2024.06.22 13:08「この作品に関わっている時間全てがハイライト」『東京カウボーイ』の井浦新と藤谷文子が、元町映画館でアメリカ撮影の舞台裏や思いを語る 効率主義のサラリーマンが、出張先のアメリカ・モンタナ州の牧場でカウボーイ文化に触れ、人生を見つめ直すヒューマン『東京カウボーイ』が、6月22日(土)から元町映画館で2週間公開中だ。キャリア初期に山田洋次監督の弟子入りを志願し、山田組の海外現場を手伝った経歴の持ち主であるマーク・マリオット監督のもと、本作でアメリカ映画主演デビューを果たし...
2024.06.03 02:33出産後悩む女性に「命を生み出したのだから悩んで当然、大丈夫やで」と伝えたい〜『渇愛の果て、』有田あん監督とモデルになった女性が語り合う 劇団「野生児童」主宰の有田あんが、友人の出⽣前診断をきっかけに、妊娠・出産について取材をし、実話を基に制作した群像劇『渇愛の果て、』が、6月1日にシアターセブンにて公開初日を迎えた。 上映後登壇した有田監督は、制作の経緯について「ハルさんとは昔から近しい関係で、2019年ごろから妊娠中や出産後の悩みを電話で聞いていました。体...
2024.04.07 06:04「お客さまに希望や救いを持って映画館を出てもらいたい」『ブルーイマジン』松林麗監督と脚本の後藤美波、元町映画館で作品に込めた想いを語る 性暴力やさまざまなハラスメント被害者の救済や共助を掲げるシェアハウスを舞台に、心に深い傷を負った女性たちの信念と連帯と葛藤を描いた青春群像劇『ブルーイマジン』が、4月6日(土)から元町映画館で2週間公開される。公開初日の上映後、本作のプロデューサーでもある松林麗監督と、急遽登壇が決定した脚本、プロデューサーの後藤美波さんが登壇し、舞台挨...
2024.03.23 12:57緊急登壇の主演アデラ・ソーに誉められすぎて、リム・カーワイ監督恐縮しきり『すべて、至るところにある』元町映画館舞台挨拶 シネマドリフター(旅する映画監督)、リム・カーワイ監督の『どこでもない、ここしかない』(18)、『いつか、どこかで』(19)に続くバルカン半島3部作の完結編、『すべて、至るところにある』が、3月23日(土)に神戸での初日を迎え、リム監督と、尚玄とW主演のアデラ・ソーさんが舞台挨拶で登壇した。 偶然知り合いと関西に遊びに来ていたところ、リ...
2024.03.09 05:57原題「渡」に次世代へ繋ぎ、救うという意味を込めて 『未来の魂』ジョウ・ジョウ監督、薬師真珠賞受賞のチー・ユンが描いた命の尊厳@第19回大阪アジアン映画祭 第19回大阪アジアン映画祭コンペティション部門作品として、3月7日ABCホール(大阪市北区)にてオーストラリア・中国合作の『未来の魂』が世界初上映され、ジョウ・ジョウ監督、共同脚本、主演のチー・ユンが舞台あいさつで登壇した。介護施設にいる脳性麻痺の叔父の見舞いに通う妊娠中期のシェン・チン(チー・ユン)が、胎児に先天性疾患のある可能性が見...
2024.03.05 04:18怪獣造形界のレジェンド、村瀬継蔵が登壇!『カミノフデ ~怪獣たちのいる島~』で幻のプロット映画化までの長い道のりを語る@第19回大阪アジアン映画祭 第19回大阪アジアン映画祭特別招待部門作品として、3月2日シネ・リーブル梅田(大阪市北区)にて『カミノフデ ~怪獣たちのいる島~』が世界初上映され、村瀬継蔵総監督、プロデューサーの佐藤大介さんが舞台あいさつで登壇した。映画化の経緯について村瀬総監督は、「1970年代、香港のショウ・ブラザーズで特撮映画『北京原人の...
