京阪神7館で全36本を上映!ドキュメンタリー界の巨匠「フレデリック・ワイズマンのすべて in 関西」10/3より開催
今年、『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』の大ヒットが記憶に新しいドキュメンタリー界の巨匠、フレデリック・ワイズマン監督作品一挙36本が、10月3日より京阪神7館で順次上映される。
1967年の『チチカット・フォーリーズ』以来、あくまでも観察者に徹し、ノーナレーションでアメリカ社会の様々な施設やコミュニティ、組織を撮り続けてきたドキュメンタリー作家であるフレデリック・ワイズマン。 ダイナミックかつリズミカルで、シビアな現実に直面しながらも、人間の生きる力強さを感じさせるその作品は、一度観ると、本当に魅了されるものばかり。膨大な撮影素材から編集された映画には、組織が抱える問題点や、逆にそこで行われている創造的な営み、人々がディスカッションする様子もイキイキと描かれている。
今回は、東京に引き続き、日本未公開作『大学-At Berkeley』を同志社大学寒梅館ハーディホール、シネ・ヌーヴォ、元町映画館、出町座で上映する他、大ヒットした『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』をシネ・ピピア、元町映画館でも再上映。また、1984年の秋にアラバマ聾盲学校(AIDB)で撮影した「Deaf and Blindシリーズ」四部作(『視覚障害』『聴覚障害』『適応と仕事』『多重障害』を京都みなみ会館で上映する。
アート系作品として、アメリカを代表するバレエ団「アメリカン・バレエ・シアター」の1992年の活動を記録した『BALLET アメリカン・バレエ・シアターの世界』や、歴史と伝統を誇るフランスの国立劇団「コメディ・フランセーズ」の全貌を描き出す『コメディ・フランセーズ 演じられた愛』もシネ・ヌーヴォで上映予定だ。
他にも日頃なかなか知ることができない場所に密着取材した必見作が揃っているので、ぜひ公式サイトをチェックしてほしい。
【参加劇場・日程】
同志社大学寒梅館ハーディホール(10/3)
宝塚シネ・ピピア(10/5〜10/11)
シネ・ヌーヴォ(大阪・10/12〜11/8)
神戸映画資料館(11月)
神戸元町映画館(11/30〜12/6)
出町座(京都・11/30〜12/5))
京都みなみ会館(12/13〜12/26)
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