再上映記念!『音楽』×元町映画館コラボTシャツ販売。映画チア部もスピンオフ短編で営業再開を祝福。

 2月末の公開後大反響を巻き起こした、楽器を持ったことがない不良少年たちがバンドを組む、初期衝動溢れるアニメーション映画『音楽』。観客動員数3万人を突破する大ヒットを記録し、6月15日より開催のアヌシー国際アニメーション映画祭長編コントルシャン部門にもノミネート。さらなる飛躍に期待が集まっている。元町映画館では営業を再開した5月30日から同作のアンコール再上映を行っているが、今回、再上映を記念して、映画『音楽』の原作者、大橋裕之による描き下ろしイラストをプリントした『音楽』×元町映画館コラボTシャツが、6月2日より販売される。


 元町映画館に『音楽』の研二、太田、朝倉が来館しているイラストは親近感いっぱい。現在は映画館受付のみでの販売(Webでも販売予定)。サイズはS・M・L・XLで、価格は2500円(税込)。売り上げから必要経費を除いた全額が元町映画館に支援として寄付される仕組みだ。映画『音楽』や、「Save our local Cinemas」Tシャツを買いそびれたという人も、この機会にぜひゲットしてほしい!



 5月11日に配信スタートした元町映画館×映画チア部神戸支部のリモート短編『アワータイム』が再生回数2500回を超える人気を博しているが、元町映画館の営業再開に合わせて、劇中で登場する職業怪人カメレオールのエピソードにインスピレーションを得て作り上げたスピンオフリモート短編『アワーアンビション』が5月31日から絶賛配信中だ。


 乱入者として登場した職業怪人カメレオールが本来参加すべき秘密の会議とは一体何だったのか?その全容が明かされる『アワーアンビション』は、映画チア部制作映画第一弾『KOBE OF THE DEAD』にも参加した関西大学映画研究部の小松蒼太が脚本、演出を担当、『アワータイム』に引き続き大矢哲紀が監督を務めている。出演は独特の存在感で映画出演多数の職業怪人カメレオールの他、『大阪少女』『こけしセレナーデ』(現在撮影中)の海道力也、『歌ってみた恋してみた』の上埜すみれ、本作が半年ぶりの役者復帰作だという福家正洋。大矢監督も出演、小松蒼太は何役も!?の奮闘ぶり、これぞ学生の自主映画という破天荒ぶりと手作り感、かっこよすぎるオープニング&エンディングにも注目。ちなみにエンディング曲は『KOBE OF THE DEAD』、『はるかのとびら』(松本大樹監督)に続き、片山大輔が担当している。エンドクレジットの最後には元町映画館営業再開へのエールも。新型コロナ禍の自粛疲れを吹っ飛ばす奇人大集合エンターテインメントだ。


 さらに『アワータイム』にも新たな動きが。『アワータイム』の舞台挨拶的なオンライン座談会では、キャストのDEG・上野伸弥・津田晴香・YUSUKE(3SET-BOB)、大矢監督、脚本・企画の元町映画館スタッフ石田涼さんが参加。撮影の裏話や配信後の反応だけでなく、本編同様予期せぬ乱入者が現れたり、ラストにはサプライズ発表もあり、本編と合わせて観ると、楽しさ倍増だ。