法医学者と検事を描いた社会派ミステリーである本作。俳優、監督のシルヴィア・チャン(張艾嘉)がプロデュースしたジャン・ジンシェン(莊景燊)の監督デビュー作だ。


 主演の法学医に扮し、事件の謎の解明に挑むのは、台湾のナンバーワン人気俳優ウー・カンレン(吳慷仁)。青く光る腎臓。焼身自殺の死体から浮かび上がる謎は、法学医と検事の衝突へ。隠された人間関係、誰が敵で誰が味方なのか…。

この度解禁された予告編では、美しい島“台湾”の環境問題を深くえぐる映像が、ミステリーの醍醐味を予感させる。

美しい島“台湾”の環境問題を深くえぐる社会派ミステリー。新しい台湾映画の魅力をぜひ堪能してほしい。

【ストーリー】

長年環境汚染に苦しむ高雄の小さな漁村で、漁民たちが汚染の源である企業に工場の操業停止を求める大規模な抗議行動を行っていた。警察も出動、多くのマスコミが詰めかけていたところ、一艘の小舟が炎を上げながら港へ向かってきた。そこには抗議のため焼身自殺を遂げた男が乗っており、彼は一躍英雄として祭り上げられる。

法学医の周建生がこの男の遺体を解剖することになったが、彼の身体には多くの疑問点があった。

事件を担当する検察官は、前々からこの企業の汚染問題を秘密裏に調査していた。ふたりはこれが単なる焼身自殺事件ではないと確信し調べていくうち、驚くべき真相が露呈していく。


<作品情報>

『High Flash 引火点』原題:引爆點

/2018年/台湾/114分

監督:ジャン・ジンシェン(莊景燊) 

脚本:ワン・リーウェン(王莉雯)

出演:ウー・カンレン(吳慷仁)『悪との距離』、ヤオ・イーティー(姚以緹)『Mr.Long ミスター・ロン』、チェン・イーウェン(陳以文)、イン・シン(尹馨)、シュー・シーファン(徐詣帆)、ダンカン・チョウ(周群達)

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