『いつか、どこかで』公開記念、リム・カーワイ 無国籍5部作、シネ・ヌーヴォで一挙上映!
大阪を舞台にした最新作『カム・アンド・ゴー』が第33回東京国際映画祭で世界初上映され話題となったリム・カーワイ監督。大阪を舞台にした第1作『新世界の夜明け』公開から毎年、年末にリム・カーワイ監督特集が行われているシネ・ヌーヴォで、同作が10周年を迎えたことを記念し、来年1月2日より公開される新作『いつか、どこかで』と合わせて「リム・カーワイ 無国籍5部作」の特集上映が12月25日より行われる。
今回の特集上映に際し、リム・カーワイ監督よりコメントが届いた。
「新世界の夜明け」10周年記念上映に寄せて。
大阪大学を卒業し東京で6年間、北京で6年間過ごした後、
2010年に12年ぶり大阪に戻り「新世界の夜明け」を撮影した。これをきっかけに大阪をベースにして映画を作ることにした。
「大阪三部作」の始まりだ。
北京を引き揚げて大阪に住むことにした。僕の新たな人生の始まりだ。
「新世界の夜明け」は9年連続シネ・ヌーヴォにてクリスマス頃上映していただき
今年で10年目を迎える!本当に感無量!おおきに!
12月25日の上映、ぜひ見に来てください!
リム・カーワイ
上映作品は、
・「無国籍3部作」の第1作で初長編作となる『アフター・オール・ディーズ・イヤーズ』(2009年 マレーシア=中国=日本)
・杉野希妃、キム・コッピ、ヤン・イクチュンが紡ぐリゾート地での幻想譚で「無国籍3部作」の第2作『マジック&ロス』(2010年/日本=韓国=マレーシア=香港=中国=フランス=アメリカ)
・大阪・新世界を舞台に異邦人の目を通して日本の今を笑いを交えて描いた「無国籍3部作」の第3作『新世界の夜明け』(2011年/日本・中国)
・大阪・ミナミで集結し、すれ違い、そして交差する、言葉、国籍を超えた、二つの異なるラブストーリー『Fly Me to Minami 恋するミナミ』(2013年/日本・シンガポール)
・妻に逃げられた男の物語を軸に、東ヨーロッパで現地の人びとと即興で作り上げた異色ドラマ『どこでもない、ここしかない』(2018年/スロベニア・マケドニア・マレーシア・日本)
の計5本。
そして、大阪アジアン映画祭2019で世界初上映された新作『いつか、どこかで』(2019年/セルビア=クロアチア=モンテネグロ=マカオ=日本=マレーシア)が引き続き劇場公開予定だ。
どこにも属さず彷徨う、自称シネマドリフター(漂流者)のリム・カーワイ監督の漂流の軌跡と、その時代の世界各地で生きる人々が織りなす様々な物語を、洗練された映像と共にぜひ味わってほしい。
上映期間:
12/25金 16:00 新世界の夜明け+上映後トーク(40分)リム・カーワイ監督
12/26土〜12/30水 連日2作品上映
『いつか、どこかで』
1/2土 アデラ・ソーさん(主演・ミスマカオ)リモート舞台あいさつ予定
1/2土〜1/8金 16:30
1/9土〜1/15金11:30
1/16土〜1/22金14:50
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