2025.09.15 12:07第21回大阪アジアン映画祭焦点監督、田中未来監督、達富航平さん(撮影)インタビュー 後編『ブルー・アンバー』『エミレット』を語る 第21回大阪アジアン映画祭焦点監督、田中未来監督、達富航平さん(撮影)インタビュー 後編では、芳泉短編賞スペシャル・メンションを受賞した『ブルー・アンバー』と『エミレット』についてお届けしたい。 インタビュー前編はこちら↓
2025.09.15 11:43第21回大阪アジアン映画祭焦点監督、田中未来監督、達富航平さん(撮影)インタビュー 前編『ジンジャー・ボーイ』を語る 第78回カンヌ国際映画祭ラ・シネフ部門で第3位入賞を果たした『ジンジャー・ボーイ』(24)、「肉体的接触がなくても恋人関係は成り立つのか」という題材をテーマにした「大人の絵本」のような作品『エミレット』(25)、栗原颯人主演の『ブルー・アンバー』(25)の3本が、第21回大阪アジアン映画祭(OAFF2025EXPO)でインディ・フォーラ...
2025.09.11 12:19 “レンタル彼氏”を題材にしたファンタジックな青春映画 『桃味の梨』蘇鈺淳監督、漆山拓実さん(主演)、石井夏実さん(脚本)インタビュー 山本奈衣瑠主演の初長編『走れない人の走り方』(23)が全国公開され、第30回PFFプロデュース作品『メイメイ』が同フィルムフェスティバルでお披露目予定の蘇鈺淳(スー・ユチュン)監督による最新短編『桃味の梨』が、第21回大阪アジアン映画祭(以下OAFF2025EXPO)で世界初上映された。 主演を務めるのは、本作が映画初主演...
2025.09.09 05:41「中年男性を味わい深く描きたい」 『息子の鑑』野原位監督、川村りらさん(共同脚本)インタビュー 『ハッピーアワー』(15)、『スパイの妻』(20)で映画監督の濱口竜介と共同脚本を務め、『三度目の、正直』(21)で劇場監督デビューを果たした野原位監督の最新短編『息子の鑑』が、第21回大阪アジアン映画祭(OAFF2025EXPO)インディ・フォーラム部門作品として、大阪中之島美術館1Fホールで世界初上映された。 神戸の運送...
2025.09.07 02:37「女性たちが観たい作品をわたしたちがきちんと作っていこうという気持ちになれました」『ミルクレディ』宮瀬佐知子監督、迫あすみプロデューサー/撮影監督インタビュー 宮瀬佐知子監督の短編『ミルクレディ』が、第21回大阪アジアン映画祭(OAFF2025EXPO)インディ・フォーラム部門作品として、大阪中之島美術館1Fホールで日本初上映され、見事芳泉短編賞スペシャルメンションに輝いた。 家族経営の乳製品会社で30年以上牛乳配達の仕事を続けてきた50代独身の明美。職場の同僚で、キャリアを手放し...
2025.08.31 00:00揺さぶられっ子症候群の取材から、逮捕報道のあり方と刑事司法の問題に向き合う 『揺さぶられる正義』上田大輔監督インタビュー 弁護士資格を持つ関西テレビの報道記者、上田大輔さんが記者1年目から取材を始めたのは、2010年代に赤ちゃんを揺さぶって虐待したと疑われ、親などが逮捕・起訴される事件が相次いだ「揺さぶられっ子症候群(Shaken Baby Syndrome)」、通称SBS。 取材をする中で明らかになった刑事司法の問題や、それぞれの“正義”がぶ...
2025.07.08 02:26レズビアンに希望のある「別れ話」をきちんと作りたかった 『サラバ、さらんへ、サラバ』洪先恵(ホン・ソネ)監督インタビュー 『朝が来る』、 『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』の蒔田彩珠と新鋭の碧木愛莉が高校生カップルを演じる映画『サラバ、さらんへ、サラバ』が、9月26日(金)より、東京の新宿バルト9、横浜ブルク13、T・ジョイ梅田、T・ジョイ博多ほか全国ロードショーされる。(短編での単独公開につき、通常鑑賞料金1000円...
2025.06.26 13:19「自分に起きたことを理解してくれる人のいることが、どれだけ大切かを教えられました」 『黒川の女たち』松原文枝監督インタビュー 太平洋戦争末期の満州で開拓団が生き延びるためにソ連軍への性接待を強いられ、帰国後も誹謗中傷を受け、長年その事実を伏せられてきた黒川開拓団の女性たち。彼女たちが手を携えて声を上げ、尊厳を取り戻すまでを記録した松原文枝監督(『ハマのドン』)の最新作『黒川の女たち』が、7月12日(土)よりなんばパークスシネマ、MOVIX八尾、MOVIXあまが...
2025.05.27 01:38「辰巳さんの料理の背景には、すごくスケールの大きい哲学的な思想がある」 『天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ”』 河邑厚徳監督、矢内真由美プロデューサーインタビュー NHK「きょうの料理」を担当してきた矢内真由美プロデューサーが、食材の向こう側の生産者や、自然にも思いを寄せられている姿勢や、伝える言葉の美しさが魅力的な料理研究家・辰巳芳子の料理哲学を描いたドキュメンタリーを作りたいと河邑厚徳監督にオファーして完成したドキュメンタリー『天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ”』。...
2025.05.22 01:03「好きなことを大人になってからではなく、なぜ今やらないのか?」 『レイニー ブルー』で長編監督デビューを果たした柳明日菜さんインタビュー @OAFF2025 第20回大阪アジアン映画祭(以下OAFF)インディ・フォーラム部門作品として世界初上映された柳明日菜の監督デビュー作『レイニー ブルー』が、7月4日(金)より熊本Denkikanで先行上映、7月18日(金)よりアップリンク吉祥寺で公開される。 笠智衆生誕の地、熊本県玉名市を舞台に、笠智衆をこよなくリスペクトする映画愛の強い17歳の高校生...
2025.05.11 23:58コロナ時代の大学生活、自分の居場所のなさから着想を得て 『よそ者の会』西崎羽美監督インタビュー 現役大学院生の西崎羽美監督が、大学4年生の時に生み出し、第18回田辺・弁慶映画祭にてキネマイスター賞を受賞した『よそ者の会』が、2025年5月23日(金)より1週間、テアトル東京、6月24日(火)テアトル梅田にて公開される。 第20回大阪アジアン映画祭(OAFF2025)ではインディ・フォーラム部門に正...
2025.04.29 23:38「基地の問題は人権の問題」であることを伝え続けたい 『太陽(ティダ)の運命』佐古忠彦監督インタビュー 「筑紫哲也NEWS23」でキャスターを務め、精力的に沖縄取材に取り組み続けてきた佐古忠彦監督が、瀬長亀次郎以降の沖縄現代史と、その鍵となる二人の知事、大田昌秀さんと翁長雄志さんの人生や沖縄県知事としての苦悩と、県民とともに民主主義を諦めない姿を描く最新作『太陽(ティダ)の運命』。5月3日(土)~第七藝術劇場、5月2日(金)〜京都シネマ、...