2020.09.29 12:07『ばるぼら』プレミア上映、震災前・震災後・現在の阪神間映画特集も。第21回宝塚映画祭、10/30より開催。 宝塚歌劇で知られる宝塚市は、かつて「映画の都」だった。戦前の1938年に開設された宝塚映画が戦後、1951年に「宝塚映画製作所」として再出発。火災によるスタジオ焼失を乗り越え、1956年4月に当時最新鋭の設備を誇る東洋一とうたわれたモダンな撮影所がオープンした。日本映画の全盛期に時代劇からミュージカル、お得意の人情喜劇、そして文芸大作ま...
2020.09.25 12:57元町映画館『追い風』公開前夜祭、10/2に主演DEG&スペシャルゲストの生配信ライブ開催決定! 『1人のダンス』監督、主演の安楽涼が、同作にも出演で幼馴染でもあるラッパーのDEGを主演に、彼の半自伝的要素を取り入れ描いた『追い風』が、10月3日(土)より元町映画館で1週間限定公開される。MOOSIC LAB2019長編部門でDEGが最優秀男優賞とミュージシャン賞をW受賞した本作、30歳を間近に周りがどんどん幸せになっているように見...
2020.09.24 04:31夢破れた若者たちの“その後”を描く、中川龍太郎監督と映画作りに取り組んできた俊英の長編デビュー作。『東京バタフライ』佐近圭太郎監督インタビュー 大学時代にメジャーデビュー寸前までいきながら、決別したバンドメンバーたちのその後の人生と「夢を終わらせる」までの過程を描いた青春群像劇『東京バタフライ』が、9月25日(金)からアップリンク京都、9月26日(土)からシネ・ヌーヴォ他全国順次公開される。 本作は、日本大学芸術学部時代の卒業制作『家族の風景』(池松壮亮主演)が評価され、『四月...
2020.09.23 13:52中高生が奈良で制作した力作『線香花火が落ちるまで』『ささやかな、』、なら国際映画祭2020で世界初上映 今やなら国際映画祭の若手育成プログラムの代表格となった、中高生が主体となって構想・撮影・編集・上映までを行う映画制作ワークショップ。今年はコロナ禍という困難を乗り越え、8月16日から23日まで奈良でワークショップを開催。講師に中川龍太郎監督(『四月の永い夢』『静かな雨』)を迎え、2グループに分かれて、猛暑の中映画祭のスタッフやサポートス...
2020.09.22 13:25ゴールデンSHIKA賞は『エンド オブ ラブ』(フランス)に。なら国際映画祭2020、大盛況のうちに閉幕。 新型コロナ禍で感染予防対策を行い、オンラインとのハイブリッドで9月18日より5日間開催されたなら国際映画祭2020が22日に閉幕し、奈良市ならまちセンター市民ホールにてクロージングセレモニーが行われた。行定監督は「審査員は光栄だが責任が重大。なら国際映画祭の開催は、僕ら映画人、映画祭をやっている身としても勇気を与えられることだった。5日...
2020.09.22 11:42ユースが企画・宣伝の奈良初上映『静かな雨』満席に。中川龍太郎×河瀨直美W監督トーク開催 22日に閉幕したなら国際映画祭2020で、今年初の企画として参加者を募ったユースシネマインターンが企画・宣伝した中川龍太郎監督最新作『静かな雨』が奈良で初上映され、満席の観客が若い主人公たちの心のひだを丁寧に描いた美しい作品を堪能した。 講師に『あん』『淵に立つ』『寝ても覚めても』の製作に参加、深田晃司監督最新作『本気のしるし』が202...
2020.09.21 21:50渡辺真起子インタビュー「なら国際映画祭」と「ミニシアターパーク」を語る。 9月18日より開催中のなら国際映画祭2020で学生映画のコンペティション、ナラウェイブ部門審査員を務める俳優、渡辺真起子さんに、新型コロナ対策を行いながら開催している同映画祭について、またナラウェイブ部門作品の今年の傾向や緊急事態宣言下で俳優主体のミニシアター支援をと立ち上げた「ミニシアターパーク」についてお話を伺った。
2020.09.19 09:03ツァイ・ミンリャンのDNAを受け継ぐポンフェイ監督のNARAtive2020作品『再会の奈良』が日本初上映。永瀬正敏、秋山真太郎が語る作品の魅力とは? なら国際映画祭2018の観客賞を受賞した中国の俊英、ポンフェイ監督がメガホンを取り、奈良県御所市でロケハンやシナリオ執筆のための取材を進め、2019年晩秋に現地で撮影したNARAtive2020作品『再会の奈良』が、9月18日より開催中のなら国際映画祭2020でジャパンプレミア上映された。<ストーリー>中国と日本にルーツを持つシャオザー...
2020.09.15 14:04『メイキング・オブ・モータウン』黒人ミュージシャンへの偏見を憧れに変えた米デトロイトで生まれの最強レーベル ビートルズやローリング・ストーンズが憧れたという世界に名だたる音楽レーベル“モータウン”。1959年、自動車産業最盛期で勢いがあったデトロイトにタムラ・レーベルをスタートさせ、モータウンの歴史は幕を開けた。本作はそのモータウンの創設者ベリー・ゴーディが、初めてその歴史とミュージシャン育成の秘密を語り明かした貴重な音楽ドキュメンタリー。親...
2020.09.13 01:11激動の2018年、沖縄の若者たちはどんな気持ちで基地問題に向き合ったのか。 『私たちが生まれた島~OKINAWA2018~』都鳥伸也監督、都鳥拓也プロデューサーインタビュー 岩手出身、岩手を拠点に活動している双子の映画作家、都鳥伸也監督、都鳥拓也プロデューサーが『OKINAWA1965』に続き、現在の沖縄を若者の視点で描いたドキュメンタリー『私たちが生まれた島~OKINAWA2018~』を完成させ、9月19日(土)からシネ・ヌーヴォ、9月25日(金)から京都シネマにて公開される。 政府の強硬姿勢の前に辺野古...
2020.09.10 08:56『追い風』顔で笑って心で泣く不器用な生き方が愛おしい 自分がランニングを初めてわかったのは、向かい風で前に進まなくなって初めて、それまで自分に追い風が吹いていたことに気づくということ。人生もそうだ。やたらときつい向かい風が吹く中、必死で耐えているつもりでいても、実はただそれまでに吹いていた追い風を掴んでいなかったことが全ての原因なのかもしれない。
2020.09.05 00:25「大事なのは私たち一人一人の政治に対する関心がもっと深くなること」 『れいわ一揆』原一男監督インタビュー 2019年7月、結党したばかりの山本太郎さん率いるれいわ新選組は、東京大学東洋文化研究所教授の安冨歩さんをはじめとする個性豊かな候補者たち10名を擁立し、れいわムーヴメントを起こすほどの選挙戦を展開していたことを、皆さんはご存知だろうか。ドキュメンタリー界の鬼才、原一男監督が安冨さんらをはじめとするれいわ新選組候補者たちの選挙戦に密着。...