2024.03.02 14:33閉経期女性の出会いと解放を描く『ジョンオク』、大人の世界を垣間見る 『スウィート・ライム』ほか、OAFF2024で短編プログラムが上映開始! 3月10日まで開催中の第19回大阪アジアン映画祭で、大阪中之島美術館にて短編プログラムの上映がスタートし、3月2日の短編プログラムDにてタイ映画『さよならの言い方』、韓国映画『ジョンオク』、香港・イギリス合作映画『スウィート・ライム』、中国映画『楽園島』が上映され、『ジョンオク』のユ・ジミン監督と『スウィート・ライム』のファティマ・アブ...
2024.02.11 11:28早瀬直久さんの劇中曲弾き歌いに三島有紀子監督が感涙。「みなさんのご協力で作れたこの映画は、私にとって最も美しい映画になった」『一月の声に歓びを刻め』舞台挨拶 北海道・洞爺湖の中島、八丈島、大阪・堂島の三つの島を舞台に、自身が長年向き合って来た事件をモチーフにして編み上げた三島有紀子監督最新作、『一月の声に歓びを刻め』が2月9日から絶賛公開中だ。公開3日目、シネ・リーブル梅田で行われた舞台挨拶では、三島有紀子監督、山嵜晋平プロデューサーに加え、スペシャルゲストとしてシンガーソングライター、プロ...
2023.04.16 14:10縄文土器人形からカウボーイ人形まで、自由な発想で今を生きる女性たちの想いや希望を描く『人形たち~Dear Dolls』『Bird Woman』大阪舞台挨拶 人形をモチーフに、生きづらさを感じている女性たちのストーリーを4人の監督が描いたオムニバス映画『人形たち~Dear Dolls』と大原とき緒監督の短編『Bird Woman』が、4月15日(土)より大阪のシアターセブンで公開され、公開初日に大原とき緒監督、海上ミサコ監督、西川文恵監督が舞台挨拶で登壇した。 このオムニバス映画を企画した大...
2023.01.22 11:54「セクシャルマイノリティの3歩先の未来を描いている作品」『世界は僕らに気づかない』飯塚花笑監督、主演堀家一希さん、ガウさん関西舞台挨拶 2022年の大阪アジアン映画祭で世界初上映され、「来るべき才能賞」に輝いた『世界は僕らに気づかない』が、第七藝術劇場(ナナゲイ)で絶賛公開中だ。群馬県を舞台に、太田市に住む高校生の純悟(堀家一希)と、フィリピンパブに務めるフィリピン人の母、レイナ(ガウ)との愛するがゆえの衝突や、同級生で同性の恋人、優助との関係との関係など、親子で大きく...
2022.11.13 12:49「わたしたちのチャレンジは現在進行形です」『こころの通訳者たち What a Wonderful World』平塚千穂子プロデューサー、山田礼於監督、出演の難波創太さん、近藤尚子さん関西舞台挨拶 東京・田端にある日本で唯一のユニバーサルシアター、シネマ・チュプキ・タバタが初製作・配給を手がけ、目の見えない人たちに、舞台手話通訳者の奮闘に迫る記録映画を届ける挑戦を映し出すドキュメンタリー映画『こころの通訳者たち What a Wonderful World』が、11月12日より第七藝術劇場で公開され、公開2日目の11月13日上映後...
2022.05.16 02:57K2にて緊急アンコール上映決定!『あした、授業参観いくから。』 安田真奈監督〈演技・脚本〉対談レポート 七つの台詞を五つの家庭で繰り返す、片岡礼子主演の安田真奈監督(『幸福(しあわせ)のスイッチ』『TUNAガール』)による23分の実験的短編映画『あした、授業参観いくから。』。4月に東京のケイズシネマで一週間限定公開され、土曜日曜ともに満席、平日も最後の三日間は、50人強を動員するという異例の盛況ぶりをみせた。 「もう一度スクリーンで観たい...