ゲスト講師は中川龍太郎監督!なら国際映画祭で、ユース映画制作ワークショップ参加者募集

 今年9月に開催予定のなら国際映画祭2020で、中学生を対象にしたユース映画制作ワークショップの参加者を募集している。今回で3回目となる同ワークショップ、8月半ばの1週間、奈良で映画の企画からシナリオ作り、撮影、編集、仕上げ、ポスター作りまで行い、なら国際映画祭でワールドプレミア上映を行う予定だ。

 昨年はプレイベントとして開催された同映画祭にてワールドプレミア上映を行うと共に、舞台裏のメイキング映像も同時上映され、参加した学生たちも登壇して、感想を述べた。また、ワークショップを通して学生たちの映画づくりを見守ってきた、同映画祭エグゼクティブ・プロデューサーの河瀬直美監督から

「疲れていても粘って粘って最後まで作品を作り上げる姿に私たちも力をもらいました。世界遺産の東大寺、春日大社を含め、奈良全てがユースの撮影に協力してくれています。これはお金では買えない価値、撮影したものが形として残るという、すごいことをしているんだなと思うし、世界中でこんなことをしている街はありません。世代をつないで(映画制作が行われて)いくことがとてもうれしい」

と本ワークショップの意義を含め、学生たちが映画づくりに奮闘する姿に賛辞が送られた。

 新型コロナ禍で、通常の学校生活や課外活動がままならず、子どもたちの学びの場が失われている今、新しい学びの場としてぜひチャレンジしてほしい。


 同時に、なら国際映画祭2020で上映される「ベルリン国際映画祭」長編映画5作品、「ショートショートフィルムフェスティバル」推薦の短編映画5作品、それぞれを審査するユース映画審査員を募集。さらに、今年初の試みとして、若手実力派映画監督の作品を配給宣伝するユースシネマインターンも募集する。今、映画業界は苦境の中にあるが、若い感性で映画と観客を結ぶ宣伝活動に新しいアイデアを出せる絶好の機会だ。

申し込み、詳細は以下より↓↓↓