2021.04.30 14:29塚⽥万理奈監督が10年かけて制作する映画『刻』を応援しよう!GWにオンラインで無料上映&トークイベント開催 ⻑野県出⾝の映画監督・塚⽥万理奈が⾃⾝の実体験を基に、16mmフィルムで10年かけて撮影する長編第2作『刻』。今年に入ってから追加オーディションなど撮影準備を重ね、2021年4月10日に長野県内で無事クランクインした。 県内の一般の中高生が出演し、彼らと10年を駆け抜ける壮大なプロジェクト『刻』の撮影と並行して、1月11日より第1回目の...
2021.04.28 05:11森山さんから学んだ「目の前で起きていることに謙虚に耳を澄まし、目を凝らす」 『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』岩間玄監督インタビュー 1968年、写真集「にっぽん劇場写真帖」で鮮烈なデビューを飾り、賛否両論を巻き起こしながら、世界中からその写真に熱視線が注がれる写真家、森山大道。2018年、50年ぶりにデビュー写真集を新たな形で復刊するプロジェクトに密着しながら写真家人生を振り返り、その素顔や日々のスナップを追うドキュメンタリー映画『過去はいつも新しく、未来はつねに懐...
2021.04.25 15:26「映画を観た後は、現実社会に持ち帰って考えてもらいたい」『ある殺人、落葉のころに』三澤拓哉監督リモートインタビュー 湘南・大磯を舞台に、閉ざされたコミュニティで生きる4人の若者の不穏な日々を描いた群像劇『ある殺人、落葉のころに』が、4月24日(土)から大阪シネ・ヌーヴォ、京都みなみ会館にて絶賛公開中だ。(元町映画館では近日公開予定) 昨年の第15回大阪アジアン映画祭でJAPAN CUTS Awardに輝いた本作は、ヒリヒリとした空気が漂う若者たちの歪...
2021.04.22 13:16「家族に対するやりきれない思いを否定しない作品。私も救われました」 『グッドバイ』主演、福田麻由子インタビュー 早稲田大学在学中、映像制作実習で是枝裕和監督の指導を受け監督作『よごと』を制作した宮崎監督の長編デビュー作『グッドバイ』が、4月16日(金)から出町座、4月17日(土)からシネ・ヌーヴォにて絶賛公開中だ。主演は『蒲田前奏曲』の福田麻由子。何事もそつなくこなすが、打ち込めるものがない主人公、さくらが会社を辞めてしまうところから始まる物語は...
2021.04.20 02:13『ブックセラーズ 』本を選ぶように、心に響く古書の守り人に出会う 最近よく足を運ぶ神戸、元町界隈では個人の古本屋が増え、各店主がセレクトした古本、新刊本を揃え、映画館とはしごするのが楽しい。その一方で、昔ながらの古書店もいくつか軒を並べている。ただ、そのイメージでこの作品を見ると、最初は度肝を抜かれた。過去は駐車場だったという巨大な会場による古書マーケットにならぶ貴重本の数々。1600年代からオークシ...
2021.04.19 12:26ウー・カンレン(吳慷仁)主演、台湾の社会問題を鋭くえぐるミステリー『High Flash 引火点』予告編到着! 2018年に台湾で公開されスマッシュヒットを放った、台湾のトップ俳優ウー・カンレン(吳慷仁)主演作『引爆點』が、『High Flash 引火点』の邦題で、4月26日より新宿K'scinema「台湾巨匠傑作選2021」にて公開される。 環境汚染と腐敗政治に翻弄される庶民と、その闇に果敢に挑む法医学者と検事を描いた社会派ミステリーである本作...
2021.04.12 08:20「彼女の覚悟を映画で残しておきたかった」 『海辺の彼女たち』藤元明緒監督、渡邉一孝プロデューサーインタビュー 在日ミャンマー人家族の実話をもとに、日本とミャンマーに分かれて暮らすことになった家族を描いた初長編『僕の帰る場所』が高い評価を受けた藤元明緒監督。長編2作目の題材に選んだのは、実習先を逃げ出し不法労働者になった外国人技能実習生だ。3人のベトナム人技能実習生たちの失踪後の姿を描く『海辺の彼女たち』が5月7日(金)から京都シネマ、5月8日(...
2021.04.09 09:42紛争のさなかにあったパレスチナを再訪する老ジャーナリストが問うことは?『傍観者あるいは偶然のテロリスト』後藤和夫監督インタビュー 2018年に大塚にできた小さな映画館「シネマハウス大塚」の設立メンバーで館長を務める後藤和夫が自身の経験を元に製作した監督・主演映画『傍観者あるいは偶然のテロリスト』。3月に開催された東京ドキュメンタリー映画祭 in Osaka で見事大阪観客賞を受賞した同作が、シネマハウス大塚の設立3周年を記念し、4月17日よりトークゲス...
2021.04.07 12:45アニメオタクの愛と孤独から浮き彫りになる社会の闇。台湾の話題作『よい子の殺人犯』、4/28新宿K'scinema「台湾巨匠傑作選2021」にて公開! 2019年に台湾で公開され話題を呼んだ『最乖巧的殺人犯』が『よい子の殺人犯』の邦題で、4月28日より新宿K'scinema「台湾巨匠傑作選2021」にて公開が決定した。 主演は、デビュー作のドラマ『危險心靈』(2006年)でいきなり台湾のテレビアワード金鐘奨の主演男優賞を受賞、2015年の『紅衣小女孩』で台北電影節で主演男優賞を受賞した...
2021.04.07 06:46東日本大震災から10年、聞こえない人たちの生きる力や支援体制の変遷を映し出す『きこえなかったあの日』今村彩子監督インタビュー 東日本大震災後、宮城の被災地に入り、聞こえない人の支援体制を取材しながら、現地で出会った加藤褜男さんや菊地藤吉さん、信子さん夫妻らと交流を重ねてきた今村彩子監督。その記録をまとめた『架け橋 きこえなかった3.11』(13)を経て、東日本大震災から10年の節目を迎えるにあたり、その後の加藤さんや菊地さん夫婦をはじめとする人々の暮らしの変遷...
2021.04.02 06:59若い旅人たちの声が未来に届くことを想像しながら 『二重のまち/交代地のうたを編む』小森はるか監督、瀬尾夏美監督インタビュー 東日本大震災後、かさ上げ工事がされ、かつての街の風景が一変してしまった陸前高田市。日本各地から選ばれた4人の若い旅人たちが陸前高田市でちいさな継承の種を受け取る様子を映し出すドキュメンタリー映画『二重のまち/交代地のうたを編む』が4月2日(金)より出町座、4月3日(土)よりシネ・ヌーヴォ、初夏元町映画館他全国順次公開される。 監督は東日...